週末スペシャルワイン

Posted by uchiuchiwine on 2013年2月7日(木) 00:53

暦の上では春は来て、春一番も吹いたようですが、

北海道はまだまだ冬真っ盛りですね。

雪祭りも始まり街中は賑わっているのでしょうが、

雪祭りに行くと必ず風邪をひいてしまうのでこの時期は極力街中には出ないようにしています。。

さて今週の金・土限定のスペシャルワインは、

個人的には懐かしいカマンサックと、当店人気の１+１＝３の最上級品です。

熟成したボルドーと実力派のカヴァ、是非お試しください！


 
ｼｬﾄｰ･ｶﾏﾝｻｯｸ2001

シャトー・カマンサックは、１８５５年に格付けされたシャトーの中で
最も知名度の低いシャトーの一つで、それに伴い取引価格も毎年ほぼ最安クラス。
１９６５年にスペインのフォルネール家が購入し、葡萄の木を植え替え施設を刷新。
さらに現代ワイン醸造学の祖とも呼ばれる「エミール・ペイノー教授」の助けと監督の下、
徐々に品質が向上してきました。
そんなカマンサックですが、現在においても価格は相変わらず最安クラスで、
逆にコストパフォーマンスの高いワインです。
2001年は9月の低温と収穫時の雨のおかげで比較的軽めの酒質。
さらに10年以上の熟成を経てかなり柔らかくなっています。
只一つ言えることは、技術の進歩により1990年台以降は
このような難しいヴィンテージでもある程度の熟成に耐えるワインが造られるということ。
熟成したボルドーがお好きな方にお勧めです。

グラス　　１２００円

■ 生産地：フランス、ボルドー地方、オー・メドック地区、メドック格付第5級
■ 味のタイプ ：赤・フルボディ
■ アルコール度：１２，９％
■ ブドウ品種 ：カベルネ・ソーヴィニョン６０％、メルロー４０％


 
ﾜｲﾝ･ｱﾄﾞｳﾞｫｹｲﾄ92点！

ﾌﾞﾙｯﾄ･ﾅﾄｩｰﾚ･ｴｽﾍﾟｼｬﾙ　ｸﾞﾗﾝ･ﾚｾﾞﾙﾊﾞ2006

Guardiola de Font-Rubí といういわばカヴァの聖地で、
長年に渡ってカヴァ最高品質のぶどうを栽培してきたピニョル家。
収穫量が少なく現地ワイナリーの間で「幻のぶどう」と言われ、
高値で取引されてきました。
一方、スペイン最高のメルローと言われるスーパー・スパニッシュワイン
「カウス・ルビス」を擁するペネデスのトップワイナリー、
「カン・ラフォルス・デルス・カウス」のエステーベ家。
2000年、両家は手を結び、共同でこのワイナリーを設立しました。
栽培・醸造をトップレベルで一貫させた相乗効果として誕生した、
従来のものとは次元が異なるカヴァ「1+1=3」。
こちらは48ヶ月間以上瓶熟成し、ドザージュ・ゼロのノン・ドゼで造られた
「1+1=3」の最上級キュヴェ。
カヴァとしてはお高めですが、シャンパーニュでは考えられない程の
高いコストパフォーマンスです。
ちなみに大小色とりどりの正方形ラベルは、
それぞれの畑の大きさやテロワールの違いを、
中央の金色の丸は泡を表しています。

グラス　　９００円　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
■ 生産地：フランス、ペネデス地方
■ 味のタイプ ：泡白・辛口
■ アルコール度：１２％
■ ブドウ品種 ：チャレッロ６０％、ピノ・ノワール２０％
■ 平均樹齢 ：１５年
■ 平均年間生産量 ：５０００本