『 コトリアード 』を含む投稿
後志、恐るべし!その5
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2014年2月6日(木) 11:59
名残惜しくも高島旅館を後にして向かったのは寿都
途中、またまたホワイトアウト状態の道をドライバーさんは素晴らしい運転技術で
何事もなかったように予定通り運行
到着すると、さっきの吹雪は何だったの??と言うほど快晴!
がしかし、前日も海がシケていたため、見学予定だったセリは中止
道の駅・みなとま~れ寿都に移動し
寿都の役場の方と漁協の方がいらしてくれて
寿都町の観光の取り組みなどを聞き、
意見交換会を行いました
漁業の盛んな町と言うことで、
地引き網体験などで、本州の修学旅行生を
誘致しているそうです
そうそう、道の駅で飲める寿ブレンド、
よくよく見たら、徳光珈琲さんの豆でした
なんで寿都に?と、思わず質問してしまいました^0^;
ちなみに手作りクッキー付で300円
ちなみに寿都の道の駅はオリジナル商品が充実しています!
(特に酒の肴になりそうなものが・・・笑)
ホッケの揚げパンは冷凍でも販売していて、自宅で食べてみましたが、
魚臭くなくて食べ応えもあって、お子様のおやつにもピッタリかも!
寿都を出て次に向かったのは黒松内町デス
目的地は歌才自然の家内にあります、レストランキリカ
白樺が美しい!! と、黒松内町はブナの北限として有名なんです
ブナって加工しにくくて価値のない木ということで、漢字で書くと橅なんですが、
黒松内では『森のお医者さん』としての役目を果たしてくれる貴い木として認識しているので、
木偏に貴というオリジナルの漢字で表現しているんですよ!
こちらがレストラン。キリカのキが、黒松内町のブナの漢字表記です^^
天井が吹き抜けになっていて、とても開放感があります
元々、地元の食材を積極的に使っているレストランなのですが、
この日はさらにスペシャルなコースをご用意してくれました^^
まずは前菜盛り合わせ。メモを取っていなかったので、一つ一つの名前は失念してしまいましたが、
どれも黒松内の食材ばかり。こんなに食材があることにビックリ!!
そして町民でも、夏に行われるビーフまつりの時くらいしか口にすることが出来ないという、
黒松内牛の石焼き!!
ランチ前は結構お腹がいっぱいかもって思っていたのに、肉の焼ける香りで一気に食欲全開(笑)
黒松内と言うことで、“黒”にこだわったメニューも^^
しりべしコトリアードも登場しました^-^
黒松内町は加工品にも力を入れているので、アイスクリームもあります^^
そして本日、個人的に一番のお気に入りだったのがこちらのパン!
黒松内のチーズがたっぷり入ったベリー系のハードパンはワインのお供にピッタリ!!
事前にお願いすれば作ってくれるそうですよ~^^
ちなみにこちらでも当然アルコール付き(笑)
地元のワイン(こちらも醸造は北海道ワイン)と
地元のもち米で作った、舞白鳥という、
冬季限定の日本酒!
気になっていたお酒に、ここで巡り合えました^-^
にごり酒と言うことで、昼でもスルスル飲めちゃうキケンな酒(笑)
そうそう、レストランの水はよくスーパーで見かける“水彩の森”が
当たり前だけどリアルに出てきます(笑)
黒松内は北海道では珍しい硬水なんですよね!
以前飲み比べした時、絶対海外の水だって思いましたもん
写真を撮り損ねてしまったのですが、この料理をご用意してくれた大谷シェフの人柄がまたよくて、
すっかりファンになってしまいました!!
黒松内に立ち寄るときは、いつも道の駅にしか行っていませんでしたが、
こちらの歌才自然の家の2階には宿泊施設もあるので、
暖かくなったら家族で遊びに来たいデス^-^
さて、お腹も満たされてゆっくりお昼寝でもしていきたいところではありますが、
18時過ぎには飛行機に乗って、本州に帰る参加者もいますので、
スケジュールはぎっしり(でも、移動中はサスガにほぼ全員ウトウトでしたが・・・^^;)
そして次に立ち寄りましたのが、今一番賑わっているニセコ・ヒラフ地区
(黒松内からニセコに向かう途中からものすごい雪・・・)
4年ほど前に行った時も思ってはいましたが、その時よりもさらに外国化してました!!
