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札幌100マイル編集部による映画レポート

『洋画』タグの付いた投稿

【イコライザー】

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■2014年10月25日(土)より、札幌シネマフロンティアほか全国でロードショー
■公式サイトはこちらから。

 

【映画】 イコライザー
【監督】 アントワーン・フークレア
【出演】 デンゼル・ワシントン/マートン・ソーカス/クロエ・グレース・モリッツ他

 

昼と夜。2つの顔を持つ男の〝仕事〟を描いたデンゼル・ワシントン主演の「イコライザー」
100マイルスタッフMが拝見して来ました。

<あらすじ>
昼はホームセンターで真面目に働く物静かな男(マッコール)。過去はCIAのトップエージェント。ある夜、知り合った娼婦との会話で、ロシアのマフィアから酷い仕打ちを受けている事を知り、夜、もう一つの「仕事」を遂行する。だが、この「仕事」がきっかけとなり、ロシアンマフィアがマッコールを追い詰めて行く。

穏やかな雰囲気を持つデンゼル・ワシントン。
今回彼が演じる主人公:マッコールは、その魅力的な雰囲気はモチロンのこと
更に新しい魅力をみせてくれた作品となりました。

昼は、真面目なホームセンターで働く従業員。
職場では人の面倒見が良く人気者。
夜は馴染みのカフェで、ゆっくりと読書を楽しむ。
しかし、夜は一転、元CIAのトップエージェンシーとして
決して悪を許さず人知れず葬る「仕事」請負人!

そう、言わば外国版「一人必殺仕事人」なのであります。

彼の流儀は、警察も手を出せない悪や暴力に苦しむ人たちを救う事。
周りにあるモノを武器として戦う。
原則必要な時間は19秒!そして報酬は無し。と
とにかく「渋くてカッコいい」の一言なのです!

ド派手なアクションで無傷&完全無欠なスーパーヒーローでは無いところも魅力的!
知的かつ人間味溢れる正義を掲げた「仕事」で、悪を完全抹消してくれます。

「昼」と「夜」の顔もつ男。
今までに無いヒーロー像の誕生に、すでに続編を期待している自分も(笑)

ちなみにタイトルの「イコライザー」とは「平行」や「平均化」などの意。
この作品では、社会にはびこる「ノイズ(悪)」を抹消し
平穏を保つ仕事人としての意味となっています。

デンゼル・ワシントン演じる新たなヒーローの戦いっぷりを
是非とも大スクリーンでご体験下さいねー☆

【イフ・アイ・スティ 愛が還る場所】

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■2014年10月11日(土)より、ユナイテッド・シネマほか
全国にてロードショー。

■公式サイトはこちらから。

【映画】 イフ・アイ・スティ 愛が還る場所
【監督】 R・J・カトラー
【出演】 クロエ・グレース・モレッツ/ミレイユ・イーノス
ジェイミー・ブラックリー他

世界34ヶ国で愛されるベストセラー小説を映画化した「イフ・アイ・スティ 愛が還る場所」を、100マイルスタッフMが拝見してきました。

<あらすじ>
主人公の高校3年生のミアには、愛すべき家族、親友、そして大好きなミュージシャンの恋人がいる。
将来の夢はチェロ奏者。エリート音楽院の入学を目指し猛特訓中だった彼女は、ある日突然の事故合う。目覚めたミアが目にしたものは、昏睡状態で横たわる自分と失った家族の姿。そして嘆き悲しむ親友、恋人、祖父たち・・・。旅立つのか、それとも生きて行くのか。生死をめぐる17歳のミアの選択とは!

誰にでも起こりうる突然の事故。普段私たちは「死」を意識せず
むしろ自分に「死」は来ないとすら信じて生きている。

幸せな家族、当たり前に来るであろう輝ける未来etc…。

昏睡状態で目覚めた時、「夢」としか思いたくない非常な現実に
思わずこの映画の主人公:ミアを通して、自分の意識や人生を重ねてしまいます。

現実の世界に残る大切な人たちと生きて行くべきか。
大切な家族の待つ場所へ旅立つべきなのか。

どちらを選んでも辛い状況の岐路に立ったとき
果たして自分ならどちらを選択するのだろうと考えさせられます。

事故から決断までの、胸を締め付けられる24時間を
人気バンドの名曲からフォーク、パンク、クラシックまで
様々な音楽が各シーンをドラマティックに演出。

主演クロエ・グレース・モレッツが懇親の演技で魅せる、等身大の17歳の決断。

劇場へはハンカチをお忘れなくお持ち下さい。

【ヘラクレス】

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■2014年10月24日(金)より、札幌シネマフロンティア
ユナイテッドシネマ札幌ほか
全国にてロードショー
■公式サイトはこちらから。

