札幌100マイル

円山飼育員日誌~サルと一緒!

円山動物園のニホンザルを中心とした動物達と、ちょっと変わった飼育係をご紹介!

『金星の太陽面通過』タグの付いた投稿

105年後に会いましょう

みなさんこんばんは。
腕が日焼けでツートンカラーの小林です。



さて、今日は8年振りの「金星の太陽面通過」でしたね。
私も先月の金環日食に引き続き、貴重な天体ショーを楽しみにしておりました。



ですが・・・




雨がァァァー!太陽がみれないィィィー!
天候を操るスタンド使い「ウェザーリポート」がいれば・・・



スイマセン。
心の声が出てしまいました。



次回は105年後の2117年12月11日。
私140歳の誕生日直前。
ギリギリ見れるな。
たぶん。
みんな長生きしましょう!




金環日食もそうでしたが、
おサルたちには全く関係ないようです。




ん?金星?




関係ないねっ!




天気予報では夕方から降るって言ってたのにね。
でも久しぶりの雨で園路がきれいになりましたよ~


さぁ、これから会議です。
がんばれオレ。


金環日食

みなさんこんばんは。
金環日食で興奮覚めやらぬ小林です。



昨日寝る前からワクワクしてなかなか寝付けませんでした。
今朝目覚めると・・・
6時45分。
だー!やっちまった!
世紀の寝坊をしました。
おサルの行動を見ようと思っていたのに。
1500円もする日食メガネ買ったのに。


今からなら最大日食時間の7時49分までにはなんとか間に合うか。
しかーし!
道路は渋滞・・・。



結局動物園に到着したのは8時過ぎ。
急いでサル山に向かうと朝倉先輩がいました。
6時から撮影&観察しているそうです。
休日なのに。




ギリギリセーフ!かな?



で、肝心のおサルたちの反応は・・・




いつもと変わらず日向ぼっこ(笑)
特に変わった様子はありませんでした。



園内の動物たちも特に変わった様子は見られなかったとのこと。
結局、一番変化があったのは人間だったとさ~♪(笑)



さて、金環フィーバーが終わった夕方。
アムールトラの屋外放飼場にある桑の枝を頂きにお邪魔しました。




完全に切ると下の池に落ちてしまうので、
ギリギリで止めるテクニックが要求されます。




ゲットした枝をすぐに運び出し・・・


腰が痛いマッスルもお手伝い。


新鮮なうちに


召し上がれ~


今年初の桑の枝。


よほどおいしいのか


あっという間に・・・


こんな状態!
やっぱり新鮮な葉や樹皮、木の実はおいしいのでしょうね☆




大変だけど明日も枝探しに行こう。
キレイな夕陽に誓う担当者でしたー♪

今朝の私と本田飼育員の会話・・・


本田「再来週ぐらいにまた見れるんでしょ?」


私「いやいや、18年後の2030年6月ね。」


本田「えっ?そうなの?」


私「そんなにすぐに見れる訳ないじゃん。ははは~笑」



でもちょっと気になって調べてみたら・・・



「金星の太陽面通過」
2004年6月8日、日本では130年ぶり、世界的にも122年ぶりに、金星が太陽面を横切る現象がありましたが、全国的にお天気が悪かったようです。それから8年が経ち、2012年6月6日、21世紀では最後の「金星の太陽面通過」を迎えます。いま、世界に生きている人々にとって、おそらく人生最後の観望チャンスです。次回は105年後、2117年12月11日まで起こりません。



再来週にはこんな天体ショーがあるそうです!
次はなんと105年後。
私140歳。
ギリギリいけるな。



っていうより・・・



さすが情報通の本田直也氏。
やっぱりすごいね!
ま、たまたまだと思うけど(笑)

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