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札幌100マイル編集部による映画レポート

『洋画』カテゴリーの投稿一覧

ポンペイ

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■2014年6月7日(土)より、札幌シネマフロンティア
ユナイテッド・シネマ札幌他、全国にて2D/3Dロードショー

■公式サイトはこちらから。

【映画】 ポンペイ
【監督】 ポール・W・S・アンダーソン
【出演】 キット・ハリントン/エミリー・ブラウニング/キーファー・サザーランド他

 

あの「バイオハザード」のポール・W・S・アンダーソン監督最新作!
最先端のVFXで描く超大作『ポンペイ』を、100マイルスタッフが拝見して来ました。

~舞台は西暦79年の美しい海辺の街「ポンペイ」
ローマ人に家族を虐殺されたケルト人(マイロ)は奴隷となり
無敵のグラディエーターへと成長し、ポンペイの有力者の娘と身分違いの恋に落ちる。
歴史的なヴェスヴィオ火山の噴火。果たしてマイロは愛する人を救い出し
自由を手に入れる事が出来るのか・・・!

美しいポンペイの街が一瞬にして飲み込まれた8月24日。

歴史上、もっとも壮絶な悲劇といわれるヴェスヴィオ火山の噴火は
学生時代の歴史の授業で、深く心に残った史実の1つでもあります。

噴火の威力がどれほどのものなのか、文献だけでは到底解からないものが
今回ポール・W・S・アンダーソン監督により見事映像化!

最先端VFXを巧みに操るその手腕に脱帽です。

噴火前の余震からはじまり、地震の規模・押し寄せる火砕サージの迫力に
手に汗握り心拍数がどんどんアップ!
まるで本当にその場に居るかのような錯覚&臨場感を味わえる作品となっています。

恋に落ちた若い二人に横槍を入れるは
ジャック・バウアー「24」でお馴染みのキーファー・サザーランド♪
正義の味方ならぬ今回の悪役ぶりは見ごたえありですw

大自然の猛威に人間の弱さを実感しながらも
歴史を学びながら綴られていく悲劇のストーリー。

決してラストシーンを見逃さないで下さい。

グランド・ブダペスト・ホテル

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■2014年6月6日(金)より、シアターキノほか全国にてロードショー。
■公式サイトはこちらから。

【映画】 グランド・ブダペスト・ホテル
【監督】 ウェス・アンダーソン
【出演】 レイフ・ファインズ/F・マーレイ・エイブラハム/トニー・レヴォロリ他

ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)受賞。
全米の館アベレージ歴代記録を大きく塗り替えたスーパーヒット作。
ハリウッドが誇る奇才:ウェス・アンダーソン監督の最高傑作
「グランド・ブダペスト・ホテル」を100マイルスタッフMが拝見してきました!

<イントロダクション>
ヨーロッパ最高峰の格式あるグランド・ブダペスト・ホテルで
究極のおもてなしを提供する「伝説のコンシェルジュ(グスタヴ)」が
一枚のルネサンス絵画をめぐり、殺人事件に巻き込まれて行く。
愛弟子(ゼロ)と共に、広大なヨーロッパ大陸をめぐり
スリリングなミステリーに挑むグスタヴ。
果たしてその真相は・・・。

どのシーンを切り取っても美しく、その映像美にクギつけとなった作品!

キーワードは「サスペンスでありながらユーモラス」

テンポ良く展開していくストーリーに、どんどん引き込まれて行きます。
これぞ、まさに奇才:ウェス・アンダーソン監督マジック!

ロケ地は、ユネスコの世界遺産に登録されたドイツの町:ゲルリッツ。
クラシックホテル好きにはたまらない優雅ないでたちにて
登場するホテルは、何と広大なデパートだというから驚きです!

伝説のコンシェルジュ演じるレイフ・ファインズをはじめ
愛すべき個々のキャラクターを確立した豪華キャスト陣はモチロン
優雅なホテルから、キュートなスイーツ&衣装・小物に至るまで
それはそれはもう片時も目が離せません。

心臓が高鳴るサスペンスと心地よいユーモア!
まるで極上のご馳走とワインを満喫したかのような
ラグジュアリーな満足感をたっぷりと味わえる作品です。

とっておきのひと時をゼヒ劇場で☆

パラノーマル・アクティビティ(呪いの印)

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■2014年4月11日(金)より、札幌シネマフロンティアほか全国にてロードショー
■公式サイト:http://paranormal-jp.com/

 

【映画】 パラノーマル・アクティビティ(呪いの印)
【監督】 クリストファー・ランドン
【出演】 モリー・イフラム リチャード・カブラル アンドリュー・ジェイコブス他

 

世界的ヒットを記録したホラー「パラノーマル・アクティビティ」シリーズより
第5弾となる【パラノーマル・アクティビティ(呪いの印)】を拝見してきました!

 

~カリフォルニア州・オックスフォードに暮らす、ごく普通の青年:ジェシーは
18歳の誕生日を迎えた日、腕に歯形のような奇妙な印があることに気付き
その日から、彼の周りで奇怪な現象が次々とエスカレートして行く!
浮かび上がった謎の印こそ、まさに「呪われた印」だった・・・。~

 

【パラノーマル・アクティビティ:超常現象】とは。
自然界の法則を超越していて、説明が不可解な現象(別名:超自然現象)
ラップ現象・ポルターガイスト・憑依・サイキック現象ほか
予知夢・臨死体験・転生・人体自然発火なども含まれるとの事です。

個人が撮ったビデオ風という描写が、実にリアルな恐怖を引き出し
大ヒット超常現象ホラー映画となったシリーズ・第5弾がついに解禁!

