札幌100マイル

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爬虫類と猛禽類のDeepな世界。

by zoohonda

zoohonda
プロフィール

本田 直也

◆ 1976年 札幌生まれ
◆ 1996年より円山動物園勤務
◆ 担当は爬虫類館と猛禽類のフリーフライト
◆ NPO法人日本放鷹協会認定 諏訪流鷹匠。

春から夏は爬虫類を求め、北海道、沖縄のフィールドワークへ、
秋から冬は愛鷹、愛犬と共に鷹狩りへと素敵な日々を送っている。

鷹やら犬やら爬虫類やらと山の方で暮らしている。


投稿したブログ数:395件

ヘビの穴はヘビで埋める

パソコン買いました。
もうノートPCはやめ、デスクトップにしたんです。

いやーやっぱ最近のマシンは素晴らしいですね。
早いし、ハイカラだしさ。
しかもBTOとやらはすげー安くていいです。ハイスペックマシンもすべてセットで10万以下ですもん。
男らしくビシっと買いましたよ、情熱の60回払い。

実は最近かなりショックな出来事がありましてね。
先日、なんか知らんけどすごい暑い日がありましたよね?
25℃くらいになっちゃったりして。

事件はその日に起きたんです。
僕は帰宅したらまず爬虫類部屋に入るんですよ。
みなさん元気ですかーって具合にね。

んでいつも通り鼻唄まじりでドアを開けたら・・・
暑い・・暑すぎる・・・・・モアーってしてる。

温度計を見ると32度・・・やばいぞこりゃ・・・
暖房と窓の開け具合の微妙な調整を完全に読み違えてしまったのです。
僕が飼育している種類ってのは、熱帯地方に住みながらも暑さに弱い種がほとんどなんです。

一瞬で顔面蒼白ですよ。
すぐにパンツ一丁になり、飼育個体の安否を確認。
まずカメ類をチェック、順々にケージを覗き込みます。
ノープログラム!(祐川飼育員が頻繁に発する間違った英語)みんな元気です。

お次はヘビマンションの住人たちです。
下の階から順々にチェック。
下の階はさほど温度は上がってなかったようで問題なし。

最後に最上階のケージへ。
おー良かったー!♂も♀も異常なしだ!

ん?あれ?
なにやら♂の動きがおかしい・・
元気に動いてはいるが、首がフラフラしてる・・・

この症状って暑さにさらされたヘビが見せる行動です。
神経系がやられているんですよ。

あっ・・・・・あーーーーー!
やっちまった・・・・・・
腰がくだけ落ちました。

すぐに水で冷やして様子を見たんですが、結局その晩にご臨終。
このヘビ、生まれたばかりの状態で譲っていただき、5年間手塩にかけて育ててきた個体なんです。
体長をはかると2m・・・立派に育ってくれてたのに・・・・

いやー落ち込みましたね。
もう頭の中は真っ白ですよ・・・
ちくしょーちゃんと真剣に天気予報を見ていれば・・・・・
窓をもう30cm開けていってたら・・・・
悔やんでも悔やみきれませんでした。




しかし次の日・・・・・
ふと気がつくと2匹のヘビが我が家に到着。

そして、そのまた次の日・・・・・
さらに1匹のヘビを小脇に抱えて帰宅。


やっぱヘビの穴はヘビでしか埋まらないんです。


2006年EU生まれ
情熱の24回払い。(それ以上は拒否される)

はっはーもう誰にも止められないぜ!
誰か俺を止めてくれ。

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