現在、最も日本人になじみの深いドメーヌ

（当主パトリックの伴侶は、ブルゴーニュのドメーヌに嫁いだ初めての日本人、千砂さん）

のひとつとして、ブルゴーニュ好きの間に浸透しつつあるシモン・ビーズですが、

その魅力はなにより生み出すワインの水準の高さにあります。

こちらのオー・グラン・リアールは1級畑のゲットや

ヴェルジュレスのある丘のすそ野に位置する南向きの好条件の畑。

ビーズ家3代でそれぞれ植えた樹が育ち、葡萄に魂が宿っています。

ワインは熟したラズベリーと赤スグリの香り、しなやかな果実味を感じさせるフルボディ。

ワンランク上の村名サヴィニー・レ・ボーヌです。

―以下リアルワインガイド34号より抜粋―
これもとてもきれいな赤黒果実香。加えてナチュラルな風味がとてもいい。

口に含むとまるで1erクラス並みの酒質の充実さ。

目がよく詰まり、味わい深く、大地の風味もしっかりと存在する。

また液体はとてもジューシーでみずみずしく、そして味は決して甘すぎず、キチンと酸が存在する。

品質もそうだが、スタイル的に良く出来た村名ワイン。(今飲んで89　ポテンシャル89+)

グラス　　１３００円

ｸﾘｽﾁｬﾝ･ｴﾃｨｴﾝﾇ　ｼｬﾝﾊﾟｰﾆｭ　ﾌﾞﾘｭｯﾄ　ﾐﾚｼﾞﾑ2006

1970年設立で、現在3つのクリュに9．5haの畑を所有している

レコルタン・マニュピュラン「クリスチャン・エティエンヌ」。

ピノ・ノワールを主体とした造りで、エレガントさと繊細さを持たせるため

シャルドネをブレンドしています。

造りは伝統的で、キュベ・トラディッションで約２～３年、上級キュベで１０年近く、

自ら堀った地下カーヴで保管するなど、こだわりの造りを行っています。

近年コンクールでも多数の賞を獲得し、その実力が認められ始めていますが、

価格は驚くほどリーズナブル。

ミレジメもののこのキュヴェでも他の生産者のスタンダードクラスと同程度というお手頃価格です。

香りは白い花や柑橘系の果実の香りにナッツやハチミツなども感じられます。

しっかりとした酸の乗った密度の濃い味わいで余韻も非常に長いワインです。

グラス　　１２００円