札幌100マイル

こどもZOOからこんにちは!

こども動物園で日々奮闘するスタッフの飼育日誌的ブログ

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見えない犠牲者

一日遅れてしまいましたが昨日の話題

8月15日は何の日でしょう?
って、さんざんTVなどでも取り上げられていたので知らない人はいないはずですが!

・・・念の為

昨日は62回目の終戦記念日でしたが、
第二次世界大戦の犠牲者数をご存知でしょうか
全世界で約6000万人、アジアで約2000万人

実際にはもっと多いと思いますが、忘れちゃいけない犠牲者がいます。
人間以外の動物達
何千頭何万匹の生物達が知らないところで犠牲になっていたのかと思うと残念でしょうがない。

人間の都合で環境が破壊されるような事があれば、そこには必ず多くの犠牲者がいるという事を忘れないように!

森が分断されてモモンガがが餌を取りにいけなくなったり、モモンガが友達に会いにいけなくなったり、モモン

しつこいか・・・

ということで、過去に戦争の犠牲者になった動物ものすごい近くにいたので紹介します。

画像を見る限りとても平和そうですが・・・

「ビーバー戦争」ってご存知でしょうか?
名前の通り、このビーバーさんが火種となったと言っても過言ではない
17世紀の半ばに北米で起こった戦争です。

内容を全部話すと1週間ぐらいかかりそうなので手短に1行で言うと

フランスとイロコイ族(東アメリカの先住民)がビーバーの毛皮を奪い合ったんですよ。

え?それだけで?と思うかもしれませんが、当時ビーバーの毛皮はとても珍重されていて、この毛皮を独占しようとして戦争が起こったと言われています。
実際に狩られた頭数ははっきりされていませんが、何十万頭というビーバーが犠牲になったようです。

ちなみにこのビーバー戦争は北アメリカの歴史で最も残酷な戦争でした。

ほんとビーバーからすればいい迷惑なんてもんじゃないですよね

そんなわけで、知っていた方も知らなかった方も、動物園でビーバーを見かけたら思い出して、平和を実感してくれればいいなと思います!

それではまたー!

卵的奇怪

食べ物の好き嫌いってありますよね
中には全く無い!て方もいますが

僕は唯一タマゴだけ食べれないんです・・・
でも生たまごは好き
熱を加えて調理するともー無理
ほんと辺り一面モザイクかけないといけないぐらい悲惨な状態になります。

で、
たまごの解説してるのに、たまご嫌いってどーいうことだと思ったわけで。
もう大人なので大丈夫かもと思い、自宅にて挑戦しました。

数あるタマゴ調理法の中で、自分の中では最強の敵「ユデタマゴン」
万が一に備えて台所でいざ

思い切って半分ほど口の中へ投入

まぁ

結果は予想通り
台所はある意味一面モザイク状態
完敗です。

もうね
胃がね
トビデチャウカトオモタヨーーー!

汚い話しでごめんなさい。

まさに たまごのふしぎ(謎

そんな話しの後ですが
最近好評のたまごのふしぎ教室 
中国語で言うと卵的奇怪

他のドキドキ体験と違うところは各飼育員によって内容がかわるところ
先週はベテラン三原飼育員によるたまご的講座

トークに真剣に聞き入るお客さん

途中こんなアイテムも

何かわかりますか?_?

普通は見た事ないはず!
実はコレたまごのなkふぇぽgjうぃ

なんですよ

そして1番驚きの声が大きかったコレ
20070619-02.jpg
実際に例のアレを割りました@@

これには全員びっくりしてましたねー
僕も思わず「うぉっ」と言ってしまうぐらい

子供達だけでなく大人にとってもとても良い体験になったと思います。

タマゴの在庫にもよるんですが、基本日曜日の11時からふれあい教室でやっているので興味がある方はぜし。


「だぜ」

子供の頃語尾に「だぜ」ってつける人っていましたよね

最近流行ってるんです「~だぜー!」

是非使ってみて下さいだぜ。

今日は真面目な話し

その前に


にわとり


ひつじ


がちょう(ちなみにこれ交尾中)

20070404-03.JPG
うさぎ(注:生きてます・・・)

この動物達の共通点ってなんでしょうか@@?

「カワイイ!」

確かにカワイイ
そーなんですよあのモコモコ具合といいぐったり具合といい

って違うんです!

この動物達はみんな元々人間が食べる為に改良された動物達

人間が生きていく為に育てて食べる
当たり前の事なんですが、当たり前になりすぎてるぜ

突然ですがご飯を食べる前と食べ終わった後の例のセリフ

「いただきます」「ごちそうさま」

どんな意味があるか考えた事あるでしょうか

独自に友人・知人にさりげなく聞いてみたところ
全員が「作ってくれた人に感謝」という回答でした。

個人的な意見ですが僕はもう一つあると思います。

作ってくれた人に対して、そしてもひとつ、いい方悪いかもしれませんが

「我々が生きるために奪った命に対しての感謝」

肉はもちろん野菜だって同じです。おけらだってあめんぼだって生きてます。

もう一度「命の大切さ」考えてみませんか?


はい!というわけでそんな「命の大切さ」や「環境教育」etc...

お子さんからお年寄りにもわかりやすくクイズ形式で楽しみながら
たまごを通じてお勉強できちゃう「たまご不思議教室」は毎週日曜日の午後からふれあい教室にて今はまだコッソリやっています。
たまごの集まり具合にもよりますので参加希望の方はお手数ですがご来園の際にお問い合わせ下さい。

以上、宣伝終わりだぜ。

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