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【第4話】森とウオーキングと私 後編
Posted by sapospo on 2011年6月20日(月) 16:37
どうもどうも、さぽクマです。
前回はウオーキング体験「北海道を歩こう」、16km地点ラルマナイまでお届けしました。
ラルマナイのナイス景色。
30分の食事休憩をとったさぽクマ。
いよいよ後半戦、支笏湖を目指して出発します。
ここからは、22km「恵庭峠」まで、基本登り道が続きます。
18km。登る。
20km。登る。登る。
こう配はさほど急ではないものの、なだらかな坂道をえんえん登ります。
いったいいつまで続くんだ・・・。
このあたりまで進んでくると、多少雲が出てきました。
体力を削られる陽射しが多少和らぐのはありがたい・・・と思っていたところ、
雨降りました。
「山の気候は移ろいやすい」とはよく聞きますが、ホントに移ろいました。
幸い本降りにはなりませんでしたが、体毛が少し湿りました。
山へ行く時には万全の準備をするようにしないといけないですね。
雨も過ぎ去り、登りに登って「22km 恵庭峠」へ到着。
過酷な登りを終えた猛者たち(参加者の皆さん)もここで一旦休憩をとっています。
恵庭峠はコース以内で一番標高の高いポイントです。
高さ的には藻岩山と同じくらいの高さなのですが、長く続く登り道が容赦なく参加者の体力を奪います。
奥に見えるのは救護テント。
「北海道を歩こう」では、コース各所に救護テントが設置されており、足を痛めた場合など、即座に応急措置をしてくれます。
実はさぽクマもお世話になりました。
肉球の皮(人間で言う、足の裏の皮)が剥けてしまったんです・・・。
都会暮らしの影響でしょうか、クマとして情けない・・・。
しばしの休憩&治療の後、残り11kmの道程をゴールに向けて突き進みます。
ここから先は下りがメイン。
キレイな景色を眺めつつ、「下りは楽勝だぜ」なんて思ってましたが・・・
アレ?何だコレ??
下りは下りで腰やひざが何かキツイ・・・。
要は、自分の体重に下りの重力が加わって、負担が増えるんですね。
・・・なめてた!下り道!
もうこれは自分の体と相談しながら、のんびりと進むことにしましょう。
23km地点。下る。
25km地点。下る。下る。
あと5㎞!!
正直、足腰&体力は限界一歩手前。
しかし、ここでやめたらこれまでの努力が水の泡に。
何より自分、クマですし。
野生の血が泣きます。
森の仲間たち、オラに元気を分けてくれ!!
・・・。
テンション上げて、残り5kmを頑張ります。
森の元気をもらって、皆さんも頑張って歩いてます。
さぽクマも負けません。
あと3km!
とうとう走破(歩破)距離が30kmを超えました。
ゴールまでもうひと踏ん張りです。
ラスト3km過ぎ、最後の力を振り絞るさぽクマを応援する旧友が現れました。
ヘビ君です。
ヘビ君「もう少しでゴールだぜ。頑張りな!!」
ヘビ君、応援ありがとう。
声援を力に変えて、ゴールまで向かいます。
あと1km!!
ようやくここまでたどり着きました。
思わず走り出したい気分になりますが、そんな体力もなく、気分だけで。
最後まで自分のペースをしっかり守ります。
そしてとうとう33km!!!
ゴール、キターーーーーーー (゚∀゚) ーーーーーー
・・・スイマセン。取り乱しました。
やっとの思いで辿り着いたゴール「33km ポロピナイ」。
感動のゴールです。
思えば最初は軽い気持ちで挑んだ「北海道を歩こう」。
ここまでハードだとは・・・。正直なめてました。
ただ、何でしょうこの達成感。
過酷な道程だったのにも関わらず、また来年も挑戦したい!と思わずにはいられません。
おそるべし「北海道を歩こう」。
さぽクマは来年もきっと帰って来るからな!!
最後に、この体験記を見て「私も挑戦してみたい!」と思ったそこのあなたへ。
さぽクマからアドバイスを少々。
~33キロを完歩するためのアドバイス~
その1 仲間がいること
話し相手がいないと寂しい。ひたすら歩くのはまさに苦行である。仲間との話はよい気分転換になる。ぜひ仲間と一緒にノリノリで参加してほしい。
その2 ウオーキングシューズはいいものを用意すること
今回履いていた靴はやや固めで、それが原因で10キロ前から足が痛くて大変だった。と一緒に歩いた方が言ってました。さぽクマは肉球を痛めました。
さてさて、2話に渡ってお届けしたウオーキング体験談も以上で終了です。
最後は何とかたどり着いた支笏湖の素晴らしい眺めを皆さんに。
近くに住んでいるのに、今まで気づきませんでした。
支笏湖ってこんなにキレイなんですね。
この景色はさぽクマの疲れをまったりと癒してくれました。
ありがとう。支笏湖。
ありがとう。「北海道を歩こう」。
【第4話】森とウオーキングと私 後編 -完-
☆☆☆さぽスポネットナビゲーター さぽクマ☆☆☆
【第3話】 森とウオーキングと私 前編
Posted by sapospo on 2011年6月9日(木) 16:02
どうも、さぽクマです。
今回は、誰でも気軽に楽しめることが人気の「ウオーキング」を体験してきました。
体験してきたのはここ ↓ 。
6月5日(日)に開催された「第34回 北海道を歩こう」に参加してきました。
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「北海道を歩こう」とは?
