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*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『スペイン』タグの付いた投稿

映画 『抱擁のかけら』



ペネロペ・クルスペドロ・アルモドバル監督が
『ライブ・フレッシュ』『オール・アバウト・マイ・マザー』
『ボルベール<帰郷>』 に続き4度目のタッグを組んだ
愛の物語 『抱擁のかけら』。
2人とも大好きなので公開を楽しみにしていた作品です。

物語は、ある出来事によって視力を失った主人公が
封印していた過去と向き合う、愛の崩壊と再生を描く。

ミステリータッチな前半は、複数の物語が同時に進行し
現代と過去が複雑に交差するストーリーに戸惑いましたが、
謎が解き明かされる後半になるにつれグイグイ惹きこまれ、
アルモドバル監督の世界観を堪能。

「映画」へのオマージュにあふれているところが面白いし、
リアルに描く複雑な人間心理や、独特の映像美、音楽の
センスには毎回脱帽です。

監督を褒めまくりですが、美しく情熱的なヒロインを演じた
ペネロペが素晴しい。 もう、ペネロペの魅力全開です!

様々な衣装に身を包み、クルクル表情を変えるペネロペ
何をしても許せちゃうくらい美しく可愛い!

ヘップバーンやモンローを彷彿とさせるシーンも似合いすぎっ。
オスカー女優になっても、惜しげもなくキレイな身体を
披露する潔さがスキ。

オヤジじゃなくてもペネロペの虜になること間違いなし(笑)

抱擁のかけら   「公式サイト
2008年、マドリード。視力を失った脚本家のハリーは、道案内をしてくれた
女性と昼下がりの情事を楽しんでいた。その際、大富豪の実業家マルテルの死を
知り、なんとも言えない気持ちになる。ハリーはエージェントのジュディットと彼女の
息子のディエゴのサポートにより、なに不自由ない生活を送っていた。しかし、彼は
14年前に本名の「マテオ」と、最愛の女性レナとの思い出を封印して生きていた。
レナはマルテルの愛人だった


原題:Los Abrazos Rotos
監督・脚本:ペドロ・アルモドバル
出演:ペネロペ・クルス/ルイス・オマール/ブランカ・ポルティージョ/
    ホセ・ルイス・ゴメス/ルーベン・オチャンディアーノ/タマル・ノバス ほか
上映時間:2時間8分   <PG-12>

札幌シネマフロンティア にて上映中 


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映画 『リミッツ・オブ・コントロール』

 

前作 『ブロークン・フラワーズ』 から4年。
お久しぶりのジム・ジャームッシュ最新作。

本作は過去のジャームッシュ作品に主演していた豪華
キャスト(イザック・ド・バンコレ、ティルダ・スウィントン、
工藤夕貴、ビル・マーレイなど)が 次々に登場する
クールな作品となっています。

主人公は、ほとんど言葉を発せず全てが謎に包まれた
名もなき「孤独な男」。 繰り返される2杯のエスプレッソ、
コードネームを持つ怪しい人々、マッチ箱、ヘリコプター...。
この人はナニモノ? 目的はナニ?と想像力をフル回転し
結末を期待していたら、エンドロールとなってしまった...。
アレレレ、放置? 不思議な映画だ(笑)

訳が分からないのに最後まで飽きずに観る事ができた
のは、圧倒的な映像美のおかげだろうか?
本作の撮影監督はウォン・カーウァイ作品を観てから
大好きなクリストファー・ドイル。 なるほど納得。
オールスペインロケのスタイリッシュな映像は見逃せない。
アート系映画好きにおすすめかも。

リミッツ・オブ・コントロール   「公式サイト」
スペインに来たコードネーム「孤独な男」(イザック・ド・バンコレ)に与えられた任務は、
「自分こそ偉大だと思う男を墓場に送れ」という言葉だけであった。スペイン中を旅する
彼の前に現れるのは、「スペイン語は話さないのか?」という合い言葉を口にする同じく
コードネームを持つ人たち。彼らはそれぞれの情報を暗号化してマッチ箱に忍ばせて
いる。「孤独な男」は、ついにある場所にたどり着き...


