2001年創業のアニェス・パケは、今日のブルゴーニュ新世代を象徴するような存在。

創業当初から実質ビオロジーのリュット・レゾネ栽培や、

毎年1本1本ぶどう樹を観察して優れた樹の選抜と育成を行う「マス・セレクション」といった

地道な努力を続けながら、急斜面をものともせず土まみれになって畑で汗を流しています。

オークセイ・デュレスというややマイナーなアペラシオンにも関わらず、

その品質に感動した「コート・ドール」、「ポール・ボキューズ」、「ジョルジュ・ブラン」といった

ミシュラン3つ星レストランのソムリエ達もこぞってオンリストし始めました。

彼女のワインは透き通るようにピュアで清らかな口当たりながら、

大地の滋養の結晶たる深い旨味に満ち溢れ、

ヴィンテージの良し悪し等関係なく毎年成長を重ねています。

このACブルゴーニュは2009年がファーストヴィンテージのドメーヌもので、

2008年ヴィンテージまで商品化していたオート・コート・ド・ボーヌをデクラセ（格落ち）させたもの。

当然クラスを大きく超えた品質で、まさに彼女のワインの入門編にピッタリ。

グラス　　１０００円

１+１=3　ﾌﾞﾙｯﾄ･ﾅﾄｩｰﾚ　ﾛｻｰﾄﾞ　ﾋﾟﾉ･ﾉﾜｰﾙNV

カヴァの聖地とも呼べる土地で長年に渡ってカヴァ最高品質のぶどうを栽培してきたピニョル家。

そのブドウは収穫量が少なく現地ワイナリーの間で「幻のぶどう」と呼ばれ、高値で取引されてきました。

一方、スーパー・スパニッシュワイン「カウス・ルビス」を擁するペネデスのトップワイナリー、

「カン・ラフォルス・デルス・カウス」のエステーベ家。

この両家が2000年に手を結び、共同で設立し栽培・醸造を

トップレベルで一貫させた相乗効果として誕生した、従来のものとは次元が異なるカヴァ「1+1=3」。

こちらはカバではまだ極めて珍しいピノ・ノワール100％のセニエで造るロゼで、

瓶熟成は30ヶ月間、2007年産のブドウを100％使用した実質ミレジメです。

年間生産量2000本のみという超限定生産品なので是非飲み逃しなく！

グラス　　９００円