札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『中村義洋』タグの付いた投稿

映画 『ちょんまげぷりん』



早速、観てきたでござる(笑)

シアターキノさんではあまりお見かけしないような、
若い女の子が多かったなぁ。
やはり、まげメン・錦戸くんファンなのかしら?

そんなことはさておき...映画は、面白かった~!
ゆる~い感じのハートフルストーリーにほっこり。
先入観なしで観てちょんまげ(笑) 

180年前の江戸から現代にタイムスリップしたお侍さんと、
母子のトークのギャップが楽しくて、テンポの良いコミカルな
掛け合いにクスクス笑いっぱなし。

美味しそうなスイーツにニンマリ、誠実で男らしい
安兵衛さんに惚れボレ(笑) 「サムライ男子」 イイわ~っ!

キャスティングが絶妙で、意外とすんなりお侍さんに
見えてくる木島安兵衛役の錦戸亮くんに、遊佐ひろ子役は、
母親役がピッタリのともさかりえちゃん。
働く女性は、感情移入できるのではないでしょうか?

一番の見どころは、息子・友也役・鈴木福くんの名演技。
泣き顔もキュートで、お持ち帰りしたいくらいカワイイ!

エンディング曲、忌野清志郎さんの「REMENBER YOU」が
心に残ります...。

映画に満足した後は、「ちょんまげぷりんで食べ歩き」 するでござる!



ちょんまげぷりん   「公式サイト」
忙しい日々をおくるシングルマザーのひろ子(ともさかりえ)は、江戸時代から
タイムスリップしてきた侍・安兵衛と出会い、なりゆきから家に居候させることに。
安兵衛は家事のすべてを引き受け、やがてプリンをきっかけにお菓子作りに目覚めていく。


監督・脚本:中村義洋
原作:荒木源 「不思議の国の安兵衛」(小学館文庫刊)
出演:錦戸亮/ともさかりえ/今野浩喜/佐藤仁美/鈴木福
    怱那汐里/堀部圭亮/中村有志/井上順 ほか
上映時間:1時間48分

■シアターキノ にて上映中

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映画 『ゴールデンスランバー』



『アヒ鴨』 『フィッシュストーリー』に続く
伊坂幸太郎×中村義洋のゴールデンコンビ。
この組み合わせは相性が良いので期待大で試写会へ。

面白~いっ! 期待以上の伊坂ワールドにハマった。
久しぶりに興奮した 爽快な娯楽大作。
今思い返しても熱い想いが込み上げてくる(涙) 

映画化されまくりの伊坂作品ですが、本作は未読。
(文庫本になるのを待っていたのですが、もう待てないかも)

映画は、首相暗殺犯に仕立てられた無実の男の逃亡劇。
複雑な人間関係が絡み合ったスリリングな展開が続くと
思いきや、クスッと笑えたり想像もしなかったクライマックに
涙が溢れたり...伏線の張り方はお見事っ。 

キャストはみんなハマリ役。 出番が少ないながらも
存在感のある伊東四郎さんが良かった。
そして伊坂作品といえば濱田岳くん。圧巻の存在感!

原作、スタッフ、キャスト、音楽、全てロックな映画(笑)
たいへんよくできました。

ゴールデンスランバー   「公式サイト」
凱旋パレード中に首相が暗殺された仙台、宅配ドライバーの青柳は、久々に再会した
旧友の謎の言葉を聞いた直後、警官から突然銃を向けられる。訳もわからず逃げ出した
彼は、身に覚えのない証拠と見えない力によって無実の首相暗殺犯に仕立てられていく。
絶体絶命の中、青柳は大学時代の仲間たちに助けられながら逃亡を続けるが...。


監督:中村義洋
原作:伊坂幸太郎(「ゴールデンスランバー」新潮社刊)
脚本:中村義洋/林民夫/鈴木謙一
音楽:斉藤和義(ゴールデンスランバー ~オリジナルサウンドトラック~
出演:堺雅人/竹内結子/吉岡秀隆/劇団ひとり/香川照之 ほか
上映時間:2時間19分

