札幌100マイル

さっぽろ1000人ワールドカフェ公式ブログ

みんなではなす。みんなでつくる。さっぽろの未来。 2011年7月18日(月・祝)に札幌で開催されたワークショップです。 引き続き「札幌市まちづくり戦略ビジョン」についての情報発信を行っています!

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開催報告/第2部ワールドカフェ!

皆さんこんにちは。

9月に入ってから7月のイベントの報告を書くのも
気が引けるのですが・・・。
「さっぽろ1000人ワールドカフェ」
第2部、皆さまにご参加いただいたワールドカフェのご報告です!

「ワールドカフェ」では、メンバーをシャッフルしながら
「問い」に沿って自由な話し合いをしていただきます。

話し合いの流れをおさらい。

□第1ラウンド
  問い1 札幌に住んでいて、来てみて、良かったと思うことは何ですか?


□席替え
  各テーブルで「テーブルホスト」を決めてから、
  「テーブルホスト」1名を残して他のテーブルへと移動。

□第2ラウンド
  「テーブルホスト」は、この席で第1ラウンドで語られた話を新しいメンバーに紹介。
  各メンバーも前のテーブルで語られた話を紹介した後、
  第2の問いについて語り合っていただきました。
  問い2 他にはない、さっぽろ“らしさ”とは何でしょうか?


□席替え
  「テーブルホスト」はテーブルに残り、他の方は移動。

□第3ラウンド
  テーブルホストと各メンバーが、第2ラウンドで語られた話を紹介しあった後、
  第3の問いについて語り合っていただきました。
  問い3 さっぽろ“らしさ”にどのような可能性を感じますか?


□席替え
  第1ラウンドで語り合ったテーブルに全員戻っていただきました。

□振り返り
  第3ラウンドで語り合った「さっぽろ”らしさ”の可能性」について
  印象に残った事や大事だと思うことを
  一人ひとり「付箋」に書き出していただき、
  それを発表しながら語り合っていただきました。

□第4ラウンド
  問い4 わたしたちが望む、これからの“さっぽろ”はどんなまちですか?
  語り合った内容(○○なまち)をテーブルごとに書き出していただきました。


■全体共有
  本来であれば、各テーブルごとに発表するなどして、
  話し合われたことを参加者全員で共有するのがワールドカフェなんですが・・・
  89テーブル全員が発表する時間もなく(>_<)

  参加者が会場内を自由に移動して、各テーブルで書き出された内容を
  見て回っていただきました。


各テーブルで書き出していただいた「○○なまち」は、実に多種多様!
でも「そうだよね~」と共感できるものばかりなんです。
全てのテーブル分、画像データにしてこちらにアップしています。↓
http://www.city.sapporo.jp/kikaku/vision/worldcafe/kekka-1.html

これらの内容を一覧にしたものがこちら。↓
http://www.city.sapporo.jp/kikaku/vision/worldcafe/documents/wc-matome.pdf

これらの結果は、「将来の札幌を考える市民会議」に報告いたしました。
今後、「札幌市まちづくり戦略ビジョン審議会」にも報告し、
ビジョン策定の議論に反映されていきます!

そして・・・

 「このような対話の場を継続してほしい!」
 「市内各地でやってほしい!」
 「自分でも企画運営してみたい!」

という声にお応えして・・・

新プロジェクトスタートです!!
コチラをご覧ください!
http://www.city.sapporo.jp/kikaku/vision/shimin/index.html

開催報告/トークセッション!

皆さんこんにちは。

7/18に開催いたしました さっぽろ1000人ワールドカフェ
当日の様子を少しずつご紹介していきますね。

まずは第1部のトークセッションです!



ゲストスピーカーは、
 麻生 栄一さん (CMプロダクション(株)インデックス・コア代表取締役)
 小山内 美香さん (コミュニケーションデザイナー)
 竹本 アイラさん (主婦ネットワークMaM-CaN代表)
 ロス・フィンドレーさん (NACニセコアドベンチャーセンター代表取締役)
そして
 上田文雄札幌市長

以上5名よるトークセッションです。

5名の皆さんには、「ワールドカフェ」のように、
テーマ(問い)に沿ったかたちで自由に発言していただきました。

テーマ(問い)は
 『あなたが「そと」に誇っていきたい“さっぽろ”は何ですか?』

ご発言の一部を紹介しますね。

麻生さん:


札幌にはいい意味で「しばり」がないように感じるし、
「まち」というより「国」というイメージな気がする。
国内のどこかの街を目指すというよりも、
世界中のいろんな街とお近づきになったり、
比較されるべき街になっている気がする。
苗字は札幌です、というくらいの勢いで独立心旺盛な市民でありたい。
より多くのヒトと話せる場がいっぱいあるともっと良くなる気がする。

小山内さん:


すごく都会でありながら、いい意味で「田舎」。
何かやろうとか、何か頑張るとすぐにヒトに伝わるし、
声をあげたら、ヒトが集まる環境がある。
世界が狭いということが札幌では、他に誇れるところだと思う。

竹本さん:


札幌にずっといるヒトは意外と気づいていないかもしれないが、
北海道の地方都市から比べたらもう「大都会」。
なのに、子どもたちにとっても非常に安全な街だと感じる。
そしてヒトとヒトのつながりが近い。
これは東京や大阪にはない魅力だと思う。

ロスさん:


リゾート地ニセコで多くの外国からの観光客がリラックスしてくれるが、
札幌はこんなに都会なのにも関わらず、遊びも自然も身近にあって
ヒトをリラックスさせるポテンシャルをもった街。
スキー場ひとつとっても、こんなにすばらしいスキー場が近い街は
世界にもそうそうない。

上田市長:


世界に雪が降る街はいっぱいあるが、
雪まつりやウィンタースポーツで札幌は雪を克服してきた。
克服する中で人と人とがつながるマインドが生まれた。
「雪が降ったらあたたかい」と思えるヒトのつながりやキモチを
大事にできる街づくりを目指したい。


市政世論調査によると、
さっぽろが「好き」という市民は毎年90%以上もいて、
これは他のまちに比べても相当高い割合なのだそうです。
(ちなみに平成22年の結果はこちら。
http://www.city.sapporo.jp/somu/shiminnokoe/sakusei/h22yoron_aramashi.html

そして、民間の調査による「魅力のある自治体ランキング」では、
日本の約1000の自治体のうち、どこが魅力的かというアンケート調査の結果、
札幌は5年連続で1位や2位!
最も魅力的な街」という評価なのです。

市民にとっても、市外の方々にとっても、魅力的なまち。
これは私たちにとって、ものすごい財産ですよね。

大きな可能性を秘めたまち、さっぽろ。
このまちの未来をどう描いていくか。
これからも、みなさんで考えていきましょう!


★「さっぽろ1000人ワールドカフェ」の結果はこちら。
 http://www.city.sapporo.jp/kikaku/vision/worldcafe/kekka.html

★「札幌市まちづくり戦略ビジョン」策定経過はこちらをご覧ください。
 http://www.city.sapporo.jp/kikaku/vision/index.html

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