札幌の街に、ひんやりとした風が通い始めました。
9月も下旬なのですから、さすがに秋、ですね。
この時期になると思い出されるのが、中学1年の英語の先生。
最初の授業で季節をあらわす単語を取り上げて
「秋は autumn 。もう1つ fall という語もある。
『fall』はもともとは『落ちる』という意味なんだが、
木から葉っぱが落ちる=fall、それで秋を指すようになったわけだ」
というようなことを、力説していました。
私がもし紅顔の美少年だったら、素直に「へぇ~、そうなんだ」と
納得したのかもしれません。
でも、あいにく私は厚顔で微妙な少年でしたから
「では先生。autumn のもともとの意味は何なんですか?」
と突っ込んだのです。
たぶんそこまでは調べが追いついていなかったのでしょう。
「う~ん、秋になると朝晩は急に冷え込む。夏のつもりで外に出て
お~、タムっ(寒っ)、となったとか」。
教室の雰囲気がたちまち冷え込んだため、あわてたその先生。
「つべこべ言わずに、とにかく覚えればいいんだっ!」と
逆ギレしてしまいました。
初めての授業がそんな調子でしたから、
その教師とはその後もずっと相性がよくないままでした。
やはり最初の出会い、は大切ですよね。
ちなみに、autumn はラテン語の「秋= autumnus 」
に由来するもので、もともとは「増大」「増える」という意味。
つまり、農作物が実り収穫物が増える、ということから
「秋」を指す言葉として用いられるようになった、そうです。
さて、北海道も実りを秋を迎えました。
その秋を祝い、各地のいろんな収穫物をみんなで楽しもうという
「さっぽろオータムフェスト2001」が開催されています。
わたしたちキャラバン隊もその中にスペースをちょっとお借りして、
「まち活」のPR活動やアンケート調査に取り組んでいます。
分かりやすいまちづくり活動の例を紹介したり
アンケートをお願いしたり
質問にお答えしたり
ご意見をうかがったり
たくさんの人たちから寄せられた想いや声を、
これからの「まち活」に届けていくことが今回の大きな仕事です。
それともう一つ。
この「さっぽろオータムフェスト2011」での私たちのブースで、
初めて「まち活」という言葉に触れる人たちもおられることでしょう。
その方々にとって、「まち活」との最初の出会いが
少しでも良いものとなるように……。
そして、「まち活」という言葉と出会ったたくさんの人々の想いが、
いつの日か収穫物となって、まちづくりにもたらされるように……。
そんな気持ちを新たにしながら、取り組んでいきたいと思っています。