■1月30日(土)より
札幌東宝公楽,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


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映画 『フィッシュストーリー』



【フィッシュストーリー】  
2012年。彗星の衝突まであと5時間と迫った地球。世界の終わりを目前にいつもと変わらぬ
様子のレコード店。そこに流れていた曲は『FISH STORY』。それは1975年あまりにも早すぎた
ばかりに全く売れぬまま姿を消していったパンクバンド「逆鱗」がレコーディングした最後の
1曲だった。そして遡ること1982年、車の中で同じ曲を聴いている3人の男がいた。


アヒルと鴨のコインロッカー』の原作・伊坂幸太郎と監督・中村義洋が
タッグを組んだ第2弾。 けっして魚の話ではありません...。

1975年、売れないパンクバンドが解散直前に放った1曲「FISH STORY」が
時空を越え、それぞれの時代に生きる人々を繋ぎ、37年後に世界を救うほどの
奇跡を起こすという伊坂ワールド全開の痛快ストーリー。

キャスティングが素晴らしく、伊藤淳史くんがパンクバンド「逆鱗」のリーダーを好演。
『アヒ鴨』を彷彿させる気弱な大学生の濱田岳くんは重要な役所だし、泣き虫
女子高生の多部未華子ちゃんはほんわかカワイイし、正義の味方に憧れる
森山未來くんの華麗な動きに大注目です。個人的には江口のりこさんが◎。

斉藤和義さんがプロデュースを手掛けたテーマソング「FISH STORY」が耳から
離れません。 逆鱗の「長崎は今日も雨だった」のパンクアレンジもツボ。

『アヒ鴨』もお気に入りなのですが、人と人との「つながり」をキーワードに
希望に満ちた作品に仕上がっている本作も期待を裏切りません!
ラストはすっきり爽快ですよ。

監督:中村義洋 『ジャージの二人』『ジェネラル・ルージュの凱旋』
原作:伊坂幸太郎
出演:伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、森山未來、大森南朋、石丸謙二郎ほか
上映時間:1時間52分
公式サイト:http://fishstory-movie.jp/
■ユナイテッドシネマ札幌にて公開中■


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映画 『ジェネラル・ルージュの凱旋』 試写会



ジェネラル・ルージュの凱旋
チーム・バチスタ事件から1年後、院内の倫理委員会の委員長を務める田口の下に
「救命救急センター長の速水が特定の業者と癒着している」との怪文書が届く。
彼女は院内調査を開始するが、相変わらず調査は進まない。そこへ役人・白鳥が再び現れる。


『チーム・バチスタの栄光』 に続く、窓際医師・田口(竹内結子)と
厚生労働省の役人・白鳥(阿部寛)の凸凹コンビによる第2弾。
原作も読んでいないし、第1弾を観ていなくても、充分楽しめました。

救急医療の問題を軸に、ユーモラスを織り交ぜて現代医療の実態を鋭く描いて
いる本作。 前作がTV放映されるというので、急いで帰宅したのですが、
頭の方は観れず。それでも大抵2作目はイマイチな作品が多い中、面白さが
パワーアップしていると感じました。 

ゆるキャラが意外とハマリ役の竹内結子ちゃん。 
かなり濃いキャラの阿部ちゃんに大笑い。ガリバー最高です。
 
今回の主役はやっぱり堺雅人さん。切れ者で冷徹なジェネラル・ルージュ
(血まみれ将軍)の異名を持つ速水を見事に演じている。
ジェネラルの行動や夢の実現に目頭が熱くなりました。

目新しさは感じないものの、魅力的な「速水」にハマること間違いなしの
メディカルエンターテインメントをお楽しみ下さい。

「ジェネラル・ルージュの凱旋」公式サイト

2009年3月7日(土)より、札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌
東宝プラザ ほか全道で公開。(上映時間:2時間3分)

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