札幌100マイル

円山飼育員日誌~サルと一緒!

円山動物園のニホンザルを中心とした動物達と、ちょっと変わった飼育係をご紹介!

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冬支度その2

みなさんこんばんは。
またもや底冷え中の小林です。


今日は早朝から出勤しまして・・・
レストハウスの窓拭きがありました。

スパ○ダーマンみたい。見ている方がドキドキします。
おサルたちがロープをイタズラしないように見張り番。
とにかく寒かった・・・。


その後、サル山内の工事が始まりました。
地下にあるおサルたちの部屋を改修します。

コチラが改修前の様子。年季が入ってますね。




木材の腐食も目立ちます。


9時になって先週洞窟内のベッド張替え工事を担当してくれた大工さん3人が
新しい木材とともに到着。

きれいですね。当たり前ですが。


まずは木材と大工道具を運んで、解体作業開始。



年季が入っているので、解体するのも大変です。
大工さんたちは汗だく。


「小林さーん、暑いから暖房止めてもらっていいべかー?」
汗だくの大工さんを目の前にして断れません。
室内の温度はみるみる下降。
そして私の体温もみるみる下降。
「やっぱこんぐらいが仕事しやすいなー!」
「んだんだ!」
引きつった笑顔で「そっすねー」


解体が無事に終わり、板を貼り付けます。

ここでも手際よくノコやノミを使ってあっという間に完成。
時計を見るとピッタリ正午。大工さんってすごい。


午後からは丸太を立てて固定していきます。

だんだんと冷え込みが厳しくなってきました。


相変わらず大工さんは汗だく。

閉園後も作業は続き・・・



17時30分頃完成!真新しくて眩しいっす。


ではいきますよ。

ビフォー

アフター
部屋全体が明るくなりましたね。


ありがとう!大工さん!
おサルたちは大喜びしていましたよ!
そして私は底冷え中。

冬支度

みなさんこんばんは。底冷え中の小林です。


冷え込みが厳しくなってきましたが、みなさん冬支度は大丈夫でしょうか?
サル山でも水抜きをしたり、エサ場のロードヒーティングを入れたりと
着々と冬支度が進んでおります。


突然ですがここで問題。



サル山にこんな入り口があるのをご存知ですか?
お客様から「あの中はどうなっているんですか?」とよく聞かれます。
今日は特別に公開しちゃいましょう!



なんだか怪しげな雰囲気が・・・



実はこの中はおサルたちの木製ベッドがあったんですね。
言わば寝室です。
意外でした?
雨や風、雪などから守るためにあるんですね。


今日は朝からベッドの張替え工事をしました。
早朝から洞窟内を洗ったり、おサルにエサを食べさせたりで大忙し。
9時から大工さん3名が作業開始。
その間、私はおサルたちが道具を持っていかないように見張りです。


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まずはバリバリと古い木を剥がしていきます。


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新しい木材登場!木のいい香りが。


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3名の大工さんたち、とにかく手際がいい!


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凹凸のあるところは、その場でノコギリやノミを使って加工します。
気づけば私の体の冷え具合も限界に。
鼻水も1リットルぐらい出た気がします。


ここで一旦お昼休み。
休憩後、洞窟へ戻ると・・・


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早くもおサルたちにかじられていました(笑)



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午後も順調に作業は進み、15時に完了!


これでおサルたちも寒さをしのげます。
木はホント暖かいですよね。


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オレの出番はまだかと言わんばかりの威圧感。
彼らの登場もそろそろかな。

夕方レストハウスの片付けに行くと・・・


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絵本コーナーに新しい絵本がありましたよ。

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