札幌100マイル みんなのクチコミレポログ(レポートブログ)が集まった、札幌発のお出かけチェックサイトです。

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爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

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エトセトラのレポログ

2008年08月04日

北国の宝石 エゾブルー

あっお久しぶりです・・
元気ですか?

とりあえず死ぬほどおもしろいことがたくさんあったんですが、皆様に報告できずにおりました。
このまま心の中にしまっておきます。

すごく前にここで報告したアオダイショウの交尾。
http://sapporo.100miles.jp/zoo_honda/article/127

その後無事に産卵しました。







まあ初産ってこともあってか、卵の状態はいまいち。
6個中、3個は無精卵、残りは近々孵化する予定です。

円山動物園で飼育しているアオダイショウはすごく特別な個体。
僕はこのケタ外れに美しいアオダイショウ達を「エゾブルー(EZOBLUE)」と名付けその魅力を世界に発信してるんです。
皆さんも一度「EZO BLUE」で検索してみてください。
全く関係ないサイトに飛びますから。


まあとりあえず今回産卵したペアを紹介しますね。
まず♂。



んで♀。



どちらも動物園産まれ、ありえない美しさでございます。
来園者の方々からも
「アオダイショウってこんな綺麗だったかしら」とか「譲ってください」っていう電話をいただくこともあります。

まあ普通アオダイショウってのは、黒っぽくて全然綺麗ではないんですね。
でもね、北海道にはすごく美しい個体がたくさん生息しているんですよ。
これは爬虫類好きには有名な話で、特に道東に美しい個体が多く見られます。
もうほんと北海道に産まれて良かったとつくづく思いますよ。
これはもう道民の誇りであり、なんだったら海外とやりあうための武器にもなりますよ。
「いいのかい?こっちにはエゾブルーが居るんだぜ」ってね。
ヘビ外交です。

実はね、このエゾブルー、何年もかけて作り出した個体なんですよ。
始まりは8年前、園内でぶっ飛ぶくらい美しい♂個体を捕獲したんです。
僕は感動しましてね、「この形質を固定して、残したい」って思ったんです。
そしてその年から、伝説の「エゾブルー計画」が極秘のうちに開始されました。
(職場のみんなから相手にされず、結果的に極秘になった)
この♂を用いて繁殖を行い、将来有望そうな子だけを残して累代繁殖させていったんです。

もう一つ極秘に(こちらも結果的)「エゾグリーン計画」も進めてたんですが、大切な個体が病気で死亡し現在は中止してます。
図鑑にも大きく掲載されたこともあるくらい、ものすごい綺麗だったんですよね。
ほんとショックでしたよ。

今回で4世代目の孵化。
この「青み」がどのように遺伝していくかはまだまだ判断できませんが、今回も確実に表現されると思います。
産まれたらここでまた報告しますね。
それまで皆さんも、もう一度「EZO BLUE」を検索してみてください。
とりあえず全く関係ないサイトに飛びますから。





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2008年05月01日

ピータンに憧れて。

今日は休日。
「休みの日は何してるんですか?」ってよく聞かれます。
僕はね、鷹狩りシーズンやヘビの活動期はアクティブになるけど、オフシーズンはずっと家に居るんです。
出かけるって言ったら本屋と、あとホームセンターに行ってネジとか見るくらい。
今日なんかは昼間っからYou tubeで「からくりみんなの!替え歌」ずっと見てましたからね。
終わったドラクエのレベル上げてるくらい実のない時間です。

僕ももうすぐ32歳ですよ、いつ親父狩りにあってもおかしくない年頃ですからね。
ホームセンターでずっとネジとか眺めてる場合じゃないんですよ。
このままだと、近所からも「鷹とヘビが好きなちょっと変わったおじさん」っていう評価で終わってしまいます。

だからね、今日はこの穏やかなる時間を利用し真剣に考えてみたんですよ。自分の将来についてね。
んで結果、人生かけてがんばることに決めました。「あるヘビ」の繁殖を。
実は僕、あるヘビの飼育に失敗し続けてましてね、半ばあきらめていたんです。
でも飼育技術者としてやはりどうしても確立したいって改めて思ったんですよ。

キーワードは「挑戦」。そう挑戦って言葉が魂を揺さぶるんですね。
でも相手は強烈に厄介なヘビ・・・
奴さんを攻略するには、やはり突飛で粋な発想力が必要不可欠ですね。
僕にはそれが欠けてるんだな、きっと。

僕は常々、「ピータンのような発想力」を持ちたいって思ってるんですよ。
ピータンってあの卵料理のね。
あれを発明した人ってすごいと思いません?