アメリカ各地で起こった4つの衝撃映像が世に解禁されて来たわけですが
今回は、前作の主要キャラとは関わりのない人物が主人公となっているので
初めて観るという方でも、すんなりと入っていける作品に仕上がっています。

もちろん、ホラー好きにはたまらない心理描写シーンも大放出!

「・・・そのカーテンの向こうには!?」
「今、瞬間的にビデオの端に映ったモノって!?」などなど
最初から最後まで、間違っても心臓に良いとは言えない数々の衝撃カットが飛び出し
まるで自分が実際にその場でビデオを回している様な錯覚に陥ること必死です!

手に汗握る静寂からのスクリームと、とにかく休む暇がありません。

怖いもの見たさとの葛藤がドンドン癖になって行くw
新たなる「パラノーマル・アクティビティ(超常現象)」を
ゼヒとも劇場にてご体験下さい!

【エヴァの告白】



■2014年2月14日(金)より、ディノスシネマズ札幌ほか全国でロードショー
■公式サイトはこちらから。



【映画】 エヴァの告白
【監督】 ジェームズ・グレイ
【出演】 マリオン・コティアール/ホアキン・フェニックス/ジェレミー・レナー他



本日は、ハリウッドが誇る実力俳優たちの豪華競演で話題の感動作
『エヴァの告白』を、100マイルスタッフMが拝見して来ました!

〜1921年、ニューヨーク。
戦火のポーランドから夢を抱きアメリカへと移住して来た姉妹だが
妹は病気の疑いで隔離、主人公の姉(エヴァ)は理不尽な理由から入国拒否。
強制送還を助けたのは、とある劇場で売春を斡旋する事を生業としている男だった。
妹を助けるため、娼婦の道を選んだ厳格なカトリック教徒のエヴァの罪とは・・・。〜

この当時、アメリカに渡ったポーランド移民女性が
生きる為に過酷な運命を背負う悲しく心揺さぶられる物語。

自分の意思とは関係無く、決められた何かを選択するというのは
どんなに悲しく辛い事なのだろう・・・。

厳しい現実を受け止め、最愛の妹のため
どんな事をしてでも「生きる」と決心した主人公のエヴァを演じるは
『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』でアカデミー賞に輝いた
美しき女優:マリオン・コティアール!
夢を打ち破かれながらも懸命に生きる女性の演技には、涙を誘われます。

また、ある意味運命の出会いとも言える売春を斡旋する男には
多彩な役をこなす実力派俳優:ホアキン・フェニックス
同じ女性として決して許す事の出来ないキケンな男のはずなのに
主人公エヴァに対し、歪んだ愛し方した出来ない切ない男心がジワジワと伝わり
「かわいそう」とさえ思えてしまうから不思議です。

そんな2人を翻弄する男には甘いマスクで人気のジェレミー・レナー!
今回は物語のキーマンであり、女性の気持ちをサラリ奪うのが得意なタイプを熱演。

実力派3人が交錯しながら進んで行くストーリーから目が離せません。

「罪」とは。「生きる」とは・・・。
改めてじっくりと深く考えされせられる作品です。

【ウォルト・ディズニーの約束】



■2014年3月21日(金)より、札幌シネマフロンティア
ディノスシネマズ札幌ほか、全国にてロードショー
■公式サイトはこちらから。



【映画】 ウォルト・ディズニーの約束(ディズニー提供)
【配給】 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
【監督】 ジョン・リー・ハンコック
【出演】 エマ・トンプソン/トム・ハンクス/ポール・ジアマッティ他




ディズニーの名作「メリー・ポピンズ」の誕生に秘められた感動秘話!
『ウォルト・ディズニーの約束』を、100マイルスタッフMが拝見して来ました。

言わずと知れた「ミッキーマウス」生みの親であり
世界中の人々から愛される「ディズニーランド」の創始者:ウォルト・ディズニー!

ウォルトの愛娘の愛読書だった「メリー・ポピンズ」の物語を
絶対に映画化するよと約束したものの、原作者:P.L トラヴァーズは首を立てに振らず・・・。
しかも20年もの歳月をかけ、熱烈なラブコールを贈り続けて来たというから驚きデスw

映画化にと募る想いは覚めやらず。
ついに交渉へのスタートラインにつき喜んだのもつかの間
「ミュージカルは絶対にダメ!」「アニメは許さない!」などなど
一筋縄では行かない頑固な原作者:P.L トラヴァーズとのバトルが!

ウォルト・ディズニー氏本人を演じるは、名優:トム・ハンクス
愛と優しさに溢れる姿は、ご本人を知る人々から「似ている」との声も♪
頑固な原作者を説得するべく翻弄する姿をコミカルに演じる姿は必見です。

そんな彼を悩ませる原作者:P.L トラヴァーズには
イギリスの知的派女優:エマ・トンプソン!
ただのワガママやヒステリーで映画化を渋っているのでは無く
その胸の内に秘めたある想い・苦悩を、観るものに訴えかけて来ます。

「メリー・ポピンズ」が、私達の感動を誘うディズニー映画として出来るまでの裏側と
ウォルト・ディズニーとP.L トラヴァーズという2人の想いが溢れた作品!

何度でも観たくなる♪
夢と魔法だけでは語り尽くせない「大人の為のディズニー映画」
見終わった後「メリー・ポピンズ」を観たくなること必須デスw

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