原題:THE LIMITS OF CONTROL
監督:ジム・ジャームッシュ(『ミステリー・トレイン』『コーヒー&シガレッツ』)
出演:イザック・ド・バンコレ/アレックス・デスカス/ジャン=フランソワ・ステヴナン
    ルイス・トサル/パス・デ・ラ・ウエルタ/ティルダ・スウィントン/工藤夕貴
    ジョン・ハート/ガエル・ガルシア・ベルナル/ヒアム・アッバス/ビル・マーレイ
上映時間:1時間55分   <PG-12> 

■スガイシネプレックス札幌劇場にて公開中


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映画 『それでも恋するバルセロナ』



それでも恋するバルセロナ
ひと夏を過ごすため、アメリカからバルセロナにやってきた親友同士の
ヴィッキーとクリスティーナ。そこで、2人は同時に、セクシーな画家
フアン・アントニオに惹かれていく。そこに画家の元妻まで現れて・・・


ウディ・アレンが、バルセロナを舞台に、ひと夏の恋を
シニカルに描いたラブ・ストーリー。

複雑な四角関係を繰り広げる登場人物たちには、あまり
共感できなかったが、セクシーな画家アントニオの直球
ストレートな口説き文句など、男と女の小粋なセリフは魅力的。
ラテン音楽にのせてテンポも良いが、説明しまくる
ナレーションは余計かも。

見どころは、恋愛観やタイプの違う三人の女優の競演。
まじめな青年と婚約中の堅実派なヴィッキー(レベッカ・ホール
自由奔放に愛を求める情熱家クリスティーナ(スカーレット・ヨハンソン
アントニオの元妻で、激情家で天才肌のマリア(ペネロペ・クルス

本作でオスカー助演女優賞を受賞したペネロペは、後半からの
登場ながらバツグンの存在感。
ハビエル・バルデムとのスペイン語バトルも見どころ。

美しい街並み、ガウディの建築物や名所が随所に散りばめられ
バルセロナの魅力が満載。 スペインワインにスパニッシュギターの
美しい音色...このシチュエーションなら恋に落ちちゃうかも...。

原題:Vicky Cristina Barcelona
脚本・監督:ウディ・アレン
出演:スカーレット・ヨハンソン、レベッカ・ホール、ペネロペ・クルス
    ハビエル・バルデム、ほか
上映時間:1時間55分
「公式サイト」

ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア にて上映中 


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映画 『永遠のこどもたち』

 

永遠のこどもたち
自分が育った孤児院を買い取り、夫と息子のシモンと移り住み、
障害を抱えた子供たちのために養護施設を再建しようとするラウラ。
ところがある日、シモンが忽然と姿を消してしまう。


『パンズ・ラビリンス』『ヘルボーイ』のギレルモ・デル・トロが
プロデュースということで期待して鑑賞。 

チラシには、スピリチュアル映画などと書かれているが、
親子の深い愛情を描いた、怖くて悲しいミステリーホラーといった感じ。
独特な雰囲気と美しい映像が印象的。

オープニングの演出からツボ。
冒頭から後半の重要なシーンの複線が張られ、目が離せない。
ミステリアスな展開にドキドキハラハラ緊張感が続く。

ラストでわかるタイトル『永遠のこどもたち』の意味にしみじみ...
なんともいえない余韻が残る。 視点を変えて、再度観たい。

監督:フアン・アントニオ・バヨナ 
製作総指揮:ギレルモ・デル・トロ
出演:ベレン・ルエダ/フェルナンド・カヨ/ロジャー・プリンセブ/マベル・リベラ
    モンセラット・カルージャ
上映時間:1時間48分

「永遠のこどもたち」公式サイト

シアターキノにて公開中  


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