ﾏﾙｾﾙ･ﾗﾋﾟｴｰﾙ　ﾓﾙｺﾞﾝ　ｻﾝｽﾌﾙ2013

フランス自然派ワインの巨匠「マルセル   ラピエール」。

彼は現在「自然派」と呼ばれるワインの礎を築いた人物であり、

ボジョレーをはじめフランス各地で彼の影響を受けた自然派生産者が活躍しています

（マルセル・ラピエールが2010年に亡くなった為、

ワイン造りは現在息子のマチューが行っています）。

その土地固有の自然酵母のみで発酵を行うラピエールのワインは、

その酵母を発酵の最後まで活かすため、ブドウの収穫から醸造・熟成の行程において

亜硫酸（酸化防止剤）を一切使っておりません。

そしてワイン本来のニュアンスを崩さないように、

無添加での瓶詰めが理想であると考えています。

しかし通常は市場流通時のリスクを回避するため、

瓶詰めの前に極少量の亜硫酸を添加しています。

このワインはその極少量の添加も行わない無添加のキュヴェです

(表のラベルは通常のものと全く同じですが、バックラベルに「N」と記載されています)。

グラス　　１２００円

（仕事が間に合わない時は時々季節労働者数人が手伝います）。

畑の仕事にビオディナミを積極的に取り入れ、土壌とブドウの樹にとっての

最高のバランスを常に追い求め、畑だけではなく瓶詰タイミングなどの

醸造面にもビオディナミを採用。

アルザスの伝統大樽「フードル」で天然酵母にてワインを仕込み、

酸化防止剤も最小限に抑えた、いわば自然派タイプのワインを造る生産者。

ミュスカは去年日本初リリースで、今年も本数は少ないですが味わいは輸入元も太鼓判の一級品。

白桃やヴェルヴェンヌ、シトラスの香りが華やかで、

塩気を感じるくらいの旨味と心地よい苦みが複雑に融合した味わいです。

グラス　　９００円