1850年以来、ジュヴレ・シャンベルタンの地で5世代続く、

ブルゴーニュでも有数の歴史ある実力派ドメーヌ「ドルーアン・ラローズ」。

このドメーヌはミュジニーを筆頭にグラン・クリュを6つとプルミエ・クリュを5つ所有する

知られざる富豪で、なかでもジュヴレ・シャンベルタンの造り手らしく

「シャペル・シャンベルタン」「ラトリシエール・シャンベルタン」

「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ」は抜群な条件の畑を所有。

新樽比率は10％程度で、過度な抽出を避け

エレガントさと香り高さを求めたワイン造りを行っています

（金持ち喧嘩せずで、過度に搾って量を増やす必要は無いのかもしれません）。

2014年はヴィンテージのキャラクターを反映してエレガントでありながら力強く、

ミネラルも感じられます。

また、様々な赤果実のアロマと微かなスパイシーさが特徴的な仕上がりです。

グラス　　１６００円　（ハーフできます）

奥様のナタリーによって運営される「ドメーヌ・ル・ブリゾー」。

こちらはショサールの真骨頂であったシュナン・ブラン100％で造る白で、

ドメーヌの名前を冠した白のフラッグシップ。

2011年以来4年ぶりのリリースとなり、ショサールが亡くなった後は初めての醸造です。

以前クリスチャンが醸造していた時は樽で仕込んでいましたが、

ナタリーは個人的に樽で熟成させたワインよりもタ

ンクで熟成させたフレッシュなワインが好みということもあり、

2015年は樽を使わずタンクのみで仕込んでいます。

彼女が言うには、今回のブリゾーは樽でワインがマスクされていない分、

現在の状態でもワインのミネラル感がダイレクトに表れているとのこと。

芳醇なエキスの中に鋭く厚いミネラルが溶け込んでいて、

ブリゾーらしい芯の通った味わいは健在です。

グラス　　１４００円　（ハーフできます）