ﾛﾄﾞﾙﾌ･ﾄﾞｩﾓｼﾞｮ　ﾎﾞｰﾇ   ﾚ･ｾﾞﾌﾟﾉｰﾄ2011

親からの相続ではなく、自らの意志でワイン造りを始めたロドルフ・ドゥモジョは

20代の初めにムルソー村に移り住み、ドメーヌをゼロから造り上げてきました。

極僅かな畑を丹念に手入れしながら次第に協力者を得て、現在は7.5ヘクタールの栽培面積を所有。

ムルソーに在りながら白の栽培面積がまだ少ない反面、赤は既に完成の域に入っており、

フランスのワイン専門誌「レ・ヴュー・ド・ヴァン』では、

将来が期待される５人のブルゴーニュの造り手に選ばれるほど注目されています｡

このボーヌは香りの落ち着きと裏腹に味わいには明快な甘さがあり、そのギャップが楽しい1本。

―以下リアルワインガイ45号より抜粋―

品が良く、しっとりと落ち着きのあるいい香り。

ボーヌらしい端正さがあり、きれいな赤黒果実に大地香、そしてツヤのあるミネラル。

口に含むと香りとは趣がちょっと異なり、明るさのある味わい。

赤黒果実が明快で、そこに大地の風味が加わるが、決してしっとりとはせずに明るめ。

もちろんこれはこれで美味しい。何といってもエレガンスたっぷりだから。(今飲んで88　ポテンシャル89）

グラス　　１１００円　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

上幌ﾜｲﾝ　藤澤農園   余市ｹﾙﾅｰ2013

下のお店で買えなかった人も買えた人も是非この機会に味わってみて下さい。限定15杯！

―以下生産者資料より抜粋―

藤澤農園は余市町登地区にある、家族経営のぶどう農家。

先代の当主が生食用のぶどう栽培を始めたのは、現当主の藤澤さんが子供のころ。

この丘のてっぺんに位置する、鉄分が豊富な水はけのよい畑に

最初の醸造用ぶどうが植えられたのは 1992年のこと。

藤澤さんと、藤澤さんが育てるぶどうとは光栄にも、もう10年以上お付き合いさせていただいている。

2013年は北海道、中でも余市では、北海道“らしい”年だった。

お盆が過ぎるとすぐに、夏がパタリと終わりを告げ、日中は好天で暖かく、

夜は涼しいという典型的な北海道の秋が収穫まで続いた。

藤澤さんのオールドヴァインケルナーは例年通りたっぷりと熟し、貴腐の付き具合は控えめといった具合。

このワインのアタックから余韻までを貫く、ミネラル感があり引き締まったコアは、

まさにこのヴィンテージの特徴そのものである。

グラス　　１１００円