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自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『スピリチュアル』タグの付いた投稿

映画 『ヒア アフター』

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インビクタス/負けざる者たち』 に続き、クリント・
イーストウッドマット・デイモンがタッグを組み
スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮とくれば、
期待せずにはいられません。

わくわく試写会鑑賞してみると...アレ?なんか違うかも。

大津波に遭遇し臨死の体験をしたフランス人ジャーナリスト・
マリー(セシル・ドゥ・フランス)、かつて霊能者だった
アメリカ人のジョージ(マット・デイモン)、双子の兄を
事故で失ったイギリスの少年マーカス。
死を身近で体験した3人のエピソードが交錯する物語。

イーストウッド作品ハズレなし!と豪語してきましたが
正直、本作は期待ハズレ...。

スマトラ沖地震の大津波をイメージしているであろう
冒頭の津波シークエンスは迫力がありましたが、
その後のスピリチュアルな展開に違和感。

極めつけは唐突なラスト。
ラストを観客の想像をゆだねる演出はキライじゃない
のですが、あの展開はナシだと思う。

同じくスピルバーグ製作総指揮の 『ラブリーボーン』 といい、
スピリチュアル系でラストがスッキリしない作品はニガテ。

辛口評ですが、ついついイーストウッド作品はハードルが
上がっちゃうんですよねぇ。
とりあえず、ディカプリオと初タッグを組んだ次回作
『J.Edgar』(原題)に期待したいと思います。

■2月19日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 

ヒア アフター
霊能力者としての才能にふたをして生きているアメリカ人のジョージ、津波での
臨死体験で不思議な光景を見たフランス人のマリー、亡くなった双子の兄と再会
したいイギリスの少年マーカス。ある日のロンドンで、死に取りつかれた3人の
人生が交錯する。


原題:Hereafter
監督・製作・音楽:クリント・イーストウッド
製作総指揮: スティーヴン・スピルバーグ
脚本:ピーター・モーガン(『クイーン』『フロスト×ニクソン』)
出演:マット・デイモン/ブライス・ダラス・ハワード/ジェイ・モーア
    セシル・ドゥ・フランス ほか
上映時間:2時間9分
「公式サイト」


過去の映画レポはこちら★

映画 『オーストラリア』 試写会



オーストラリア
第二次世界大戦を目前に控えたオーストラリア。夫を訪ねて、ロンドンからはるばるやってきた
英国貴族レディ・サラ・アシュレイは、ようやく到着した夫の領地で、彼が何者かに殺されていた
ことを知る。サラに残されたのは、抵当に入れられた広大な牧場と1500頭の牛。夫から相続
した土地と財産を守るため、現地で出会った野性的なカウボーイ、ドローヴァーとしぶしぶ
手を組み、牛を引き連れて過酷な土地を9000km横断することに...。


てっきりラブストーリーだと思っていたら、オーストラリア歴史や
アボリジニについて詰め込みまくりの2時間45分でした。

スクリーンに映える、オーストラリアの雄大な自然が美しく、
アボリジニのスピリチュアルな側面を描いているのも見所。
英国貴族と無骨なカウボーイの身分を超えたロマンスや
アボリジニの少年との絆は感動的。
日本人として心が痛むシーンもあり、オーストラリアの歴史を
勉強した方が楽しめる映画かも知れません。

英国貴族レディ・サラ・アシュレイ役に、ニコール・キッドマン。
透き通るような白い肌と小さい顔に長い手足...美しすぎ。
気高く強い女性役は、ニコールにピッタリ。

野性的なカウボーイ、ドローヴァーを演じるヒュー・ジャックマンは
ファン必見、肉体美がスゴイです。

バズ・ラーマン監督、ニコール、ヒューはオーストラリア出身。
オーストラリア出身といえば、私はラッセル・クロウなんですが...
絵的にヒュー・ジャックマンなんでしょうね、やっぱり。
壮大な映画に似合う190㎝と180㎝のビッグカップルですから。

一言でいうと、オーストラリア版 『風と共に去りぬ』 といった作品。
大きなスクリーンでお楽しみ下さい。

「オーストラリア」公式サイト

2009年2月28日(土)より、札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌
東宝プラザ ほか全道で公開。(上映時間:2時間45分)

bluestar過去の映画レポはこちら★

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