例えば「これで何か料理を作ってください」って卵を一個渡されたとします。
普通は卵焼きやらオムレツやらを作るわけですよ、「調理する」って概念に囚われてしまいますから。
エプロン姿でフライパンを振っている人達を尻目に、おもむろに卵を粘土で包み土に埋める。
そんな人に僕は憧れますね。

卵焼きやオムレツは全く作れない、でもピータンを完璧に作る発想力を持った男。
ソウイウモノニ ワタシハナリタイ(賢治風)






Are You Happy?


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2008年03月15日

伝説の祭典開催いたします。

全国1300万人のスネークアートファンの皆様こんばんは。
いよいよ本日伝説の国際カエル年記念、円山スネークアート展が開催されます。
会場は動物科学館ホールです。
20080315-00.JPG


結局モーガンフリーマンとのアポ取りは失敗に終わりましたが、何とかこの日を迎えることができました。
実行委員ならびに関係者の皆様、夜遅くまでお疲れ様でした。




会場には個性的なアートたち。



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今年も様々なジャンルの作品が展示されています。

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酪農大学作成による「国際カエル年ブース」
100円以上の寄付で激レア「カエル年バッチ」を差し上げます。
寄付金は絶滅に瀕した両生類の保護活動に使われます。
20080315-05.JPG


今年は市民による投票を行います。
「一番素敵だな」って思った作品に投票してくださいね。
最も投票数が多かった作品が「最優秀賞」となります。
他にも豪華ゲストによる賞を用意してるんですよ。

いやーいろいろ大変だったけど、なんとかなりましたね。
とりあえずスネークアート展無事開催!


20080315-07.JPG


生活は崩壊・・・


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2007年11月05日

秘密の会議。

会議出席のため大阪へ行っておりました。
その会議の名は「全国動物園・水族館両生類爬虫類会議」

全国の動物園、水族館の爬虫類担当者が結集し研究発表や今後のやるべきことなどを議論しあう会議です。



今回のホスト園は大阪は天王寺動物園。
この会議、以前は毎年出席してたんですが、ここ数年はご無沙汰してましてね。
次回の開催地は我が円山動物園ってこともあって参加してまいりました。
行きの機内では横山ホットブラザーズのロックンロールで鋭気を養い気合も十分です。

会議は繁殖に関する研究報告や、希少両生類の保護事業など多岐にわたります。
まあそんな中でも話題の中心はやはり「カエルツボカビ症」問題。

この病気の国内進出により希少両生類の個体数に壊滅的な影響を与えるのではないか?
この問題はまだ研究最中であり、ここでは詳しい件はお話できません。
でも近々ある程度の見解が発表されることと思います。

あとは両生類の「域外保護事業」 つまり飼育下での繁殖事業です。
日本には多くのカエルや有尾類が生息してます。
しかし生息地の破壊などにより多くの種が絶滅に瀕しているんですね。
このまま放っておけば確実に絶滅するだけ。
だから一旦動物園や水族館で保護し、しかるべき時まで飼育下で保護増殖させましょうっていう計画です。

ね、こういう時が来たでしょ?
http://sapporo.100miles.jp/zoo_honda/article/64
いつまでも外国産種ばかりをもてはやしてないで国産種の飼育・繁殖技術の確立を目指す必要があるって。
いつまでも国産種を仮設水槽で飼ってるんじゃありませんって。
この計画、当然我が園としても気合を入れてやらせていただきたいと思っております。
このときが来ることを想定し、今までやってきたんですから。

もうね、今後の動物園ってのは自分勝手に好きなことをやってる場合でもないんですよ。
全国的、また世界的視野で物を見て、自分達が何をすべきかを明確にする必要があるんです。
国内の園館が協力し合って様々な事業を行っていく。
今後は間違いなくこういう流れになっていくと思いますよ。
特に北海道なんて場所は世界的に見ても貴重な生態系があって多くの希少動物が暮らしてるんです。
そんな地盤の中、特に道内園館なんかは密接な協力が必要となるでしょうね。

うん、すごく有意義な会議でございましたよ。






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2007年10月21日

突然ですが、告知です。

突然ですが、告知でございます。

札幌市立大学主催の「市民公開セミナー」が開催されております。

詳細はこちら
http://www.scu.ac.jp/news/kouza_070905.pdf
10月23日「動物の暮らしと環境」というテーマで、僕がお話させていただきます。

場所は札幌市立大学サテライトキャンパス
(中央区北3条西4丁目 日本生命札幌ビル5階) 


