ﾄﾆｰ･ﾎﾞｰﾙﾅｰﾙ　VdF　ﾙ･ﾋﾟﾉ･ﾉﾜｰﾙ2013

トニー・ボールナールは、ジュラのスター生産者フィリップ・ボールナールを親に持つ

代々ヴィニョロンの家系で育ちました。

幼い頃から父親のように自らのワインをつくってみたいと思っていた彼は、

高校を卒業後5年間ワイン学校で学び、卒業後はオーストラリア、アメリカのワイナリーで1年間研修し、

2005年から自らワイナリー立上げの資金を貯めるためにワインショップを転々とし、

2011年4月父フィリップの元に戻りました。

そして父親のドメーヌを手伝いつつ立上げの準備をし、2013年1月自らのドメーヌをスタート。

ファーストリリースとなるこちらのワイン名はそのままピノ・ノワールで、

まさにこれぞ「The ピノ・ノワール！」と言えるようなワインが出来たことから命名

（トニー曰く、ワインが出来上がって名前を付ける時にこれ以上相応しい名前が思い浮かばなかったそう）。

残念ながら2013年はミルデューの影響で当初予想していた収量の半分しかブドウがとれませんでした。

しかし、ワインはまだ若干硬いながらとても気品があり、洗練されていて将来性を感じさせます。

グラス　　１４００円　（ハーフできます）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ﾄｩﾙｸﾊｲﾑ　ﾘｰｽﾘﾝｸﾞGC　ﾌﾞﾗﾝﾄﾞ2011

トゥルクハイムの美しい街を見渡す斜面に広がるグラン・クリュ・ブランドの畑は、

大昔、火の神とドラゴンが戦った土地であるという有名な神話のエピソードでフランスでも有名。

数あるアルザス・グラン・クリュの中でもよく知られた銘醸で、いわばアルザスワインの聖地ともいえる区画です。

ワインは白い花びらを思わせる可憐なアロマ、研ぎ澄まされたエレガントな酸と豊かなミネラル感、

深く滋味あふれる果実の風味と、どこまでも心地の良いアフターテイスト。

これぞまさしくアルザスの至宝ともいえるこのワインが、この価格で飲めるのは

トゥルクハイムが協同組合だからです。とてもコスパ高いと思いますので皆様飲み逃しなく。

グラス　　１２００円　（ハーフできます）