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椎名桔平さん★合同インタビュー

いよいよ、25日(土)から札幌シネマフロンティア&ユナイテッド・シネマ札幌で公開になる、
レインフォール/雨の牙

先日、主演の椎名桔平さんを迎えた合同インタビューに参加してきました




※どうも新しいカメラでの人物撮影が使いこなせておらず、若干ボケてます…(涙)



映画の中の椎名さんは、あまり笑わないクールなキャラでしたけど、
インタビュー時の椎名さんは、オトコの色気とオトナの優しさが溢れんばかりの
ダンディな男性でした!

一つの質問に対して10くらい答えてくれちゃうので、
より映画の内容や裏話が分かって、嬉しい気持ちになってしまいました






ところで肝心の映画の内容についてですが、
まず何人かの記者の方が気になっていた、秋葉原のシーン

じつはこれ、『ゲリラ撮影』だったようです

椎名さん曰く、東京は世界で一番ロケのしにくい場所
一応、許可はもらってるけど、いろいろと大変なことも多いのだとか…

でも、海外の監督は規制に対しておおらか(?)な考え方でして、
『撮っちゃえばいいんじゃない??』的な感覚で撮影したそうです^^;


秋葉原の撮影は、休日の日中で、ホントに人があふれている状況
その中でギリギリまで隠れてくれと言われ、長谷川京子さんと『え?どうする??』と、困惑

結局、うつむいて建物の陰に隠れ、GOが出た段階で、撮影開始!
まさに、隠し撮り的な感覚でホントに大変だったそうですよ!!


その辺の裏話を聞くと、そのシーンがさらに面白く感じるのでは??



それから私が気になったのは、今回の監督がオーストラリア人なので、
指示などはどのような感じだったのか、また現場の雰囲気はどうなのかということ


『向こうの人は絶対、日本語なんて使ってくれないので、もちろん全て英語での指示でした』と椎名さん

なので通訳の方もいたようですが、撮影中の細かい動作の指示などは
通訳を通さず行わなければならないこともしばしば…

そんな状況で、しかもストーリーもハードボイルドな感じだから、
現場も殺伐としていたのではないかと思いきや、意外にも和やかなムードだったそうです


『今回の作品は日本の映画なのに、日本人の目を通さなかった作品で、
今までにない感覚なのではないか』と、椎名さん
※カメラマンも編集もみんな、オーストラリアの方だったそうです

監督・マックスマニックスの、日常的な東京を撮りたかったという思い入れを聞くと、
なるほど~というシーンがたくさんあります



俳優は常に学び続ける職業、今回も多くのことを学ばせてもらったと、
この作品に参加できたことを心から喜んでいました

特に、ゲイリー・オールドマン氏は椎名さんが20代の頃、よく観ていた俳優さんだったようで、
色々なことに刺激を受けたようですよ


寡黙な殺し屋のジョン・レインの深層心理をくみ取って演技をした椎名桔平さんを
ぜひ、貴方もスクリーンから感じ取って下さい

魍魎の匣

12月22日からシネマフロンティア他で公開になる、京極夏彦原作の映画
魍魎の匣』の取材&試写会に本日行ってきました

いつもなら、試写を見てからの取材となるので、積極的に質問もできるのですが、
今回は先に見ることが出来ず、他の皆さんの質問の受け答えを聞く側に徹しました^^;



堤真一さんは、『この作品に出演出来たことがすごく幸せ。
自分の出ている映画だけど、出来上がりを見てびっくり!!
本当にすばらしい作品だと思う』と、心からこの映画を絶賛していました

また、さんの妹役の田中麗奈さんは、
『ものすごい役者さんたちに囲まれて仕事が出来たことに、本当に感謝している』
と、二人ともこの作品にかかわれた事に幸せを感じていたようです

というのも、原田監督の指示や空気の読み方が、とても的確だったようで
場の雰囲気もすごく良かったみたいですよ!


正直に申し上げますと私、前作の『姑獲鳥の夏』を見ておりません
小説も難しすぎて、途中で断念してしまった状況…

ただ、今回の作品は監督が違うんですよね
で、さんもおっしゃってましたけど、
前作の京極堂は機械的だったけど、今回は人間味のある京極堂なので、
前作のベースはあるけれど、また違ったものを感じられるとのこと

田中麗奈さんも、
『話は難しいけど、エンターテイメント的な部分も多いので、すごく観やすいと思います』
と、言ってました

で、試写を見てその辺が納得できました!

やはり、難しい言葉や背景は出てくるには出てくるのだけど、
所々で場内から笑いが漏れ聞こえるくらい、絶妙なトークの掛け合いシーンがあったり、
ハラハラドキドキなシーンもあったりと、展開が速くて、見逃せない部分が多いのです

その理由のひとつというのが、堤さん・阿部寛さん、椎名桔平さんが
実は同い年(43)で、本当に息のあった演技を見せてくれているからなんです

アドリブのシーンも結構あるようで、
本当に自然な感じで演技ができたそうですよ!
(そのシーンは、ホントに台本なしなの??って感じでしたもん)

『それぞれが頑張ってきた、実力のある役者さんですから、
20代のころに出会っていたらぶつかっていたかもしれないけど、
この歳なってお互い良い味が出て、うまく絡めたのではないか』
と、さんが話していたけど、
その雰囲気はスクリーンを通してでも伝わってきました


実物のさんを拝見出来たからというのもあるかも知れませんが、
大人の男性の色気を感じられるこの映画、
私くらいの世代の女性にはかなりヒットする作品かと思われます…(笑)



それにしても俳優さんというのは、前回のめがねの取材の時もそうでしたけど
なにか一般人とは違うオーラを発しています


ま、まぶしいですっ

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