札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『レイチェル・ワイズ』タグの付いた投稿

映画 『アレクサンドリア』



世紀のエジプトを舞台に、ローマ帝国末期の
混乱に翻弄された女性天文学者ヒュパティアの
数奇な運命を描く歴史ドラマ。 

『オープン・ユア・アイズ』『アザーズ』『海を飛ぶ夢』
アレハンドロ・アメナーバル監督が久しぶりに
メガホンを取るということで期待して鑑賞したのですが、
2時間超えの上映時間が長く感じられてキツかった。

古代アレクサンドリアの街並みや風景を再現した
舞台美術は素晴らしく、女性天文学者・ヒュパティアが
当時まだ証明されていなかった地動説や楕円軌道を
唱えるシーンは興味深いのですが、物語のメインと
なる宗教上の争いは無宗教の人間には理解が難しい。

凛とした美貌のオスカー女優 レイチェル・ワイズは、
コスチュームものが本当にお似合い。
圧倒的な在感で主人公を演じ、物語をドラマティック
に盛り上げている。

残酷なラストに人間の愚かさを感じた。

アレクサンドリア
4世紀、エジプトのアレクサンドリア。明せきな頭脳をもった美しい女性天文学者
ヒュパティアは、身分や立場にとらわれることなく、多くの弟子たちに熱心な講義を
行っていた。しかし、科学を否定するキリスト教徒と学者たちの間で激しい対立が
起こり、やがてその問題の矛先はヒュパティアに向けられてしまう。


原題:Agora
監督・脚本:アレハンドロ・アメナーバル
脚本:マテオ・ヒル
出演:レイチェル・ワイズ/マックス・ミンゲラ/オスカー・アイザック
    アシュラフ・バルフム/マイケル・ロンズデール/ルパート・エバンス
    ホマユン・エルシャディ/サミ・サミール/オシュリ・コーエン ほか
上映時間:2時間7分
「公式サイト」 http://alexandria.gaga.ne.jp/

札幌シネマフロンティア,ディノスシネマズ札幌白石 にて上映


過去の映画レポはこちら★

映画 『ラブリーボーン』



アリス・シーボルトのベストセラー小説 『ラブリーボーン』 を、
製作総指揮 スティーブン・スピルバーグ、監督は
『ロード・オブ・ザ・リング』 シリーズのピーター・ジャクソン
が映画化。 一足お先に試写会観賞。

殺害された14歳の少女(スージー)の目線や気持ちを
通して描いた斬新かつ繊細な作品なのですが、
スピリチュアル・ファンタジー? サスペンス?
好みが分かれそうな作品です。

主人公・スージーを演じるのは、『つぐない』 でキーラの
妹を演じ、13歳ながらアカデミー賞助演女優賞にノミネート
された シアーシャ・ローナンちゃん。 大人になったねぇ(笑)
美しさと演技に磨きがかかって、これからが楽しみ。

スージーの両親を演じるのは、マーク・ウォルバーグ
レイチェル・ワイズ、おばあちゃん役がスーザン・
サランドンと、超豪華なのに見所がいまひとつ。
スタンリー・トゥッチの怪演は印象的。

キャストも良いし映像も美しいのですが、アレもコレも
詰め込みすぎ。 終わり方もスッキリしないし、
感動的な宣伝に期待しすぎました。

ラブリーボーン   「公式サイト」
学校帰りに事件に巻き込まれ命を落とした14歳の少女スージー。少女は天国から
愛する家族を見守り続け、殺人者に対する家族の復讐心が癒えることを祈るが…。


原題:The Lovely Bones
監督:ピーター・ジャクソン
原作:アリス・シーボルト
脚本:フラン・ウォルシュ/フィリッパ・ボウエン/ピーター・ジャクソン
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ
出演:シアーシャ・ローナン/マーク・ウォールバーグ/レイチェル・ワイズ
    スーザン・サランドン/スタンリー・トゥッチ ほか
上映時間:2時間15分

1月29日(金)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


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