札幌市や(財)さっぽろ健康スポーツ財団が主催するウオーキングイベント。
真駒内中学校をスタートし、真駒内カントリークラブがゴールの「10kmコース」と
支笏湖(ポロピナイ)をゴールとする「33㎞コース」の2コースが選べます。
詳しくはこちら>>>北海道を歩こうホームページ
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今回チャレンジしたのは、支笏湖(ポロピナイ)をゴールとする「33kmコース」。
・・・。
・・・・・気軽??
既に冒頭で言ったメリット(誰でも、気軽に)のうち、
大事な何かが欠けているような気もします。
けど、さぽクマ、細かいことは気にしません。
むしろ、やりがいがあるってもんですよ。
どんとこい、33km!!
そんな気合を入れていたところ、参加者の皆さんも続々と集まってきました。
今回の参加者は合計で2,073名(10km:514名、33km:1559名)もいるとのこと。
すごいですね!
結構な人気イベントなのでございます。
さぽクマも皆さんと一緒に頑張ります!!
そんなわけで気合も乗ってきたんで、早速ウオーキングしやすいよう、体毛を調整することにします。
・・・。
・・・・・。
ふんぬっ!!!
・・・ふぅ。
体毛調整完了。
※説明しよう!
「さぽクマ」は、体毛のカタチや色、大きさを自在に操ることができるのだ!
そんなわけで、画像では人間みたいだが、クマ(体毛)なのだ!
詳しくは>>>さぽクマプロフ
そうこうしているウチに開会式も終了し、スタートの時間がやってきました。
ボランティアスタッフの北翔大学の学生さんに見送られてスタート。
スタートゲート前でポーズ。
参加者がたくさんなので、「はやい」、「ふつう」、「おそい」の3グループに分かれて順番にスタートします。
さぽクマは「ふつう」グループを選択。
さて、行きますか。
それにしても、良いお天気。
前日の雨が信じられないような快晴です。
ま、さぽクマは日頃から善行を心がけてますしね。
当然っちゃ当然です。
この辺はスタートから1km付近。
まだ参加者も集団で歩いています。
とりあえずは、「10kmコース」のゴールでもある「真駒内カントリークラブ」を目指して、黙々と歩くことにします。
歩く。
歩く。歩く。
信号は止まる。
まるで初夏のような陽射しを浴びながら、もくもくと歩き、たまに止まります。
・・・。
ってか、暑い!
陽射しが強すぎる!!
これは・・・、日頃の行いが良すぎましたかね。
参加者の皆さん、スイマセン。
ウオーキング(スポーツ)は、天気が良すぎるのも考えものであること、学びました。
それでも、さぽクマはひたすら歩きました。
7km地点。真駒内カントリークラブまであと3km。
このあたりから、風景がガラリと変わってきます。
もくもくと歩き、10km地点「真駒内カントリークラブ」到着。
真ん中に見える赤いゲートが「10kmコース」のゴールです。
青空がキレイなんですけどね、この天気が体力を奪うんです。
とりあえず、小休止して水分を補給。
しっかりと休みをとることも大事です。
小休止のあと、次は「16km地点 ラルマナイ」を目標に再び歩き始めます。
12km地点。
14km地点。
このあたりになると、すっかり山の中。
マイナスイオンが心地よく、
昔住んでいた山を思い出し、ちょっぴり望郷の念にも駆られます。
父さん、母さん、ボクは元気でやってるよ。
そんなノスタルジーに浸りつつ、もくもく歩いてたどり着きました。
16km地点。
ラルマナイ到着!!
「16km地点ラルマナイ」は、山の中を流れる「ラルマナイ川」のこと。
ちょうど中間あたりでもあることから、参加者はここで30分の強制休憩に入ります。
さぽクマも、渓流を眺めながらお昼ごはんにします。
絶景かな。
さてさて、なんとかここまでたどり着きました。
ここ、ラルマナイを過ぎると、恵庭峠を越える登りが始まります・・・。
果たしてこの体力、ゴールまで持つのだろうか?
・・・と、長くなりましたので、今回はここまで。
さぽクマは無事に支笏湖にたどり着くのか?
次回、「森とウオーキングと私 後編」をお楽しみに!!
-つづく-