バンジャマンはコント・アルマンの醸造責任者を務める非常に才能の溢れる生産者で、

2007年からドミニク・ラフォンと共同の建物で自身のネゴシアンも始めました。

ネゴシアンですがブドウ栽培にこだわりを持ち、

畑に何度も足を運び栽培者と協力し理想とする栽培方法を徹底しています

（畑の6割以上がリュット・レゾネで残りはビオロジック）。

また、ボルドーのシャトー・コスデストゥルネルでもワイン醸造の多くを学んでいただけに

彼の造るワインはコント・アルマン以上に完成度があり、

このACブルゴーニュですら村名以上の品質です。

―以下リアルワインガイド46号より抜粋―
ビン詰め直後につき今は香り全体が縮こまっている。

しかしピュアでナチュラルで複雑な赤果実香がキチンと。

また、ミネラル感も相変わらず秀逸だ。口に含むと何という液体のエレガンスと味の鮮明さか。

ともかくナチュラルで優しくてエレガントで、そのくせ果実の複雑さたっぷりの味わいが集中して乗っている。

ACブルでこの集中感は一体何なんだ！

で、多くのネットショップではおそらく4千円台後半の値付けとなると思われるから、ゲットすべし。

(今飲んで89　ポテンシャル90)

グラス　　１２００円

ﾏﾙｸ･ﾃﾝﾍﾟ　ｹﾞｳﾞｭﾙﾂﾄﾗﾐﾈｰﾙ　ﾂｪﾚﾝﾍﾞﾙｸﾞ2012

ビディナミでブドウを栽培し、天然酵母でワインを醸造するアルザスの自然派生産者マルク・テンペ。

2ヴィンテージぶりの入荷となったゲヴュルツトラミネール・ツェレンベルグですが、2

012年は完熟まで待ちに待って収穫し、24 ヶ月フードルで発酵・熟成してもなお酵母が元気で

残糖があったので瓶内でも発酵させた、まさかまさかのペティアンナチュレル仕立て！

ゲヴュルツのアロマとペティアンの爽やかさが同居した異色のワインです。ラ

イチや白桃のアロマの後にライムやミントの爽やかな香り。

心地よい泡が舌の上を転がり、完熟した果実の旨みと酸が一体になって

バランスよくアフターに続きます。

グラス　　１１００円