妊娠していたポニーにつきまして。

Posted by northern on 2012年3月13日(火) 18:26

5月に出産を予定していた
ミニチュアポニーのメメちゃんが、
3/12の朝、流産してしまいました。


悲しい報告になってしまいましたが、
幸いなことにも、
お母さんのメメちゃんは、とても元気にしています。


赤ちゃんは、スタッフが発見したときには
まだ少し温かかったそうです。

医療機関へ運び、検査してもらったのですが、
お母さんの胎盤の成長が未成熟でとても薄く、
そのために、赤ちゃんを支えきれなくなってしまったそうです。


突然の出来事に、ただただ困惑していた私でしたが、
お母さんのメメちゃんは、自分の身体に起こった変化について
覚っているかのようです。

今はただ、彼女の要望に耳を傾け、
応えてあげられるようにしていきたいと思っております。


出産経験が豊富なメメちゃんでしたが、
今回のことで改めて、生まれてくることが当たり前のことではなく、
いくつもの困難を乗り越えて、乗り越えて
やっと与えられる尊いものなのだと痛感いたしました。


心待ちにして下さっていた方も多い中、
このような報告になってしまい、
大変申し訳ございません。


また、今回の事態を、パークのtwitterでも報告させて頂きましたが、
たくさんの温かいお言葉と、
励ましのメッセージをいただきました。

この場をお借りして、心からお礼申し上げます。



メメちゃんが、心身ともに完全に回復いたしましたら、
そのときはまた、可愛い写真を載せたいと思います。



また、妊娠しているもう一頭のミニチュアポニー
キンちゃんにつきましては、母子共に経過は良好です。

無事に、健康な赤ちゃんが産まれてくることを
心から祈っております。


乗馬課　佐藤