トスカーナ・リパルベッラの地からビオディナミ農法で育てられた

カベルネ･フラン100％の赤ワイン「ドゥエマーニ」をリリースし、

イタリアのみならず世界中から熱い注目を集める新進気鋭のワイナリー「ドゥエマーニ」。

イタリアのスター・エノロゴ（醸造家）として、世界中にその名声が知れわたったルカ・ダットーマ氏が、

初めてコンサルタントとしての地位を脱し、自身で所有するワイナリーです。

こちらは得意のカベルネ・フランにメルローをブレンドすることでより重厚なワインに仕上げていて、

カカオやチョコレート、カシスリキュール等、ぎゅっと凝縮した黒果実を感じますが、

樽がキレイに溶け込みフレッシュさもあります。

甘いタンニン、塩分を含んだミネラル、豊かな果実味の

きれいな舌触りが心地よく調和のとれたワインで、

とりあえずこちらを飲めばこの生産者の素晴らしさがわかります。

只、残念なことに輸入元の事情で日本への輸入が終了するとのこと。

今回、それに伴い特別価格でのご提供ですので是非一度お試し下さいませ。

グラス　　１０００円

ﾏﾙｸ･ﾍﾟﾉ　VdFﾆｭｲﾀｰｼﾞｭ　2014

底なしの情熱でワイン造りにあたるマルク･ペノ氏。

採算を全く顧みず自分の夢にかけるペノ氏の姿勢には感動を覚えるほどです

（そのため一時経営に行き詰りましたが・・・）。

また、ペノ氏はボジョレーのマルセル・ラピエールに影響を受け、

白ワインでありながらマセラシオン・カルボニックと同様の「ニュイタージュ」という手法を採用していて、

その造りがミュスカデらしくないと言うことでここ数年AOCは与えられていませんが、

そんなのお構いなしに自分の哲学を追求しています。

こちらのワインはそんなペノ氏が優良なヴィンテージのみにリリースする特別な1本で、

今回なんと5ヴィンテージぶりのリリース！

フラッグシップである「ラ・デジレ」同様に樹齢の高い

ヴィエイユ・ヴィーニュのミュスカデを非常に低い収量に押さえ、

圧搾に12時間、そのまま果汁と果皮などを接触させるマセラシオン（醸し）に15時間かけて、

本来控えめな品種の風味をしっかりと引き出しています。

通常の「ラ・デジレ」よりもぐぐっと大人っぽさがあり、果実味にも密度があります。

余韻も長く複雑味もたっぷりという雰囲気ですが、

ムロン・ド・ブルゴーニュらしい「爽快さ」はもちろん失われていません。

グラス　　１１００円