札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『中国』タグの付いた投稿

映画 『イップマン 葉問』



イップ・マン(葉問)のことは知りませんでしたが、
ブルー・スリーの師匠の半生を描く伝記アクション
映画ということで興味津々で鑑賞。

上映が始まって、「イップ・マン2」 のタイトルで続編
だということに気が付きました... なんと1作目は
日本統治下の中国が舞台ということで、色々問題が
あるらしく2作目が先に公開されたらしい。

そのため、誰?って感じの前作繋がりの登場人物も
出てきますが、気にせずスルーして問題なし。

ストーリーは、中国版 『ロッキー4』 といった感じの
素晴らしい友情物語。 

イップ・マン役のドニー・イェンと対立する香港武術界の
ボス役のサモ・ハン・キンポーが見せてくれるキレのある
ガチンコ・カンフーアクションに大興奮。 痺れた~!

クライマックスのイギリス人ボクサーとの異種格闘技戦も
燃えた、燃えた。

ラストに登場する少年時代の李小龍(ブルース・リー)に
ニヤリ。 イップ・マンとブルー・スリーの続編に期待したいなぁ。

※日本から池内博之くんも出演している1作目の
『イップ・マン 序章』 はディノスシネマズ札幌劇場
にて3月26日~4月1日上映決定! 絶対観なくっちゃっ。

イップ・マン 葉問
1950年、家族を連れて香港に移住したイップ・マンは、詠春拳を広めるため、
とある新聞社の一角に道場を開く。そんなある日、血気盛んな青年ウォンが
やって来て、自分が負けたら弟子入りするとイップに勝負を挑む。


原題:葉問2
監督:ウィルソン・イップ
アクション監督:サモ・ハン・キンポー
出演:ドニー・イェン/サモ・ハン・キンポー/ホァン・シャオミン  ほか
上映時間:1時間49分
<公式サイト> http://www.ip-man-movie.com/

■ディノスシネマズ札幌劇場 にて上映中


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映画 『小さな村の小さなダンサー』



日中関係の緊張が続くなか、中国から亡命した
実在のバレエダンサー、リー・ツンシンの半生を
ベースにしたオーストラリア映画を鑑賞。

この映画のタイトルを見たときは、てっきり中国版
リトル・ダンサー』 だと思っていたら...別物っ。

原題は「MAO's Last Danser=毛沢東の最後のダンサー」
タイトルはこっちの方がしっくりきます。

毛沢東の文化革命の時代に翻弄されながらも
バレエダンサーとして成長する主人公の半生を
ドラマチックに描いているのですが、演出があっさり
していて物足りなさを感じました。

とは言うものの、主人公リー・ツンシンをバーミンガム・
ロイヤル・バレエの現役プリンシパル、ツァオ・チー
演じているのでバレエの素晴らしさは言うまでもありませんし、
終盤の思わぬ展開には大号泣...。

久しぶりにスクリーンで観たカイル・マクラクラン
良かったし、中国の歴史の勉強にもなったかも。

ちなみに本作は中国では上映されていないそうです。
本当の意味で開かれた国になる日は、いつになるのだろう?

小さな村の小さなダンサー
1961年、中国・山東省の貧しい村に生まれ育ったリーは、毛沢東夫人・江青の
文化政策により、家族から遠く離れた北京で舞踏学校に通うことになる。愛国心を
あおる厳しいバレエの特訓になじめず落ちこぼれていたが、やがて新天地アメリカで
その類いまれなる才能を開花させていく。


原題:Mao's Last Dancer
監督:ブルース・ベレスフォード
出演:ツァオ・チー/グオ・チャンウ/ホアン・ウェンビン/ジョアン・チェン
    カイル・マクラクラン/ブルース・グリーンウッド/ジャック・トンプソン
    アマンダ・シュル  ほか
上映時間:1時間57分
「公式サイト」

■シアターキノ にて上映中


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映画 『狙った恋の落とし方。』

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中国で北海道ブームを巻き起こした中国映画史上
最大級のヒット作 『非誠勿擾狙った恋の落とし方。

日本での配給権利を獲得したのは、♪ お値段以上~ ♪
ニトリさんの子会社「ニトリパブリック」さん。
道産子にうれしい北海道先行ロードショー!
期待と北海道応援の意味を込めて初日鑑賞です。

ダイレクトな邦題が印象的な本作は、婚活中の男性と
彼が出会った運命の女性との旅を描いたラブコメ。

主人公の婚活を通して現代の中国事情(恋愛、財テク、
インターネットなど)が描かれているのは興味深く、
プチ北海道雑学や中国人の日本人観なども面白い。

さてさて、道産子お待ちかねの北海道映像ですが...
アレレ、いつでてくるの? ハイ、後半以降です(笑)

気になるロケ地は道東(釧路、網走、摩周湖、知床)。
北海道といえば千歳空港シーンから始まるのが定番ですが、
いきなりローカル感たっぷりな北浜駅って新鮮。

他にも能取岬や大空町の町道・朝日南10号線など
美しく雄大な自然が好印象。まさに「でっかいどう北海道」。
スー・チーの浴衣姿が可愛かったあかん鶴雅別荘
ワタシも泊まってみたいわぁ。

