札幌100マイル

Sapporo100miles編集長・オサナイミカのつぶやき

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次の世代に繋げるリブランディング~ノースマンBy千秋庵

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10月5日(水)、大丸札幌店B1Fエスカレーター前にオープンした、【ノースマン大丸札幌店】

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そうです、あの千秋庵さんのノースマンです!!

オサナイ世代の道民なら、一度は食べたことがあるのでは?というほど有名で身近な存在の、昭和49年(1974)生まれの和洋菓子

バターの香りが漂うパイ生地の中に、たっぷり入った餡

子どもの頃はあんこのお菓子がそれほど得意ではなかったのに、ノースマンだけは美味しく頂いていた記憶が今でもあります

ただ最近の若い子たちからは、ノースマンを知らない・食べたことがないという声も多く、創業100年を超えた千秋庵さんが、満を持して、パッケージをリニューアル!

さらに今回、生クリーム入りの【生ノースマン】が誕生しました!!

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元々和洋折衷菓子ではありましたが、生クリームを加えることによって、より洋菓子に近い存在に!

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パッケージもしっかり記憶に残るデザインで、昭和レトロ感も漂わせつつ、北欧風な可愛さも感じるのです^^

ちなみにこちらの白い箱が生ノースマンになりまして、4個入りで980円(税込)

要冷蔵で賞味期限は3日間なので、遠方に送るのには向いていませんが、だからこそ特別感のあるスイーツ!

そうそう、こちらの冷蔵ケース、百貨店のお菓子売り場では珍しいオープンスタイルで、ご自身で気軽に手に取っていただきたいという想いで採用されたそうですよ

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さらにパッケージは、量販のお菓子の箱でよく見かける、「ピリピリピリ~」とはがすタイプ!

この手のスイーツには珍しいパッケージで、ちょっと新鮮!!

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蓋を持ち上げると・・・

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北の大地に生きる人々の
たくましい力を表したいとの
思いから考案されたノースマンは
先人たちの開拓者精神の象徴である
“七光星”をシンボルとして受け継ぎ
北の人/北海道を
これからも表現し続けます

と記載されていました

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そして個包装の袋には、シンボルマークの方位マークがデザインされています

初期のパッケージには、“北”の方位マークをモチーフにしたデザインがシンボルマークとして書かれていたので、それをアップデートして十字のフォルムで視覚的にも印象深いデザインにしたそうです

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こちらは従来の常温タイプのノースマンですが、パッケージデザインのコンセプトは同じ

ちなみに“ノースマン”のロゴタイプは、初期の頃のデザインをそのまま使用しているのですが、より大胆に配置して強調したそうです

このロゴのデザインは、北海道を代表する画家でありデザイナーの栗谷川健一氏

まったく新しいパッケージの中にも、今までのものをうまく取り入れていることに、ノースマンへの愛を感じます^^

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さて、さっそく生ノースマンを頂いてみました

これはっ!!

今までのノースマンの美味しさをすべて生かしつつ、生クリームの存在がまさに一番イイ具合に入り込んでいます!

これはもう、どの世代が食べても“美味しい!!”って声に出ちゃうタイプの和洋菓子^^

そして、北海道の美味しいを最大限に表現したスイーツかと!!

商品の細かな説明やこだわりは、こちらでじっくり読んでいただくとして、とにかく一度は食べてみてもらいたいっ(≧▽≦)

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この度、千秋庵製菓株式会社の代表取締役に就任された中西克彦氏はまだ36歳!

前回、巴里銅鑼の取材の際にお会いし、強い決意を感じる背中を撮影させていただきましたが、今回ようやく正面から撮影することが出来ました^^;

以前よりさらに、新たな決意を感じるオーラが漂っております!!

だけど、ちゃんと心の余裕を感じられる穏やかなお顔を見ると、たくさんの人を笑顔にできるお菓子作りに携わることって、とても幸せなことなのでは?と思ってしまいました^^

と、今回背中を向けて下さったのはスタッフさんでしたが、制服にロゴのデザインが施されていて、すごくキュートなのです!!

中西社長に、このデザインのトートバッグとか作ったら喜ばれると思います!と伝えておきましたので、いつかオリジナルデザインの小物が誕生するかも!!

 

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今回は店舗デザインの方もシンプルでありながら、北の大地に根付いたものになっているのです

というのも、カウンターや柱に使用している木が、中札内在住の彫刻家・藤原千也氏に依頼し、木を探すところをスタッフさんも見学してきたそうですよ!

その時の画像をいくつかお借りしたので、ご紹介します

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こちらがメインカウンターになっている“タモ”

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なんと樹齢106年の天然木とのことで、カウンターサイドから見ると、その素晴らしさが伝わります!

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このように削って、カウンターに仕上げていくのですね!!

いつか、工房を訪ねてみたいです^^

 

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壁面等で使用しているのは“ニレ”

何でも神代(じんだい)と言って、埋もれ木(長い間川や湖に埋まっていてグレーに染まった、 少し貴重な木のこと)なのだそうです

店舗に足を運んだ際は、その木々たちもじっくり見て欲しいと思います^^

 

生ノースマンは、現在のところ大丸札幌店でのみの販売です!

 

焼き立てノースマン・さくら~千秋庵本店

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先日、札幌三越さんの巴里銅鑼を取材した際、そう言えば千秋庵本店がリニューアルしてからまだ足を運べていなかったことを思い出し、立ち寄ってみたのに、すっかりブログアップを失念しておりました^^;

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その時食べた、焼き立てノースマン・さくらは、4月末くらいまでの季節限定なのでした^0^;

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千秋庵本店は、以前からこの場所(南3西3)にありましたが、2020年8月1日(土)に【ザ ノット札幌】が誕生し、その1階に新装オープン

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新しい店舗で2021年9月に、創業100年を迎えました^^

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昔の店舗には何度か足を運んだことはありましたが、その時より格段に明るくなりましたね^^

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レジ横には、地下水も健在

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奥に目を向けると、お菓子作りに使用する型が壁面にディスプレイされていて、とても美しい!

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といいつつ、こっちに目をやってしまう甘い物好き^^;

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早速こちらのイートインスペースで、焼き立てノースマン・さくらを頂くことに^^

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ほうじ茶は無料サービス♪

有料でコーヒーもあります

駅前通りを行きかう人たちや市電を眺めながら、甘いものをいただき、ほっと一息つけるステキな場所

もう少し暖かくなったら、ソフトクリームも食べに行こうっと♪

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そうそう、お菓子だけでなくグッズ販売コーナーもありまして、これがまたカワイイのです^^

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100年の老舗でありながら、新しい時代に自然と溶け込んでいる千秋庵

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これからも札幌を代表するお菓子屋さんとして、多くの方々に愛され続けて欲しいなと、心から思います^^

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