札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『デヴィッド・フィンチャー』タグの付いた投稿

映画 『ソーシャル・ネットワーク』

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楽しみにしていたコトイチ注目作を試写会で鑑賞。

鬼才デビッド・フィンチャーが、世界最大のソーシャル
ネットワーキング・サービス(SNS)「Facebook」誕生の
裏側を描いた人間ドラマ。

いや~面白かった!
サクセス・ストーリーの表裏を赤裸々に描いた
スピード感のある会話劇に惹き込まれたって感じ。
コレは繰り返し観たい秀作。

フィンチャー監督らしく映像と音楽のセンスが抜群で、
脚本家のアーロン・ソーキンが書き下ろした主人公
マーク・ザッカーバーグのキャラクターが面白い。

冒頭から早口なマシンガントークに圧倒され、彼女に
振られてからの行動力と天才オタクっぷりに脱帽。
嫌なヤツなんだけど、どこか憎めないんだなぁ、これが。

そんなマークを見事に演じるジェシー・アイゼンバーグ
天才オタクがハマリ役。 
マークの親友エドゥアルド役に 『BOY A』 の頃から大注目
していたアンドリュー・ガーフィールド。 
今年は 『わたしを離さないで』 の公開や新スパイダーマンに
抜擢され、大ブレイクの予感。 
さらにアーティストのジャスティン・ティンバーレイク
ひとりで双子のウィンクルボス兄弟を演じたアーミー・ハマー
イケメン注目株が勢揃い。

インターネットで世界をつなげた「Facebook」の創立者が、
現実世界では人とうまく繋がることが出来ないなんて...
なんとも皮肉。

■2011年1月15日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー

ソーシャル・ネットワーク
2003年、ハーバード大学に通う19歳のマークは、親友のエドゥアルドとともに
学内の友人を増やすためのサイトを立ち上げる。サイトは瞬く間に学生たちの間
に広がり、ナップスター創設者ショーン・パーカーとの出会いを経て、社会現象を
巻き起こすほど巨大に成長していくが...


原題:The Social Network
監督:デヴィッド・フィンチャー
原作:ベン・メズリック
脚本:アーロン・ソーキン
出演:ジェシー・アイゼンバーグ/アンドリュー・ガーフィールド/
    ジャスティン・ティンバーレイク/ジョセフ・マッゼロ/
    ルーニー・マーラ/アーミー・ハマー/マックス・ミンゲラ  ほか
上映時間:2時間     <PG12>
「公式サイト」

 
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映画 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 試写会



ベンジャミン・バトン 数奇な人生
1918年、ニューオリンズ。ある夫婦の間に男の子が生まれ、妻は出産後亡くなった。
その赤ん坊の顔はシワだらけで目は白内障、足腰も弱っていて老人のようだった。
ショックで父親は見知らぬ家の前に置き去りにしてしまう。「これも神の奇跡」と黒人女性の
クイニーは彼をベンジャミンと名付け育てることに。ベンジャミンは日に日に成長したが、
不思議とだんだんと若返っているように見えた。そんな折り、6歳の少女デイジーに出会う。


素晴らしい! 3時間近くスクリーンに釘付け。
長さを感じさせないくらい魅力的な作品でした。

80歳の外見で生まれ、だんだん若返っていく特別な人生を送った男の物語。
まず、この設定が興味深い。

老人姿の70代、60代、実年齢の40代、そして20代のベンジャミンを
みごとに演じたブラッド・ピット。
ベンジャミンの生涯の恋人・デイジー役にオスカー女優のケイト・ブランシェット。
監督は、『セブン』や『ファイト・クラブ』に続き、ブラピと3度目のコラボ
となるデヴィッド・フィンチャー。

第一次世界大戦から21世紀に至るまでの時代背景を織り交ぜながら
人生の喜びや悲しみを丁寧に描いている秀作。

純粋なベンジャミンと、彼を支えた人々との交流に心が温かくなり、
デイジーとの純愛は切なくて涙。
人との出会いを大切にしなくちゃとしみじみ感じました。

見所は、ブラピとケイトの美しさ。
ケイトのダンスシーンが美しくて、CG加工された若い肌がうらやましいくらいまぶしい。
20代のブラピは『リバー・ランズ・スルー・イット』時代を彷彿されるくらい美しい。
久しぶりの美しいブラピに見惚れちゃいました。

ブラピの見所テンコ盛りですが、ファンじゃなくても充分楽しめる作品です。
なんとブラピの実娘がちょこっと登場するのでお見逃しなく。

「ベンジャミン・バトン」公式サイト

2009年2月7日(土)より
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道で公開  上映時間:2時間47分


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