ロケ地ガイドはコチラコチラを参考にどうぞ 。

全体的に粗さは目立ちますが、それも魅力の1つかと(笑)
新たな北海道の魅力を映像化してくれたことに謝謝(シェイシェイ)

狙った恋の落とし方。   「公式サイト」
インターネットで「婚活」を始めた秦奮(チン・フェン)は、さまざまな女性と会い、
美女の梁笑笑(リョウ・シャオシャオ)と知り合う。彼女はそれまで続けてきた不倫を
清算するため、秦奮と北海道に旅立ち、やがて心を通わせていく。


中国原題:非誠勿擾(フェイチェンウーラオ)
監督・脚本:馮小剛(フォン・シャオガン)
出演:葛優(グォ・ヨウ)/舒淇(スー・チー)/徐 若瑄(ビビアン・スー)/
    宇崎逸聡 ほか
上映時間:2時間1分

■スガイシネプレックス札幌劇場,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 
特別料金】一般・大高生1,500円/中学生以下1,000円


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映画 『ウォーロード/男たちの誓い』



ウォーロード/男たちの誓い
19世紀の中国で太平天国の乱が勃発。自分の部隊を全滅に追いやられた清朝軍将軍パンは、
盗賊団を仕切るアルフとウーヤンと出会う。三人は義兄弟の契りを結び、太平軍を次々と撃破、
西太后の信頼を得るようになるが、次第にパンとアルフの間に溝が深まっていく。


ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武のアジアスター豪華共演というだけで
観ないわけにはいきません。 ワクワクしながら試写会へ。
ちょっと展開は早いけれど、戦闘シーンや三人三様の演技は見応え充分。

清朝末期に起きた実在の事件をベースにし、義兄弟の契りを結んだ
三人の男たちの絆と裏切りを描いた歴史大作。

未来のために戦う パン (ジェット・リー
愛のために戦う アルフ (アンディ・ラウ
友のために戦う ウーヤン (金城武

楽しみにしていたアクションは控えめですが、野心家のパンを演じ、
悪役の一面を魅せるジェット・リー。 ラブシーンにもう少し色気があれば◎
アレフを演じるアンディ・ラウの義理堅く仲間を思う演技に感動。
パンとアルフの間で板挟みになる純粋で忠誠心に厚いウーヤンを演じる
金城武。華やかでカッコイイ孔明から一転、泥臭いウーヤン役はお見事。
金城くんがここまでやるとは...クライマックスに役者魂を感じました。 
ナレーションの声もステキです。

エンターテイメントムービー『レッド・クリフ』 もイイですが
『ウォーロード』の方が見応えあり。 クライマックスの人間ドラマに涙。

原題:投名状(THE WARLORDS)
監督・製作:ピーター・チャン
出演:ジェット・リー/アンディ・ラウ/金城武/シュー・ジンレイ 他
上映時間:1時間53分  PG-12
「公式サイト」

5月8日(金)より、札幌シネマフロンティア にてロードショー  


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映画 『レッドクリフ PartⅡ』



レッドクリフ PartⅡ-未来への最終決戦-】
2000隻の船と80万の大軍の圧倒的兵力で「赤壁」の対岸に大陣営を構えた曹操。
対する連合軍は前戦により兵も村人も傷つき、食料も不足。曹操の元へ男装して潜入
していた孫権の妹・尚香は、疫病で亡くなった兵士たちの死体が船に積まれ、連合軍の
いる対岸へ流されていく光景を目撃する。死体に触れた連合軍の兵士から次々と疫病が
感染し、劉備軍は自軍の兵と民のために撤退を決意するが、孔明はただひとり戦地に残るのだった。


『PartⅠ』を観てから首を長~くして待っていた続編。
「赤壁の戦い」の幕開けを期待していたので、前半は若干じれったさも感じ
ましたが、ユーモアあり、ロマンスあり、涙あり...アノ手この手で攻めてくる
ジョン・ウー。そして迫力の戦闘シーンは圧巻の一言。

『K-20』の試写会以来メロメロの、孔明=金城武くんは、見所満載でニンマリ。 
団子一気食いの周瑜=トニー・レオンも良かったし、出番が増えてアクションまで
魅せた孫権=チャン・チェン、逆に趙雲=フー・ジュンの出番が減ったのは悲しい。
そして女性陣の活躍も見逃せない。敵地へ潜入する尚香=ヴィッキー・チャオは
キュートで可愛いし、周瑜の妻・小喬=リン・チーリンは前回に増して美しい。

三国志を知らなくても、『PartⅠ』を観ていなくても、オープニングに日本語
あらすじが流れるので問題なく楽しめると思います。
エンターテイメントムービー『ジョン・ウー流三国志』を大きなスクリーンでお楽しみ下さい。

監督:ジョン・ウー 
出演:トニー・レオン/金城武/チャン・フォンイー/チャン・チェン
    リン・チーリン/ヴィッキー・チャオ/中村獅童(特別出演)
上映時間:2時間24分
「レッドクリフ公式サイト」

2009年4月10日(金)より
札幌札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌,スガイシネプレックス札幌劇場
ほか全道で公開  


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