札幌100マイル

ノーザンホースパーク

馬と大地と人との絆がテーマの自然公園です

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『馬の靴屋さん』タグの付いた投稿

馬たちが恐れる一大イベント!

こんにちは♪*

乗馬スタッフのさとう☆彡です。



今年もついにやってきました。
馬たちの恐怖のイベントが。


この日の馬小屋からは
「ゴリゴリゴリゴリ‥」
と不気味な音が響いていました。

馬たちは落ち着かず
ソワソワ、オロオロ。

「ブフフ・・。」と
不安気に鳴いている馬もいました。


さて、
馬たちが何に怯えているのかと言いますと・・


じゃーーーん。
歯医者さん♪*





皆さんご存知でしたか?

馬は、一生歯が伸び続ける生き物なのです。

馬の主食である草には
ほとんどエネルギーがないため
馬は1日にたくさんの草を食べなくてはなりません。

人でもモノを食べるとき
片側の口で噛んでしまうというクセがあるように、
馬にもそれぞれ
食べ方のクセがあります。

そのまま放っておくと、
よく使い すり減る歯と、
あまり使わずに伸びてしまう歯の差が
できてしまいます。

すると、歯の凸凹に草が詰まり
虫歯の原因になってしまうのです。

ホースパークでは、
馬たちの大切な歯を守るため
年に1度こうして検診してもらっているのです。



そうそう♪
きみたちの健康のためなんだよ(*^∀^*)


なんて言葉、効くわけがありません。

口を閉じれなくされたあげく
ゴリゴリされるわけですから(+∀+;)


ですが、パークの歯医者さんは
と~っても優しいんです。

まるで小児科の先生のよう。

怯える馬に声を掛けながら、
口笛を聞かせながら、
鼻をそうっと撫でながら、
優しく優しく診察してくれます。


「それでも怖いんです。
どうか、ボクの番が来ませんように。」




扉の前で怯えているのは
将軍くん。

でも、しっかり順番通りに回ってきて、

ゴリゴリゴリゴリ・・





「Good Boy!」と先生に言われ
診察終了♪





「意外となんでもなかったよ」
と、ケロっとした表情の将ちゃん。





偉いぞ!将ちゃん!!


(あまりの恐怖心から
器具を付けさせまいと暴れていた事実は、
将軍のメンツを守るためにも
伏せさせていただきました‥。^ ^;)


歯医者さん、来年もよろしくお願いします♪



馬のヘアスタイリストさん♪

こんにちは


乗馬スタッフのさとう☆彡です。



天気が悪く、お客さんが少ない日。
そんな日に
とても忙しくなるスタッフがいます。

それは、ホースパークの
ヘアスタイリスト★*かおりん。


この日、馬の部屋の前を通りかかると
中から、なにやら楽しそうな話し声。





この日の、かおりんのお客さまは
チェリーちゃん。

伸ばし中のたてがみが絡んでしまうのが
悩みだとか。


スタイリストかおりん、
たてがみ専用の艶出しスプレーを持ってきたかと思うと、
チェリーちゃんが怖がらないよう
優しく話しかけながら
シュッシュッ。

その後、丁寧にクシでとかしていきます。





これにもちょっとしたコツがあるそうです。

からまったたてがみを
無理に引っ張ってしまうと、馬が痛がり、
たてがみを触られるのが嫌になってしまうそうで、
馬の反応を見つつ、
毛先から少しずつ、優しくとかしていくのだそう(@∀@)

馬は記憶力が良いので
一度でも嫌な思いをすると、
なかなか言うことを聞いてくれません。

以前、クシが嫌いな馬がいたのですが、
その馬はクシを持って部屋に入るだけで
頭を高く上げ、絶対に触らせまいと
スタッフから逃げ回っていました。


ですから、馬がどんな気持ちでいるのか、
よく馬を観察し、判断する技術も必要なのです!!


さて、馬の気持ちがよくわかるかおりんは、
順調にクシを進めていきます





仕上げに、前髪を整えて…





はい、完成~+★*





ツヤッツヤ~(´∀`*)

サラサラヘアーになったので、
長く伸びたたてがみを切らずに済み、
チェリーちゃんもご満悦のようですね(*^ω^*)





さすがはホースパークのヘアスタイリストさん。

今度は、ヘアカットの風景をレポートしてきます!
お楽しみに♪*

馬の靴屋さんがやってきた ~靴屋さんのお仕事風景~ 

こんにちは。


皆さんは「馬が靴をはいている・・」

なんて、聞いたことありますか??


今日はパークに馬の靴屋さんが来ていましたよ


馬は足が爪で覆われているため

運動していくうちに

どんどん爪がすり減ってしまいます。


そのため蹄鉄(テイテツ)と呼ばれる靴を

履かせるのです。


それがこちら↓




それぞれの足の形によって

大きさや長さを微妙に変えるのです。


馬の靴屋さんのことを

「装蹄師」(ソウテイシ)さんと言いますが、

装蹄師さんは

馬の足を何度か見ただけで

形を把握できるそうで、

あっという間に調整終了です!!

まさに職人技ですね(@_@;)!!

さらには馬の足を見ただけで

名前まで当てられるんですよ!!


凄い!の一言に尽きます。。



さて、

話は戻りますが


靴を履き替える前に

伸びてきた爪を切って整え



オーダーメイドの靴を履かせます。


馬の足の裏はこんな感じ



足の形と靴がピッタリ合ったら

蹄鉄を釘で打ち付けていきます。


痛くないのか心配ですか??


大丈夫ですよ(*^―^*)

人間に例えると

爪の白い部分に釘を打つので

痛みはありません


これでまた元気いっぱい走れます!

靴は馬にとっても

とても大切なものなのです♪


さとう☆彡

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