札幌100マイル

冬プロレポート~冬の円山動物園から~

冬の動物園プロジェクト、略して冬プロのメンバーが冬の動物園の魅力を発信

冬プロレポート~冬の円山動物園から~

冬の動物園プロジェクト、略して冬プロのメンバーが冬の動物園の魅力を発信

『ダチョウ』タグの付いた投稿

モテない男

うきうき!わくわく!のクリスマスまであと少しとなりましたが、みなさんテンションは上がってますか?

個人的にはプレゼントをもらう時よりも、相手のプレゼントを選んでいる時が一番テンションが上がります。

今回の冬ブロは、『サプライズプレゼントで失敗する男』カシワヴェチがお届けします。

みなさんは寒さがきつい日や夕暮れが早くなると人恋しくなりませんか?
正直に告白しますが、わたくし人一倍さびしがり屋です。異性はもちろん同性にもモテません。
唯一の頼りは担当動物たちです。飼育員たる者、担当動物に好かれなければなりません。
たとえ普段かぶらないサンタの帽子をかぶっていてもよってきてくれるはず、



…完全にビビってます。




……逃げちゃいます。


20131218-03.jpg
………あきらめました。 やっぱり彼女たちには雰囲気作りのサンタ帽は受け入れられませんでした。


そんな僕をやさしく癒してくれるのは、やっぱり『リッキー』です。


20131218-04.jpg


小窓からやさしくのぞいてくれます。


20131218-05.jpg


でも、君にはいつも寄り添ってくれる素敵なパートナーがいるよね。



20131218-06.jpg


こんな雪の降る日に外に出すのは、決してやっかみじゃないからね。熱帯動物館の動物は
みんな一日一回屋外にでているんだよ。それを楽しみにしているお客様もたくさんいるんだよ。


猛吹雪の日以外は心優しいリッキーたちも屋外で出ていますので、ぜひ見に来てくださいね。

春はすぐそこ?

例年、雪祭り期間中には暖かい日が必ずあり、雪像が融けるニュースが流れて、その後はゆっくりと春に
向かうというのが札幌の冬だと思っていましたが、今年のこの雪は本当に融けてなくなるのでしょうか?

ダチョウの屋外展示場の雪山を高くしすぎたことを後悔してきた、ダチョウ・猛獣担当の柏ヴェチです。

さて、まだまだ雪の日は続きますが、冬ブロもそろそろ終盤となり春は確実に近づいています。
円山動物園のダチョウも産卵期に入り順調に卵を産んでくれています。
昨年の12月初旬から発情行動が見られ2月9日に産卵が始まり、その後11日、13日、15日、17日、19日と
みごとに(?)一日おきに6個の卵を産んでくれました。


ダチョウの発情行動(フラッタリング)

昨年は1月14日が産卵初日だったので今年も1月から始まるものと思ってましたが、なかなか産んでくれず、
今年も懲りずに巣を作ってみたりしてました。


柏ヴェチオリジナルダチョウの巣

この巣が気に入ってくれたのかどうかは、わかりませんが、いつもなら産んだ卵はほったらかしなんですが、
今回はめずらしく巣の中に入れてました。


なかなかかわいい仕草ですよね。



今年もこのダチョウの卵を使って皆さんに、ダチョウや卵のことを色々と伝えていきたいと思いますので、
どんどん見に来てくださいね。

このところお昼前後に卵を産む傾向があるので、お昼前後に熱帯動物館にお越しくださいね!

さようなら!僕のキリマンジャロ!

みなさんこんばんは。  横の髪を耳にかけて耳を出すことで、少しでも清潔感を出そうとしている熱帯動物館シマウマ・ダチョウ担当のロン毛です。   髪も説明も長くてスイマセン。。。


さて、みなさんはキリマンジャロという山をご存知ですか?

