札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『舞台挨拶』タグの付いた投稿

映画 『キャタピラー CATERPILLAR』



かれこれ一週間前になりますが...
第60回ベルリン国際映画祭にて主演の寺島しのぶさんが
「銀熊賞(最優秀女優賞)」を受賞した事でも話題となった、
若松孝二監督作品 『キャタピラー CATERPILLAR』 の
舞台挨拶付き特別先行上映に参加してきました。

予告を観ていたので、ある程度 覚悟して観賞しましたが
前作 『実録・連合赤軍~』 に続き、 強烈な衝撃を受けました。

本作は、戦地で四肢を失った夫と、その妻の葛藤を通して
戦争の愚かさと悲しみを描いており、上映後に 「戦争はただの
人殺し」と熱く語ってくれた若松監督の 「反戦」 への強い
メッセージがストレートに伝わる、理屈ぬきにスゴイ作品でした。

戦争は本当に愚かな事...。
当たり前のことだけど、決して忘れてはならないことを、
改めて痛感させられました。

個人的には、寺島しのぶさん演じるシゲ子という、戦争に
翻弄されたひとりの女性の人間ドラマとしても見応えがあり、
久蔵を演じた大西信満さんと寺島さんの迫真の演技に
ただただ圧倒されました。

お2人は、『赤目四十八瀧心中未遂』 で共演されていますが、
この作品や 『ヴァイブレータ』 以来、主演作は欠かさず観て
いる大好きな女優さんのひとりである寺島しのぶさん。
 
今回の舞台挨拶はとても楽しみにしていました。
実は、『愛の流刑地』 の試写会で拝見して以来、今回が
2度目となる生・寺島さん。  前回は、トヨエツに気をとられ
つつ 「サバサバした人」 というイメージだったのですが、
今回シアターキノさんのコンパクトな劇場で間近で見た
寺島さんは、黒のワンピースに身を包み、しっとり落ち着いた
女優オーラ漂う素敵な女性でした。 

寺島さんの本作を含めた演技力と、観る者を惹きつけてやまない
存在感に今後も目が離せません!  

エンディングに流れる、元ちとせさんの反戦歌「死んだ女の子」 も
お聞き逃しなく。 ズッシリ心に響きます。

戦争知らない世代は、絶対見ておくべき映画です!

監督の意向で、一般は1300円 (前売り1000円)、学生は500円と
ロープライス。 読み応えのあるパンフレット(1000円) も是非!



8月14日(土)より シアターキノ にてロードショー
キャタピラー CATERPILLAR   
監督:若松孝二
出演:寺島しのぶ/大西信満/吉澤健/粕谷佳五/増田恵美/河原さぶ
    石川真希/地曵豪/ARATA/篠原勝之 ほか
上映時間:1時間24分    <R-15>
「公式サイト」  


過去の映画レポはこちら★

『カケラ』 安藤モモ子監督 トーク&ティーチイン!



本日からシアターキノさんで公開の映画 『カケラ』 を観てきました。

初日から張り切って観に行った訳は、本作でデビューを飾った
安藤モモ子監督のトーク&ティーチインがあるから!

映画レビューは後日UPしますが、女子の赤裸々な日常を
繊細に描いた作品。 「カケラ」というタイトルが絶妙ですっ。 


ジャーン、安藤モモ子監督です!
※写真OK、ブログOKといことで、UPさせていただきました。

安藤監督の妹は、『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の安藤サクラちゃん。 
そう、奥田瑛二さん・安藤和津さん夫妻の長女なんですねぇ。

サバサバとした気持ちの良いトークから、男前でパワフルな
印象を受けました。 
イメージカラーでいうと 「赤」や「オレンジ」の情熱的で元気な
印象を受けたのですが、この日の服装が全身「黒」だったので
何色にも染まらない強さも感じる 魅力的な方でしたよぉ。

トーク時間が短かったのが本当に残念っ。
もっともっとお話を聞きたかったです。



今回の全国行脚?は自費とのこと!
北海道に長期滞在したこともあり、北海道が大好きなんですって。
ポストカードにも素敵なメッセージが書かれていて、道産子の
ハートをわしづかみです。 コレは応援しなくちゃでしょっ!

先週から映画はいろいろ観ているのですが、レビューが
追いつきません...。マイペースで頑張ります。



映画 『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』~アニキが舞台挨拶に登場!



「クドカンと仲里依紗ちゃん好きだよねぇ?」 と
友人から試写会に誘われました。
2人は好きですが、『ゼブラーマン』ってねぇ...(汗)

モノは試しで行ってみると、なななんと舞台挨拶に
哀川翔アニキが登場! メンズの歓声多し(笑)

実は、一世風靡セピア時代の翔さんの大ファンだった
という、封印した過去を持つワタシ...(照)
レコード(古っ)や写真集を持っていましたが、なにか?

25年前 超イケメンだった翔さん...。 
貫禄がついた今もやっぱりカッコイイっす!
甲高い声で 「哀川節」 炸裂の軽妙なトーク最高っす!


さて、大興奮の舞台挨拶は一先ず置いといて...

