札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

『スウェーデン』タグの付いた投稿

映画 『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』



待ってました、待ってました!
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
ミレニアム2 火と戯れる女』 に続く完結編。
(※レビュー放置してごめんなさいっ)

前作で瀕死の重傷を負ったリスベットが病院に移送される
ところから始まる本作。 
※前2作があっての3作目なので、1作目はまだしも
2作目を観ていないとハッキリ言って楽しめません!

期待度が高かっただけに、物足りなさや無難にまとめた
感じはありますが、一応完結したので、とりあえず満足。

地味な病院シーンは、リスベットの担当医が魅力的で
イイ味だしてたし、後半の法廷劇は緊張感があって良かった。
あの戦闘服(パンクファッション)で現れたリスベットには
シビレた~っ。  とことんストイックでカッコイイ!

そして相変わらず絡まない リスベットとミカエル...。
でもこの2人の距離感が作品最大の魅力。
ラストに再会し、普通はハグくらいするところを
「またね」 「きっとだよ」 と言い合って別れる姿が
味わい深くてステキだったなぁ。

もう、リスベット&ミカエルに会えないのは寂しいなぁ
と思っていたら、ハリウッド・リメイクされるらしい。
同じくスウェーデン映画の 『ぼくのエリ』 同様、あまり期待
できませんが、ミカエル役がダニエル・クレイグなので
観ちゃうだろうなぁ(笑)

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
天才ハッカーのリスベットは、ジャーナリスト殺しという無実の罪を晴らすため、
命がけで真犯人を見つけ出す。瀕死の重傷を負ったリスベットは逮捕されるが、
敏腕ジャーナリストのミカエルらと協力し、法廷で政府公安警察への反撃を開始する。


原題:Millenium 3: The Girl Who Kicked the Hornet's
監督:ダニエル・アルフレッドソン
原作:スティーグ・ラーソン
出演:ノオミ・ラパス/ミカエル・ニクヴィスト/レナ・エンドレ/
    アニカ・ハリン/ アクセル・モリッセ ほか
上映時間:2時間10分   <PG-12>
「公式サイト」

■ディノスシネマズ札幌劇場 にて上映中


過去の映画レポはこちら★

映画 『ミレニアム2 火と戯れる女』



全世界で大ヒットした、スウェーデンの作家 スティーグ・
ラーソンによる 「ミレニアム」 3部作を映画化した第2弾。

前作『ドラゴン・タトゥーの女』 を観て、ミレニアムの世界観に
ハマった ワタシ。 待ちに待った第2弾は、第3弾への
前フリっぽさは否めないものの、見応えがあり満足。

本作は、前作の事件解決から1年後、ヒロイン・リスベットが
大きな陰謀に巻き込まれ、その全容が明らかになるとともに
リスベットの過去の秘密が明かされていくストーリー。

なんといっても、ミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)とリスベット
ノオミ・ラパス)のもどかしい関係がイイんだよねぇ。
本作の2人は絡みがなく別行動なのですが、離れていても
心が通じ合っているみたいな、強い絆を感じました。 

う~ん、これからどうなるの? 気になってしょうがないっ!

気になる第3弾は、もうすぐ公開。 もちろん観ますっ!

ミレニアム2 火と戯れる女
敏腕ジャーナリストのミカエルと天才ハッカーのリスベットが協力し、大富豪バンゲル家で
起きた連続殺人事件を解決してから1年。リスベットはこつ然と姿を消したままだったが、
少女売春組織を追っていたジャーナリストの殺害現場でリスベットの指紋がついた銃が
発見される。無実を確信するミカエルは、仲間とともに事件の真相を追うが...。


原題:Millenium 2: The Girl Who Played with Fire
監督:ダニエル・アルフレッドソン
原作:スティーグ・ラーソン
出演:ノオミ・ラパス/ミカエル・ニクヴィスト/アニカ・ハリン
    ペール・オスカーション  ほか
上映時間:2時間10分   <R-15>
「公式サイト」

■ディノスシネマズ札幌劇場 にて上映中


過去の映画レポはこちら★

映画 『ぼくのエリ 200歳の少女』



2008年のトライベッカ国際映画祭で最優秀作品賞を始め
世界中で60もの映画賞を受賞。

スウェーデンの人気作家 ヨン・アイビデ・リンドクビストの
ベストセラー小説「モールス」を映画化したスウェーデン発の
ヴァンパイア映画 『ぼくのエリ 200歳の少女』。

