ACブルゴーニュのみを造っている造り手がたくさんいて、

彼らに共通しているのはコート・ド・ニュイの生産者であれば

プルミエ・クリュやグラン・クリュに注ぐ最大限の手間と情熱を

ACブルゴーニュに惜しみなく注いでいること。

また、シャブリに近くキンメリッジアン土壌が多いこともあり、

ミネラル感たっぷりの美味しいワインを造っていること。

そして、価格設定が良心的であることです。

モロスム村に長く続くぶどう栽培家・コテ家は、

1999年それまでパリで化学者をしていた娘セリーヌによって継承され、

本格的に自社ビン詰めを開始しました。

「小さい頃から、いつかは自分の手でワインを造ってみたいと思っていました。

夢がかなって、とても幸せです」という彼女は、毎日泥だらけになって畑仕事に没頭し、

極めてバランスの良い、官能的なミネラルの風味を特徴とするワインを造っています。

ちなみにキンメリッジアン土壌では、

ピノ・ノワールはスモークしたようなスパイシーな風味が特徴で、

セリーヌ自身もこの地のピノ・ノワールに昔からハマっているそうです。
グラス　　９００円　（ハーフできます）

25年間シャンパンハウスの支配人として修行したシャルル・ガルデ氏により、

1895年にランス市のモンターニュ・ド・ランス地区に設立された

ガルデ社がプロデュースするシャンパーニュ。

熟れた果実の甘い香り、フレッシュな柑橘系の爽やかさ、

更にほんのりと漂うトーストの香ばしさを感じられます。

すっきりした酸味とふくよかな果実味がバランス良く、

誰にでも楽しんでいただける癖のない飲み口。

フルーツの風味が長く続き、やや厚みの感じられる後味には

グレープフルーツのような爽やかな味わいが心地良く残ります。き

め細かい泡立ちで、気品溢れるシャンパーニュですが、

価格はクレマン並みというコスパフォーマンス抜群の1本。
グラス　　９００円