週末スペシャルワイン

Posted by uchiuchiwine on 2011年11月22日(火) 19:44

寒くなってくるとどっしりとしたワインが飲みたくなりますね。

今週のスペシャルワインは飲み頃のボルドーです。

日本企業に買収されてから品質が著しく向上したシャトーです。

日本人の努力の味わいをぜひお試しください！



ｼｬﾄｰ･ｼﾄﾗﾝ

1932年にクリュ・ブルジョワとして格付けされたこのシャトーは1235年に
その歴史をマルゴー村とムーリス村のほぼ中間に位置するアヴァンサン村で刻み始めました。
600年にわたり、ドニッサン侯爵家の領地でしたが、
その後、1832年にボワイエ・クローゼル家がその領地を取得し、
第二次世界大戦後、ネゴシアンを営むミアイユ家がシャトーを買い取り、
ワインの品質向上に情熱を注ぎました。

1987年、日本の「東高ハウス」がその美しい館や庭園に魅入られ買収し、
ラベルを変更したり、畑の整備、発酵室や樽熟成庫の増築、
独自設計のステンレス・タンクやターブル・ド・トリ（選果台）の導入、
収穫時の選果、区画や樹齢による小ロットの醸造などの大規模な資本注入を行い、
一大改革を押し進めました。

その後1996年、ボルドーネゴシアンであるタイヤングループの傘下となり、
また、コンサルタントにミッシェル・ロラン氏を迎え、
トップ クリュ・ブルジョワとして高い酒質のワインを造り続けています。

現在、シャトー・シトランは総面積90ヘクタールに及ぶ畑を持ち、
年間、約54万本を生産しています。

以上輸入元資料より抜粋

 
ｼｬﾄｰ･ｼﾄﾗﾝ　1995

1987年に日本企業が買収し、設備投資などを行った結果品質が目覚しく向上。
現在はタイヤングループの所有ですが
着実に評価を上げているオー・メドックのクリュ・ブルジョワ・クラスです。
カシスやロースト香など典型的なメドックの香り、十分なタンニンによるコクと
それでいてしなやかな舌触りが楽しめる銘品です。

グラス　　１６００円　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
■ 生産地：フランス、ボルドー地方
■ 味のタイプ ：赤・フルボディ
■ アルコール度：１２，５％ 
■ ブドウ品種 ：カベルネ・ソーヴィニョン５８％、メルロー４２％
■ 平均樹齢 ：年
■ 平均年間生産量 ：５４００００本