札幌100マイル

ここいく ブログ

小学生放課後自然体験活動の様子です!

2009年04月26日 の投稿一覧

円山に出かけてみよう!(2)

4月23日 木曜日

本日は子どもたち4名でスタート!
先週のKEN、TAKのほか、YSIとHNA。


まずはおやつタイム。
今日は、クスクス・オーブンさんが作ってくれた
オリジナルおやつ。
「小松菜とにんじんのマフィン」。

みんなで食べながら、
「学校ではみんなどんな係があるの?」
なんて話をしながら和気あいあいと。

そのあと、初めての人もいたので、まずは自己紹介。
そしてアイスブレイク。
「だるまさんがころんだ」やフラーフープをつかった
ゲームのあと、
「今日はどこ行きたい?」

「虫!」
「だって先週、ナナフシ見つけられなかったから!」
とKENにTAK。
スタッフのしゅんちゃんが、先週、昆虫館で
みんなが「ナナフシ」探しに燃えたこと、
見つけるの難しいんだけど、面白いことを話しました。

初めてのYSIも「虫!」。
ということで、みんなで昆虫館をめざすことになりました。
途中、蟻を見つけて、みんなで覗きこんだり…。

20090426-10.JPG



昆虫館について、
「この中に、ナナフシがいます。
見つけても、『いた!』なんて、すぐに声を出さずに、
自分だけの心にしまっといてね。
それから、うわさによると、澄んだ心の人しか見つけられないとか…」
と、しゅんちゃんが説明。
みんな、どこだろう?って必死に静かに探してます。
その集中する時間がわくわくしますね。


20090426-11.JPG



そんな静寂をやぶったのは、めめ。
「いたぁ~っ!!」
先週、見つけられなかった、名誉挽回?というわけです。
「えっ~。どこどこ?」
「声出さないっていったじゃない!!」
と急ににぎやかになりました。

20090426-12.JPG



どこにいるか、わかりますか?


だいぶ熱中したので、まずは動物園プラザに戻り、
一休み。
休憩のつもりが、フラフープで大盛り上がり。




KENとHNAが上手い!

さあ、時間がなくなっちゃう!
みんなで円山だよ!






木を見ると吸い寄せられるように、
子どもたちが集まり、登りはじめます。

「この黄色い毛虫みたいの、なんだ?」





森の入口。
緑の双葉がいっせいにj土のなかから顔をだしています。
「なんて、かわいいの!」
HNAが嬉しそうにいいました。
きたこぶしの白い花がどこからか舞い落ちてきました。
白い花びらをとって、くんくん匂いをかいでみます。
「せっけんみたいなにおい!」

20090426-16.JPG


「ねえ、なんかいる?」
とTAKがいうと、YSIも寝そべってのぞきこみます。

20090426-17.JPG



そばでは、円山の春一番に咲く花、
紫やブルーや白い、エゾエンゴサクの小さな花がゆれていました。


20090426-18.JPG



春のはじまりの、予感に満ち満ちた森のなかを、
子どもたちが、どんどん先へ先へと
進んでいった一日でした。




円山に出かけてみよう!

4月21日火曜日


今朝も朝から雨…。
みんなが集まってくる夕方には、晴れてくれるかなあ?
という願いをよそに、たたきつけるように降る雨。

「雨ですけど、やりますか?」
今日は北海道新聞の取材も入っています。
フムフムという小学生新聞の通信員も体験参加するので、
記者さんが心配して電話をかけてきました。

「はい、やりますよ~。雨でも外に出ますよ~!」

ここいくでは、少々の雨でも外に出ますよ。
だって、森では、雨の日にしか会えないものと
出会うことだってあるじゃないですか。
雨の日にしか体験できないことが待っているぞ、というわけで
さっそくスタート。

しかし、こんな心配をよそに、男の子たちは、
「今日は山に行くよね! 行きたい、行きたい!」
と大盛り上がり。
HYAは、「ぜったい森」派。


まずはおやつで腹ごしらえ。
本日のおやつは、Mother’s Space Lunaの菊地さんが焼いた
ハムチーズ・パン。











さあ、今日はどこにいくか相談です。
「森に行きたい」
「今日は寒いし、ゆっくり動物園で動物見たいな」
ということで2チームにわかれました。


森探検チーム。

かたつむりだ!
ねえ、カエルいないかな?

