札幌100マイル

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【第4話】森とウオーキングと私 後編

どうもどうも、さぽクマです。

前回はウオーキング体験「北海道を歩こう」、16km地点ラルマナイまでお届けしました。




ラルマナイのナイス景色。


30分の食事休憩をとったさぽクマ。
いよいよ後半戦、支笏湖を目指して出発します。


ここからは、22km「恵庭峠」まで、基本登り道が続きます。




18km。登る。




20km。登る。登る。



こう配はさほど急ではないものの、なだらかな坂道をえんえん登ります
いったいいつまで続くんだ・・・。



このあたりまで進んでくると、多少雲が出てきました
体力を削られる陽射しが多少和らぐのはありがたい・・・と思っていたところ、




雨降りました。



「山の気候は移ろいやすい」とはよく聞きますが、ホントに移ろいました

幸い本降りにはなりませんでしたが、体毛が少し湿りました
山へ行く時には万全の準備をするようにしないといけないですね。





雨も過ぎ去り、登りに登って「22km 恵庭峠」へ到着。


過酷な登りを終えた猛者たち(参加者の皆さん)もここで一旦休憩をとっています。


恵庭峠はコース以内で一番標高の高いポイントです。
高さ的には藻岩山と同じくらいの高さなのですが、長く続く登り道が容赦なく参加者の体力を奪います



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奥に見えるのは救護テント


「北海道を歩こう」では、コース各所に救護テントが設置されており、足を痛めた場合など、即座に応急措置をしてくれます。


実はさぽクマもお世話になりました。

肉球の皮(人間で言う、足の裏の皮)が剥けてしまったんです・・・
都会暮らしの影響でしょうか、クマとして情けない・・・。



しばしの休憩&治療の後、残り11kmの道程をゴールに向けて突き進みます。
ここから先は下りがメイン。


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キレイな景色を眺めつつ、「下りは楽勝だぜ」なんて思ってましたが・・・



アレ?何だコレ??


下りは下りで腰やひざが何かキツイ・・・。
要は、自分の体重に下りの重力が加わって、負担が増えるんですね。


・・・なめてた!下り道!



もうこれは自分の体と相談しながら、のんびりと進むことにしましょう。



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23km地点。下る。



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25km地点。下る。下る。



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あと5㎞!!


正直、足腰&体力は限界一歩手前。
しかし、ここでやめたらこれまでの努力が水の泡に。

何より自分、クマですし。
野生の血が泣きます




森の仲間たち、オラに元気を分けてくれ!!



・・・。
テンション上げて、残り5kmを頑張ります。



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森の元気をもらって、皆さんも頑張って歩いてます。

さぽクマも負けません。




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あと3km!


とうとう走破(歩破)距離が30kmを超えました。

ゴールまでもうひと踏ん張りです。



ラスト3km過ぎ、最後の力を振り絞るさぽクマを応援する旧友が現れました。



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ヘビ君です。


ヘビ君「もう少しでゴールだぜ。頑張りな!!」

ヘビ君、応援ありがとう。
声援を力に変えて、ゴールまで向かいます。






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あと1km!!



ようやくここまでたどり着きました。

思わず走り出したい気分になりますが、そんな体力もなく、気分だけで
最後まで自分のペースをしっかり守ります。




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そしてとうとう33km!!!






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ゴール、キターーーーーーー (゚∀゚) ーーーーーー



・・・スイマセン。取り乱しました




やっとの思いで辿り着いたゴール「33km ポロピナイ」
感動のゴールです。

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思えば最初は軽い気持ちで挑んだ「北海道を歩こう」
ここまでハードだとは・・・。正直なめてました。


ただ、何でしょうこの達成感
過酷な道程だったのにも関わらず、また来年も挑戦したい!と思わずにはいられません。

おそるべし「北海道を歩こう」。
さぽクマは来年もきっと帰って来るからな!!




最後に、この体験記を見て「私も挑戦してみたい!」と思ったそこのあなたへ。
さぽクマからアドバイスを少々。


~33キロを完歩するためのアドバイス~
その1 仲間がいること
話し相手がいないと寂しい。ひたすら歩くのはまさに苦行である。仲間との話はよい気分転換になる。ぜひ仲間と一緒にノリノリで参加してほしい。
その2 ウオーキングシューズはいいものを用意すること
今回履いていた靴はやや固めで、それが原因で10キロ前から足が痛くて大変だった。と一緒に歩いた方が言ってました。さぽクマは肉球を痛めました