まず、お客様が8割海外の方・・・
レストランもすっかり外国人仕様で
一気にオシャレ度アップ
ココでは日本人の私たちの方が外国人かも・・・
10年前はまさかニセコがこんな風になるなんて
これっぽっちも思っておりませんでした
そして5年後にはどんな感じになっているんでしょうね
そしてスーパーがまさに、海外!!向こうの人は普通に2週間くらいは
滞在すると聞いておりましたが、このスーパーの品揃えを見ていると、まさにそれを実感します
色々ゆっくり見たかったのですが、お天気も心配なので、早々に車に乗り込み、
赤井川経由で小樽駅まで向かいました
北海道の冬らしく、すべてが予定通りにはいかなかったけど、
それがまた、北海道の冬の観光でもあり、1泊2日で多くのことを体感することが出来ました
札幌生まれの札幌育ちの私にとって、結構身近だと思っていた後志管内ですら、
まだまだ知らないことがこんなにもある・・・ 今回もそれを実感した旅となりました
そしてこの感動は間違いなく、北海道の自慢すべき商材だということも感じました
最後に・・・
この悪天候の中を、最後まで安全運転で送り届けてくれたドライバーの山崎さん!
本当にお疲れ様でしたっ。そしてありがとうございました
後志、恐るべし!その2
Posted by Sapporo100miles編集長 オサナイミカ on 2014年2月4日(火) 15:28
北海道ワインを出て向かったのは、おたる水族館のちょっと上にあります、ノイシュロス小樽
こちらが本日のランチ会場となっていたため、雪の中を向ったのですが・・・
ノイシュロス小樽は祝津の断崖絶壁にあることもあり、風が強いので、
途中から道路が全く見えなくなってしまいました・・・
『これは、もしかしたら無理かもなぁ』とドライバーさん
車内もざわつき始めました・・・ う~ん、お腹は結構空いてきているんだけどなぁ。。。
このままたどり着けなかったらどうなるんだろう
がしかし、ドライバーさんはプロ魂を見せてくれました!
ちょっと風が止んだのを見計らって慎重に上っていきます
あ!!ホテルが見えましたっ!!!! 一同、拍手喝采^0^
ホテルの方もよくぞお越しくださいましたと、ホッとした様子^^;
そして特別室へ案内していただきました
早速ですが、アミューズが運ばれてきました
ジュレをまとった黄人参のムースリーヌと甘エビ
そうそう、ノイシュロス小樽のフランスパンは非常に美味しいのです!
表面はカリカリ・中はふわもち♪ ついお替りしたくなってしまいますが、
メインが出るまでゆっくり目で行かないと^^;
こちらは北広島産アンガス牛のコンビーフ・トラウトサーモン・ヒラメと野菜のパレット
こちらが本日のメイン!北海ブイヤベース ノイシュロス風
昨年、しりべしコトリアードという取り組みを行っていたのですが、
それに続く、後志の食材を使った名物を誕生させようと開発したもの
魚介がこれでもか~~と言わんばかりに入っております
ホタテ、エビ、カニ、ホッキ、シャコ。。。
改めて、海の幸に恵まれた場所なんだってことを気づかされます
これだけ入っているので、とにかくスープが美味!!
そのスープに焼きリゾットを入れて食べるもよし、かけてもよし
そしてこのニンニクとエビ味噌のソースをお好みで追加しつついただくなど、
色々なバリエーションで楽しめます^^
デセールは大豆のブランマンジェ、プティグラス、ガトーショコラをルバーブのバターで
ここにも北海道の食材がたっぷり^^
今回はマリアージュがテーマですので、もちろんワインも堪能しました^^
★ドメーヌ タカヒコ サンスーフル2012
★北海道ケルナー
★北海道ツヴァイゲルト
特に、ブイヤベースには白と赤、どちらが合うか意見して欲しいとの事だったのですが、
正直、どちらでも合ってしまうんです
というのも、色々な時魚介が入っていて味も濃厚だし、ソースでも雰囲気が変わるので、
これは決められません^^;
なので、セットで売り出す際は、ぜひ、量を減らしてでも、白と赤セットで出してほしいとお願いしました^^
個人的には日本酒も合うと思いましたよ!^-^
今回のツアーのためにスペシャルなランチを作ってくれた、
総料理長の兼崎シェフ
実は、ホテルの総支配人でもあるんです!
ワタシはオープンしたばかりの時に一度宿泊しましたが、
夏は客室露天風呂からの日本海の眺めが最高なんです!
冬は…こんなお天気の時はちょっと恐怖かもしれないけど、
その分、ホテル内でゆっくり楽しめます!
※実際この日も満室だったそうですよ~
兼崎シェフ、ご馳走様でした^0^