18時30分から二時間、定員は40名ですので、お時間のある方はぜひお越しくださいませ。

ちゃんとまじめにお話させていただきます。
ではよろしくお願いいたします。




Cuora zhoui


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2007年09月22日

ご報告と感謝。

こんばんは。
札幌市民の皆様にご報告がございます。
この度市民ZOOネットワークによるエンリッチメント大賞「動物園人賞」を受賞いたしました。
大変恐縮でございます。
http://www.zoo-net.org/enrichment/award/2007/









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2007年07月18日

妊婦さんに誘われて

以前紹介した伝説の場所。
http://sapporo.100miles.jp/zoo_honda/article/35
通称「ヘビオトープ」。
野生のヘビ達が集団生活をおくっている場所でございます。

ヘビの求愛が活発になるのは春、日長、温度の変化が刺激となって発情いたします。
交尾はだいたい5~6月にかけてですね。



野生のヘビの交尾画像(激レア)


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2007年07月11日

飼育員の立場から日本経済を斬る

こんばん。

僕はね、こう見えても日本の社会情勢には敏感な男なんです。
日本が現在どのような状況に置かれ、またどのような立場にいるのか?
政治、経済、UMA出現情報などを調査し世界的視点また客観的視点で見つめ冷静に分析するわけです。

僕は政治番組や討論番組なんかは必ず観てるし、若かったら「しゃべり場」にも応募しちゃってますよ。
当然新聞、雑誌もしかり、蕎麦屋に行けば「財界さっぽろ」なんかをちらりと開いたりね。
まあ日々情報収集には余念がないわけです。

そんな通な僕がね、とても気になってることがあるんです。
それは現在日本経済界を揺るがしている外資系ファンド、通称「ハゲタカファンド」。
僕は彼らの動向を注意深く観察してきたんです、来る日も来る日もね。
そして入念なリサーチの結果、僕が声を大にして世間に言いたいは事はただ一つ。
それは・・・


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2007年07月02日

カンボジアモエギハコガメの孵化

今年もカンボジアモエギハコガメの孵化に成功いたしました。



卵は3月6日に産卵されたもの。
http://sapporo.100miles.jp/zoo_honda/article/14

孵化したのは6月26日でございます。
今年は孵卵温度を高めに設定したためいつもより早めの孵化でございました。






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2007年06月28日

ナチュラルガーデニング

今日は休日、のんびり過ごしていました。
百合が原公園さんの花日記を見ていると心が和みますよね。
花っていいなーって。
僕も実はガーデニングとか庭いじりとか結構興味があるんですよ。

ガーデニングといえばイギリスですよね。
イギリスの住宅ってのはフロント&バックという形になってます。
区分けされている土地はすべて細長く、方位に関係なく道路側がフロント、裏がバックヤードなんです。
住宅は道路側ギリギリに建てられていて、裏のバックヤードが広くとられています。

道路に面した玄関側はお客を迎えるため、また通行人に眺めてもらうための華やかなフロントガーデン。
んで広く取られたバックヤードは家族で過ごしたり、好きな庭を作ったりするプライベートな空間。
「使える庭」がそこにあるのです。

日本の場合、南向きにこだわり、家は後ろギリギリに建てて道路に面した前庭を広くとりますよね。
だから庭全体が通行人の目にさらされちゃってる・・
洗濯物も丸見えだし、お茶を飲んだり読書をしたりって落ち着ける空間ではないですよね。
結局「使えない庭」になってしまう・・ほんともったいないです。

まあ文化も気候も条件も法律も違うんで一概にどちらが良いとは言えません。
でもやっぱイギリス式の方が合理的だし、住んでて楽しいと思うんですよね。
だから僕もこの「フロント&バック」という理念を参考にしております。




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編集部からのお知らせ

たくさんのドラマと感動を与えてくれたバンクーバーオリンピックも終わり、早いもので年度末の3月となりました。暦の上では春ですが、まだまだ気が抜けないのが北海道・・・皆さま、春を先取りし過ぎて風邪を引かないようご注意くださいね。
北海道の遊び&お泊り応援サイト【ぐうたび】

プロフィール

本田 直也

◆ 1976年 札幌生まれ
◆ 1996年より円山動物園勤務
◆ 担当は爬虫類館と猛禽類のフリーフライト
◆ NPO法人日本放鷹協会認定 諏訪流鷹匠。

春から夏は爬虫類を求め、北海道、沖縄のフィールドワークへ、
秋から冬は愛鷹、愛犬と共に鷹狩りへと素敵な日々を送っている。

鷹やら犬やら爬虫類やらと山の方で暮らしている。

投稿したレポログ数:177件

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