そのパートナーであるギヨーム・ボットの二人が2010年スタートさせた、

サヴィニーを本拠地とするネゴシアン。

栗山さんは2011年までラインガウのアルテンキルヒ醸造所で醸造責任者を務めていた才媛。

ギヨームはエティエンヌ・ソゼで働いた後、

2002年からサヴィニーのシモン・ビーズに請われて移籍。

当主だった故パトリック・ビーズの右腕として活躍し、今も現役で醸造を任されています。

このブルゴーニュ・ピノ・ノワールは、2010年がいきなり

ジャンシス・ロビンソン女史のウェブサイトで「今週のワイン」にも取り上げられた人気ワイン。

ピュリニーのブルゴーニュAC内で栽培されたピノ・ノワールを使用していて、

2015年の赤については生産者の栗山さん曰く

「自分達が初めて自ら飲んでみたいと思うワインに仕上がりました」

（RWG58号より抜粋）とのこと。
グラス　　１０００円　（ハーフできます）

ｵﾘｳﾞｨｴ･ﾎﾞﾉｰﾑ　ﾄｩｰﾚｰﾇ　ﾛﾙﾓｰ･ﾃﾞ･ﾄﾞｩ･ｸﾛﾜ2016

自然派ワインの人気生産者「ティエリー・ピュズラ」のネゴシアン部門の後を任された

「オリヴィエ・ボノ－ム」が、シュナン・ブラン100％で造る白。

2016年は4月の雹の被害とミルデューの被害で平均収量がと80％減で、

500Lの樽一つ分しか造れませんでした。

また、以前はACトゥーレーヌを申請していましたが、ワイン量も少なく、

今はロルモーの名で十分認知されていることから2015年以降申請を止めているそうです。

2016年は残糖1g/L以下の辛口に仕上がっていますが、

味わいはとてもフルーティーでほのかな甘みすら感じます。

ボノーム曰く「フレッシュな果実味を活かすために熟成は短め」とのこと。

優しくチャーミングな味わいは、食中だけではなく

アペリティフからデザートまで幅広く使えそうです。

グラス　　１０００円　（ハーフできます）