札幌100マイル

Sapporo100miles編集長・オサナイミカのつぶやき

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くしろ地域の食と観光を応援するShare Projectを知る旅・その2~食肉工房よしやす

こちらで第一弾をアップさせていただきましたが、
くしろ地域の食と観光を応援するShare Project
ブランドプロジェクトに参加しているもう一つの企業、
食肉工房よしやす(兼芳新潟屋 前商店)さんのレポートです



食肉工房よしやすさんの誕生秘話がなかなか興味深かったので、記載します^^

屋号は兼芳新潟屋 前商店
その名の通り、商店が始まりだそうです
そしてなぜか、新潟屋。出身地なのかと思いきや、先代のお父様が新潟の酒屋で働いていたことがあり、
そこで商売の楽しさを覚え、釧路に戻ってから商店を始めることになり、新潟の地名も入れたそうです

現社長の前義幸さんは2代目。周りにどんどんコンビニが出来る中、このままでは生き残れない・・・と、
お花見の時などにビールサーバーをレンタルする事業を始めたところ評判になり、
そのうち、肉も用意できないのかと、お客様にお願いされ、肉屋から仕入れてセットで届けることに

お客様の要望は何でも取り入れようと、味付けなどもプロデュースすることに・・・
そんな時、取引していた肉屋が店をたたむことになり、それなら・・・と、
肉の販売も行うことにしたそうです



    
なので店舗はまさに、肉専門店
奥に加工所があるかたちです
(ちなみに商店の方は別の場所にあるそうです)

その陳列されたお肉の中に、『海藻豚』という品名を見つけました

海藻豚は釧路町達古部の広大な大地で育てている豚の餌に
アルギットという海藻成分を混ぜているそうです

通常の豚に比べて栄養価が優れていて、肉質がとても柔らかくなり、豚特有の臭みが少ないとのこと




と、こちらの海藻ポークじんぎすかんを自宅に帰ってからいただいてみたのですが、
確かに豚肉が柔らかかった!!

でもってですね、ここからが豚まん誕生の物語です(笑)


この、海藻ポークじんぎすかんが地元で評判が良かったこともあり、
本州の物産展などで販売することになったのですが、思っていたいたより売れない訳です

ある日、お腹が空いたので何か買ってきてとスタッフにお願いしたところ、
コンビニの肉まんを買ってきたそうです
肉売ってるのに肉まんかよ~なんて言いつつ食べていた時、
ふと試食用のポークじんぎすかんをのせてみると、これは結構いけるんじゃないか?と、思ったそうです


実は試食頂いてオイシイと言ってくれるお客様は多かったのに、なかなか商品は買ってくれないので、
つい理由を聞いてみたところ、物産展では冷凍の肉とかよりも、
スイーツやその場で食べられる物の方が買いたくなると言われたそうです

確かに!!私もそうかも!!!

そんなこともあり、釧路に戻ってからこポークじんぎすかんを使って
豚まんを作ってみようということになったそうです





    
前さんがラフスケッチで描いた豚のイラストを元にパッケージデザインが出来たとの事
これ、インパクトありますよね!!

この商品の良いところは、この袋のまま温められること!

と、豚まんの皮は、
地元の和菓子店・松屋さんにお願いしたそうです

せっかく作るなら地元全体で盛り上がりたい!
そんな想いの現れですよね^-^

そうそう、松屋さんの夕日と言うお菓子が
駅で売ってました^^



    
海そう豚まんは冷凍販売の他に、
出来立ての商品も販売中
近所の子どもたちがおやつ代わりに買っていくそうです^^

お値段はコンビニよりしますが、
その分大きくて、具もギッシリ!!
ジンギスカンの特徴を生かすべく、
タマネギも入れたそうです

これは見た目以上に食べ応えがあって
かなり満腹になりました^^;




こちらが代表の前義幸さん
いい笑顔です^-^

くしろ海そうぶたまんと言う、
見た目にもインパクトのあるこの商品を、
地元釧路でアイスホッケーを頑張っている
小学生や中学生の子供たちに届けたいという思いで
今回のプロジェクトに参加したそうです


プロジェクトに参加すると豚まんの他に、
海藻ポークじんぎすかんも届くようですよ!
詳しくはこちらをご覧ください^-^


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