肝心の映画の中身は、予想外に面白かったです。
続編ですが、前作を知らなくても充分楽しめました。

やりすぎ?、これでもかってくらいの三池ワールド炸裂、
クドカンの小ネタ満載っ。

CGやVFXの完成度が高く、カッコイイヒーローモノと
思いきや、シークエンスがあそこまでバカバカしいとは
誰が想像できたでしょう? もぅ拍手もの(笑)

翔さんは、映画 『ゼブラーマン』 のライバルは 『アリス
と言っておりました。 三池監督は 『アバター』 らしい。
まだ 『アリス』 は未見ですが、ある意味 『アリス』 を
超えてますっ!

なんといっても素晴しいのが、ゼブラクイーンに扮した
仲里依紗ちゃん。 あそこまでエロく 堂々とヒールを
演じてくれるとは...主役のアニキを食っちゃってますから!

ゼブラクイーンのカッコイイPVシーンが忘れられなくて、
「ゼブラに染まれ~♪私はゼブラクイーン~♪」がヘビロテ中。
(※ちょっと前は ♪コーリング・ユー♪ がリピートしていたのにっ)

深く考えないで気軽に楽しめる映画なので、いま一番
観てもらいたいのは、鳩山総理かも。
『ゼブラーマン』 を観れば、白黒つけられること間違いなし(笑)


ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-   「公式サイト」
教師の市川新市が目覚めると、東京の街はゼブラシティなる都市に変ぼうしていた。
警官に発砲され意識を失った新市が再び目を覚ますと、ゼブラシティの犠牲者たちが
集まるコミューンにいた。そこで15年分の記憶を失い、かつて自分が地球を救った
ゼブラーマンだったことを知った新市はリハビリを開始するが...。


監督:三池崇史
脚本:宮藤官九郎
出演:哀川翔/仲里依紗/阿部力/井上正大/田中直樹(ココリコ)
    ガダルカナル・タカ/稲生美紀/大橋沙代子/清水ゆう子 ほか
上映時間:1時間47分

■5月1日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


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映画 『なくもんか』~試写会・舞台挨拶編



昨夜、とっても楽しみにしていた試写会へ行ってきました。

舞妓 Haaaan!!!』 の水田監督×脚本クドカン×主演・阿部サダヲが
再びタッグを組んだホームコメディ なくもんか です。

なんと、水田伸生監督と阿部サダヲ氏の舞台挨拶に登場!
映画キャンペーンはココ札幌から始まったそうですよ。

TVや映画で観るまんま?の生アベサダ君は、鮮やかな赤の
ハンチングにワイシャツとネクタイが プリントされた?シャツに、
ちょっと短めパンツというキュートないでたち。

テンションの高い役が多いけれど、シャイで感じの良い方でした。
ますますファンになっちゃったかも。
ちなみにアベサダ君ってニャンコ顔だよね? 憎めない顔だわ。

水田監督はダンディで、監督というよりプロデューサーのような雰囲気。
おしゃべりも楽しくて素敵な方でした。

映画は、父に捨てられ生き別れた兄弟を中心とした人情劇。
水田監督にも弟さんがいたことから、アイデアが浮かんだそうです。

映画の感想はまた後ほどレポしますが、笑えて泣けて心がほっこりする映画です。

そしてなんといってもハムカツが食べたいっ。

ぜひ飲食店や惣菜店さんがタイアップして「ハムカツ」揚げてくれないかしら?
とりあえず、映画館近辺の「ハムカツMAP」希望!
地味に期待してます(笑)

映画「なくもんか」公式サイト

SAPPORO SHORT FEST 2009 <その1>

ssf2009-a

遅ればせながら 『SAPPORO SHORT FEST 2009』 に参戦です。

仕事帰りにダッシュで会場の東宝プラザに到着すると、
入り口付近でフツーに談笑する人物にくぎ付け。
アノ大好きなオスカー作品 『つみきのいえ』 の加藤久仁生監督
ではないですか! 目が合って知り合いかのように会釈するワタシ...。
テンション上がって「焼きそばパン」を購入してみたけれど、食べる暇なし(笑)

お目当てのプログラムは、文化庁「メディア芸術祭」の12作品。
上映前に『つみきのいえ』の加藤監督と『KUDAN』の木村卓監督
の舞台挨拶がありました。(上映後にはQ&Aもあり)

『つみきのいえ』 は、DVDを自宅パソコンで何度もウルウル鑑賞済み
なのですが、大きなスクリーンで観てもウルウル...やっぱり素晴らしい。

初めて観た木村卓監督作品の 『KUDAN』 は、キモカワな
キャラクターや独特の世界観と映像美が素晴らしい!

kato-s

上映終了後のロビーで加藤監督にサインをお願いしました。
いっぱい書いてくれてるなぁと思っていたら、「つみきのいえ」の
おじさんまで描いてくれているではないですか!感謝感激っ。
自宅に戻り、またまたDVD鑑賞しちゃいました。

tsumiki

観たい映画と、自分の都合と、上映タイムテーブルが合わないのは
悲しいですが、SHORT FEST レポはもう少し続きます。

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