スウェーデン映画といえば、大好きなラッセ・ハルストム監督作品や
ロッタちゃんシリーズなど、子供映画はハズレなしだし、最近では
ミレニアム』 が大当たりということで、札幌上映初日に鑑賞。

レビューを放置していましたが、この作品は観て良かった。
ヴァンパイア映画なので残酷なシーンもありますが、ホラーと
いうより、12歳の少年の初恋を描いたラブストーリー。

いじめられっ子の少年オスカーと、孤高のヴァンパイア・エリ。 
孤独な二人の運命的な結びつきを詩的に描いた本作は、
美しくも残酷で切ないヴァンパイア映画の秀作。 
(同じようなヴァンパイアものでもコチラとは大違い...。)

冒頭から闇夜に舞う雪が美しく幻想的で、映画全体を包み込む
ような、北欧スウェーデンの寒々しい空気感がたまらない。 
雪と血、オスカーの金髪とエリの黒髪など、コントラストも美しい。

お互いを受け入れたオスカーとエリの絆と、今後の運命を
予感させるクライマックスからラストのシークエンスが印象的。

これからオスカーが辿るであろう運命を思うと、ラストの幸せそうな
笑顔が切なすぎる。

残念だったことは、「200歳の少女」というネタバレ邦題と、ある
秘密が隠されている下半身のモザイク処理...。

そうそう、ハリウッド・リメイク版 『Let Me In』 の予告映像を観たの
ですが、ただのホラーのよう...やっちゃいましたねぇ。
やはりアノ北欧の空気感を描くことはできないだろうなぁ。


ぼくのエリ 200歳の少女
内気で友達のいない12歳のオスカーは、隣の家に引っ越してきた少女エリに
恋をする。しかしエリの正体は、人間の血を吸いながら町から町へと移り住み、
200年間も生きながらえてきたバンパイアだった。


原題:Let the Light One in
監督・編集:トーマス・アルフレッドソン
原作・脚本:ヨン・アイビデ・リンドクビスト(「モールス」)
出演:カーレ・ヘーデブラント/リーナ・レアンデション/ペール・ラグナル
    ヘンリック・ダール/カーリン・ベリィクイスト/ペーテル・カールベリ
    イーカ・ノード/ミカエル・ラーム/カール=ロベルト・リンドグレン
    アンダージュ・テー・ペードゥ/パレ・オロフソン  ほか
上映時間:1時間55分   <PG-12>
「公式サイト」

■シアターキノ にて上映中


過去の映画レポはこちら★


映画 『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』



久しぶりに緊張感あふれる重厚な作品を観ました。

スウェーデン発の傑作ミステリー「ミレニアム」3部作の
映画化第1弾。 40年前に孤島で起こった少女失踪
に隠された巨大な謎を追うミステリー。

多少ヘビーな部分もありますが、2時間半という長尺を
感じさせないストーリー展開と魅力的なヒロインに釘付け。

ヒロインといってもパンクロックのようなド派手な外見。
その内面はナイーブで正義感あふれる天才ハッカー・
リスベット(ノオミ・ラパス)。

徐々に解き明かされていくリスベットの暗い過去や、
ジャーナリスト・ミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)との
異色かつ絶妙なコンビネーションも気になるところ。

完全に 『ミレニアム』 にハマりました。
エンドクレジット後の続編映像をお見逃しなく。
早く続編が観たいよ~っ!

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女】   「公式サイト」
スウェーデン、ストックホルム。大企業ヴァンゲル・グループ一族が住む孤島で、40年前に
ひとりの少女が忽然と姿を消した。グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルが事件の
調査を依頼したのは、裁判で有罪となり失業中の記者ミカエル。調査の過程で彼は、
鼻ピアスと背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員リスベットと出会い、互いに協力
することで、さまざまな秘密が明らかになっていく。


原題:Män som hatar kvinnor
監督:ニルス・アーゼン・オプレウ
原作:スティーグ・ラーソン
出演:ノオミ・ラパス/ミカエル・ニクヴィスト/スヴェン・バーティル・トープ/
    ステファン・サウク ほか
上映時間:2時間33分   <R-15>

■スガイシネプレックス札幌劇場 にて上映中

過去の映画レポはこちら★

pageTop