フランジ

Posted by zooyoshida on 2013年10月4日(金) 10:34

　よくお客さんが話しているんだわ。

　

　あの両頬の出っ張りって何だろう？
　
　どうしてああなるのかな～ってさ。

　オスの顔の両脇にある張り出しは「フランジ」と呼ばれています。フランジは強いオスの

「しるし」で弱いオスは何歳になってもフランジが大きくなりません。しかし、ひとたび強い

オス（フランジのあるオス）がいなくなると（死んだり）フランジのないオス（アンフランジ）が

急激にフランジを発達させて、１年以内にフランジのあるオスに変わってしまいます。フラ

ンジは一度大きくなると小さくなることはないといわれています。

　動物園ではみんな強いオスになります。

　だって強いオスは自分しかいないからね。

　広い施設で強いオスと同居している環境、またはそれに近い環境ならアンフランジで通す

ようなオスも現れるかも知れないんじゃないかな。












　２０年５月、弟路郎は１１歳、フランジはまだ小さいよ。












　半年後、少し大きくなっています。










　それから２ヶ月経った１月、ポチョッと大きくなりました。











　３月かなり大きくなりました。

　このくらいになると触り心地もよくなるよ。

　ぷにぷにしてさ、中身は脂肪とコラーゲンです。










　ちょうど一年後には立派なフランジオスになっていました。

　フランジが大きくなるにつけ体も急激に大きくなりました。












　翌月の６月、レンボーとラブラブです。

　ちょうど良いタイミングでフランジオスになることができました。（　あっ、ちなみにアンフラン

ジオスでも子供は作れます。）














　今はこんなに小さいけど、あと９年、１０年も経てばハヤトも弟路郎みたくフランジの大きな

強いオスになっているでしょうね。　

　そして、いつの日かハヤトの子の顔でも見たいもんです。











　カッコイイよね。