一週間前に来た円山に比べて、
はっきりと緑の芽吹きが多くなっているのを感じます。
道は、雨がやんだあとで、歩き辛いけど、
みんな気にしないでどんどん歩いていきます。

「HARは何匹見つけた?」
みんなで比べっこ。

20090426-02.JPG







先週の木のうろに、またたどり着きました。


20090426-05.JPG



さっそく入るSEI。

そして、木が倒れていれば、なんか気になる。
ちょしたくなるよね。






こんなかんじで小雨のふる森を歩き、
気がつけばどろだらけ。

でも、森から帰ったきた子どもたちの顔は
とってもいい顔でした!

かたや、動物園チームもいいことがあったみたい。
お互い、どんなことをしたのか
報告しあいました。





その1
「NATはね、すごいんだよ。
レッサーパンダのココとセイタの見分け方を知っているの!」
とめめが報告。
セイタとココは、顔だけみるとそっくりでどっちがどっちかわからない。
その違いは、しっぽの先っぽでした!
ココはちょっと茶色が濃い。セイタは薄い。
ってことを教えてくれたのはNATでした。

その2
熱帯動物館を見ていると
「がおーーーー」という雄たけびが…
声の主は???
みんなでダッシュで探すとライオンでした。
じーっとその叫ぶ姿を見つめるRIKとNAT。
怖くて,スタッフのじゅんこちゃんと恐る恐る近づいてくるMNO。
またまた、
アザラシを見ていると
「がおーーーー」という雄たけび。
ふたたびみんなでダッシュで探すと
今度はホッキョクグマ。
「がおー」と叫びながら歩き回り
部屋へのドアをがんがんと殴りつけていました。
「えさをくれーって怒ってる?」
「あかちゃんと離されて、怒ってる?」
みんなでなんでホッキョクグマが
あんな様子なのか考えてみました。
「飼育員さんに聞きたいなぁ…」とRIK。
「あかちゃんに会えなくて残念…」とMNO。

その3
熱帯動物館にて。
ひとりの飼育員さんにカバのお話をいろいろ聞きました。
マイナス10度でもお掃除のためにカバにはひととき外に行ってもらうのだそう。
でもなかなか出てくれない。
そんなときはにんじんで誘い出す作戦!
カバたちも状況を知りつつ「仕方ない…」とそとに出てくれるのだとか。
お話を聞いてさて次へ!と思って外へ出たら
そうだ!と飼育員さんは思い出したように
カードを子どもたちにくれました。
なんでも担当の動物カードを飼育員さんが持っているんだとか!
本日お話できたのは、カバの飼育員さん。
そこでいただいたのは「カバカード」
さらにたまたまレッサーパンダカードも持っているから、と
1枚ずついただきました。
現在10枚のカードが存在するらしい。
ということは、あと8枚。
特別なカードに大喜びのここいくっこたちでした。





そんな話に身をのりだして聞く
森チームの男の子たち。
「いいなあ~」。





今週は、どろどろになった洋服と
長靴がおみやげ?。
洗うのが大変だった、お母さんたち、ご苦労さまです。
でも、いちいち気にしないで汚れるまで遊べるって、
子どもにとってはすてきなこと。

はい、キナコも息子を幼稚園に迎えに行くと、
いっつも、
「はい、おみやげ!」って、何やら泥のかたまり?というビニール袋を
いっつも渡されていましたよ。
ひとつひとつほぐすと、あっ靴下? シャツ? ズボン…?

ひと手間ですけど、子どもが楽しければ、
幸せなのが親ですので、ちょっとした洗濯修業と考えてくださいね。

あっ、うちでは、真っ黒になって遊び、一足さきに
帰ってきた息子が、泥足のまま家にあがり、足跡がてん・てん・てんと。
帰宅した私が、「ど・ろ・ぼ・う? …… こらあ~っ! 」
拭き掃除修業中です。















pageTop