そうです!アフリカ大陸最大の山です。(ちなみに山脈ではなく独立峰だそうです。)

今年の冬は、ダチョウの外放飼場にキリマンジャロに見立てた雪山を作ろうとせっせと雪を積んできましたが、キリンの外放飼場の排雪にあわせて3月18日に排雪しました。




この高さと労力は伝わりますか!?(本当は5mくらい積み上げたかった。)


排雪後はこんなに広くなりました。



排雪後に雪が降ってスッキリ感がいまひとつですが、ダチョウたちも外放飼場が広くなって大喜びしています。。




。。。。。写真だとあまり喜んでる様子が伝わらないですねぇ。。。

もしかしたらダチョウが喜んでいないのは、この日に行われた感謝祭でダチョウの卵を割ったからですかねぇ。。。。
今回初めて「ギブスカッター」という医療用具を使ったんですが、非常にうまく割れてお客様も喜んでました。




ちなみに小さい黄身はニワトリの卵です。


冬プロのイベントは感謝祭で終了しましたが、「ダチョウの卵の標本作り」などドキドキ体験などはこれからも行いますので春の陽気に誘われてぜひ円山動物園にきてください。




PS、今日、昨年の「大人の一日飼育係」に参加していただいたお客様から、道外の動物園の情報をいただきました。

ちなみに道外の動物園ではこんなイベントをやっているみたいです。



詳しくは各動物園にお問い合わせください。

貴重な情報を本当にありがとうございました。大変勉強になります。
そして1つ気になったんですが、この資料いただけるものだったんでしょうか?もしもこちらの勘違いでいただいてしまったものならば、後日郵送させていただきますのでご連絡ください。(私用メールでスイマセン)

冬プロから春プロへ

みなさんこんばんは、熱帯動物館シマウマ、ダチョウ担当のロン毛です。

3月に入ってだんだんと暖かくなってきましたね。  と書こうと思っていたらまさかの雪。

春はもう少し先なんでしょうかね?


さて、円山動物園好きのみなさんならよくご存知かと思いますが、熱帯動物館の動物達は真冬のどんなに寒い日でも必ず外に出ている時間があります。
北海道の気候に順応しているとはいえ、館内展示場の清掃作業が終わり次第、速やかに館内に収容しています。
なので、冬はシマウマとダチョウは屋外展示場で顔を会わすことがなかったのですが、3月に入って暖かい日も続くようになってきたので、そろそろ屋外にいる時間を少しずつ長くしていこうと暖かい日には同時に屋外に出しています。



久しぶりのシマウマ、ダチョウの2ショット。




。。。。お互いにあまり興味がないみたいですねぇ。。。

そんな気遣いはいらないから早く館内に入れてくれって感じですかねぇ。

白い雪山とシマウマとダチョウの組み合わせが見られるのも今だけですよ! 天気の良い午前中にきてくださいね。


話題が1つだとさみしいので、先日ダチョウの卵の標本作りをやった時の写真も載せますね。



まず、ドリルで穴をきれいに空けまして、




中身を出して出来上がり。写真2枚だとあっと言う間ですね!!

標本作りは産卵状況を見ながらやりますので、なるべくブログに載せてからやりたいと思います。

めざせ!最高峰!!

朝からの除雪作業、みなさんおつかれさまです。

午前中の除雪作業で背中の筋肉が張っている、シマウマ・ダチョウ担当の柏ブチです。

熱帯地方で生活している動物を担当しているのになぜ除雪?とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、どんなに寒い日でも熱帯動物館の動物達は、室内の清掃作業の際に必ず屋外に出されるのです。なので熱帯動物館では、雪の降った朝はまず除雪で始まります。
今シーズンは日本各地から大雪の知らせが入ってきてますが、ここ円山動物園もあちこちで雪山がだいぶん高くなってきています。

こちらはサル山。


わざわざあの場所に行くサルの気持ちがまったくわかりません。

ん??これは雪山ではないですね。

次はエランド山?


雪山が青空に映えますね。ここは除雪機で外に飛ばしているのでそんなに高くしてないですね。
そしてこれも雪山ではないなぁ。。。

続いてはキリン山脈!!



さすが熱帯動物館一の広さを誇るキリン屋外放飼場。あまりに大きくて写真に入りきらないです。

次はシマウマ山。



シマウマは臆病なので急に高く雪山をして出入りに支障が出ないようにあまり高くしていません。

そしてこちらがダチョウ山!



実はこの雪山を見せたかっただけなんですよ。写真では形のいびつなただの雪山なんですが、道外からのお客様にはおもしろいかなぁ?なんて思いながら高く積んでみました。まったく高さが伝わらないのでダチョウもいれてみました。




ダチョウが近すぎてよけいにわかりづらいです。。。


さてと。。。 このダチョウ山がこれからどうなるかは、きっとどうでもいいことなので、円山動物園にご来園の際には、現在、発情中のダチョウをご覧ください。運が良ければ産卵シーンが見られますよ!ちなみに今日、産卵したんですがちょっと目を離したすきに産んじゃいました。

pageTop