札幌100マイル

双子の白クマ赤ちゃん通信 跡地

札幌市円山動物園で2008年12月9日に生まれた双子のホッキョクグマ「イコロ」と「キロル」の成長記録です。 双子の旅立ちと担当者の異動により、当ブログは更新を終了しました。 ご愛読ありがとうございました。

2009年09月28日 の投稿一覧

マンネリ化

私は本来ひどい面倒くさがり屋のため、一度更新を怠るとサボリ癖がつくものと思われます。
だからマンネリ化していても頑張って更新するのです。
文章がまるで思い浮かばないのですが、写真さえアップしたならば、きっとどこかのどなたかが癒されたり和んだりしてくださるでしょう。
成長過程の写真を載せ続けることに意義があると信じて、今宵も壊れた自宅のPCに向かっております。

なんかこうブログ開設当初はですね、ホッキョクグマの生態を詳しく解説しようとか、彼らの置かれている危機的状況や、動物園の役割を書いていこうという高邁な理想があったんですけれど、ネタは尽きるし、夜は眠いし。

高邁な精神を持っていない者が高邁な理想を掲げてもね、無理があるんです。

私が今イコロとキロルを見ていて思うのは、ただ可愛い、それだけなんです。

可愛いだけの存在ではないことはよく知っています。

でも可愛いんだから仕方ないじゃないか。

人が愛でるための存在じゃなくて、地上最大の肉食動物であり、畏怖すべき美しくも猛々しい動物でございますとか、自然界からのメッセンジャーだとか、ここでしか見られない貴重な双子だとか、絶滅危惧種指定後国内で初めて無事に育った子だとか、もろもろ声高に言わなくちゃいけないのですが、この頃少し疲れましたよ。
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もちろんはるか北に生きる、野生のホッキョクグマにしばしば思いを馳せたりもします。
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イコロとキロルが北極生まれだったなら、二頭揃ってここまで大きくならなかったかもしれないとか、当歳のオス二頭を連れて長い旅をする母熊はさぞかし大変だろうとか。

でも先に立つのは愛しいとか可愛いとかそんな気持ちです。
駄目かな。
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ここで起きるべきか、もう少し寝てもいいものか、朝の誰かのように逡巡する子熊たち。
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ぎゅう。
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この着ぐるみの中の人はちょっと横柄なおじさんです。
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「君、君、ちょっとお茶を持ってきてくれたまえ」
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キロルおじさん、舌をしまったほうがいいですよ。
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午睡のあとの授乳。
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キロルはイコロ用右乳首にまで吸い付いております。
出るの?
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もうそろそろ授乳は終わりそう、と聞いていますが、まだ口元にミルクがついておりますので、少量は出ているようですね。
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満ち足りたひとは挙手!
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あら、首に血が。
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秋が深まっていきます。

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