さてさて、2話に渡ってお届けしたウオーキング体験談も以上で終了です。


最後は何とかたどり着いた支笏湖の素晴らしい眺めを皆さんに。

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近くに住んでいるのに、今まで気づきませんでした。

支笏湖ってこんなにキレイなんですね。


この景色はさぽクマの疲れをまったりと癒してくれました


ありがとう。支笏湖。

ありがとう。「北海道を歩こう」。



【第4話】森とウオーキングと私 後編 -完-

☆☆☆さぽスポネットナビゲーター さぽクマ☆☆☆

【第3話】 森とウオーキングと私 前編

どうも、さぽクマです。

今回は、誰でも気軽に楽しめることが人気の「ウオーキング」を体験してきました。



体験してきたのはここ ↓ 。



6月5日(日)に開催された「第34回 北海道を歩こう」に参加してきました。

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 「北海道を歩こう」とは? 
  札幌市や(財)さっぽろ健康スポーツ財団が主催するウオーキングイベント。
   真駒内中学校をスタートし、真駒内カントリークラブがゴールの「10kmコース」と
  支笏湖(ポロピナイ)をゴールとする「33㎞コース」の2コースが選べます。
   詳しくはこちら>>>北海道を歩こうホームページ
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今回チャレンジしたのは、支笏湖(ポロピナイ)をゴールとする「33kmコース」



・・・。
・・・・・気軽??

既に冒頭で言ったメリット(誰でも、気軽に)のうち、
大事な何かが欠けているような気もします。


けど、さぽクマ、細かいことは気にしません。

むしろ、やりがいがあるってもんですよ。

どんとこい、33km!!



そんな気合を入れていたところ、参加者の皆さんも続々と集まってきました。



今回の参加者は合計で2,073名(10km:514名、33km:1559名)もいるとのこと。


すごいですね!
結構な人気イベントなのでございます。


さぽクマも皆さんと一緒に頑張ります!!


そんなわけで気合も乗ってきたんで、早速ウオーキングしやすいよう、体毛を調整することにします。



・・・。


・・・・・。


ふんぬっ!!!



・・・ふぅ。



体毛調整完了。


※説明しよう!
「さぽクマ」は、体毛のカタチや色、大きさを自在に操ることができるのだ!
そんなわけで、画像では人間みたいだが、クマ(体毛)なのだ!
詳しくは>>>さぽクマプロフ




そうこうしているウチに開会式も終了し、スタートの時間がやってきました。



ボランティアスタッフの北翔大学の学生さんに見送られてスタート。





スタートゲート前でポーズ。



参加者がたくさんなので、「はやい」、「ふつう」、「おそい」の3グループに分かれて順番にスタートします。
さぽクマは「ふつう」グループを選択。



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さて、行きますか。




それにしても、良いお天気
前日の雨が信じられないような快晴です。

ま、さぽクマは日頃から善行を心がけてますしね。
当然っちゃ当然です。


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この辺はスタートから1km付近。
まだ参加者も集団で歩いています。


とりあえずは、「10kmコース」のゴールでもある「真駒内カントリークラブ」を目指して、黙々と歩くことにします。





歩く。






歩く。歩く。






信号は止まる。



まるで初夏のような陽射しを浴びながら、もくもくと歩き、たまに止まります。






・・・。

ってか、暑い!
陽射しが強すぎる!!


これは・・・、日頃の行いが良すぎましたかね。
参加者の皆さん、スイマセン。

ウオーキング(スポーツ)は、天気が良すぎるのも考えものであること、学びました。



それでも、さぽクマはひたすら歩きました。


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7km地点。真駒内カントリークラブまであと3km。
このあたりから、風景がガラリと変わってきます。




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もくもくと歩き、10km地点「真駒内カントリークラブ」到着。

真ん中に見える赤いゲートが「10kmコース」のゴールです。

青空がキレイなんですけどね、この天気が体力を奪うんです。

とりあえず、小休止して水分を補給。
しっかりと休みをとることも大事です。


小休止のあと、次は「16km地点 ラルマナイ」を目標に再び歩き始めます。



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12km地点。




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14km地点。



このあたりになると、すっかり山の中

マイナスイオンが心地よく、
昔住んでいた山を思い出し、ちょっぴり望郷の念にも駆られます。

父さん、母さん、ボクは元気でやってるよ。


そんなノスタルジーに浸りつつ、もくもく歩いてたどり着きました。




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16km地点。



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ラルマナイ到着!!



「16km地点ラルマナイ」は、山の中を流れる「ラルマナイ川」のこと。

ちょうど中間あたりでもあることから、参加者はここで30分の強制休憩に入ります。

さぽクマも、渓流を眺めながらお昼ごはんにします。





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絶景かな。



さてさて、なんとかここまでたどり着きました。
ここ、ラルマナイを過ぎると、恵庭峠を越える登りが始まります・・・。

果たしてこの体力、ゴールまで持つのだろうか?



・・・と、長くなりましたので、今回はここまで。


さぽクマは無事に支笏湖にたどり着くのか?

次回、「森とウオーキングと私 後編」をお楽しみに!!


 -つづく-

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