【映画】 ヘラクレス
【監督】 ブレット・ラトナー【出演】 ドウェイン・ジョンソン/ジョン・ハート
ジョセフ・ファインズ/
イアン・マクシェーンほか

本日はギリシャ神話最大の英雄伝説を描いた、アクション・アドベンチャーの超大作「ヘラクレス」を、100マイルスタッフMが拝見して来ました。

<あらすじ>
神々の王ゼウスと人間の間に生まれた半身半人のヘラクレス!恐るべき怪物と戦う「12の難業」で、その英雄伝説は知れ渡ることになる。それから時は流れ、ヘラクレスは預言者や戦士ら仲間とともにギリシャ諸国をさまよっていた。ある日ヘラクレスは凶暴な敵を倒して欲しいと依頼される。高額なお礼が目的だったが、ヘラクレスを「英雄」と崇める子供や、戦いに苦しむ人々をみているうちに、徐々にヘラクレスの心に変化が生じる。卑劣な罠に挑む真の「英雄」とは・・・。

ギリシャ神話最大の英雄:ヘラクレスを演じるは
WWE世界ヘビー級チャンピオンに8度も輝く超人!
映画界では「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」でデビューを果たし
今やハリウッド最強のアクションスターとして大人気のドウェイン・ジョンソン

もともとマッチョな肉体の持ち主の彼が「完璧なヘラクレス」を演じる為
8ヶ月にも渡るハードなトレーニングプログラムを実行したとの事。
そのギリシャ彫刻さながらの肉体美は見逃せません。

恐ろしい怪物たちを次々と倒す伝説「12の難業」は
本で読んで想像したモノを遥かに超え
その迫力の実写映像に瞬きをするのも忘れるほどでした。
また、戦車の大群や馬の激走シーンにはCGを使っていないというから驚きです。

神さえ恐れる超人的な破壊力だけではない
人間の心を持つ半神のヘラクレス。

彼が起こす壮大なアクションシーンに感じる爽快感はモチロン
物語が進むにつれ人間味溢れるキャラクターに魅了されて行きます。

伝説の裏に隠れたヘラクレス激動の運命を、是非とも劇場でお確かめ下さい!

【マダム・マロリーと魔法のスパイス】

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■2014年11月1日(土)より、札幌シネマフロンティアほか
全国にてロードショー
■公式サイトはこちらから。

【映画】 マダム・マロリーと魔法のスパイス
【監督】 ラッセ・ハルストレム
【製作】 スティーブン・スピルバーグほか
【配給】 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
【出演】 ヘレン・ミレン/マニッシュ・ダヤル
     シャルロット・ルボン/オム・プリほか

名作「ショコラ」のラッセ・ハルストレム監督&スティーブン・スピルバーグ製作
心に響く美味しい映画「マダム・マロリーと魔法のスパイス」を、100マイルスタッフMが拝見してきました

南フランスで1つ星レストランを経営するマダム・マロリー。
ある日、店の真向かいに新天地を求めやってきたインド人ファミリーが、インドレストランを開くことに!格式高い「フランス料理」vs 庶民派の「インド料理」が繰り広げる料理バトルを、母親譲りの〝絶対味覚〟を持つインド人の次男:ハッサンが「魔法のスパイス」で解決へと導いていく!

食欲の秋!目にも美味しい映画がやってきます♪

視覚&聴覚に訴えかける数々の美味しそうな料理たちの映像に、空腹で観に来たことを後悔w今にもバターの香りが漂ってきそうなフレンチに、秘伝のスパイスをたっぷり使うインド料理。この作品では「食べたくなる」のはモチロン「作りたくなる」不思議な魅力が満載なのです!

キーマンはインド人のハッサン。
〝絶対味覚〟を持つ彼の舌と料理でサクセス街道を駆け抜ける「夢」に、暖かくずっと支えくれる「家族」や「恋」。そして、今ある自分を形成してくれた母から伝えて貰った故郷の味も作品のスパイスに。

人生で一番大切なものは何か?
そんなクエスチョンを、フランスの美しい風景や美味しい料理とともに伝えてくれます。

互いに違う文化も「食」のパワーで歩み寄ることが出来る。

そこに行き着くまで、気位が高く女王さまのようなマダム・マロリーと頑固なハッサンのパパが、食材などを巡りコミカルに展開する料理バトルも見逃せませんが☆

観る者をスパイスの魔法に掛けてしまう究極の美味しい映画!
決して空腹では観ないで下さい(笑)

 

【エヴァの告白】



■2014年2月14日(金)より、ディノスシネマズ札幌ほか全国でロードショー
■公式サイトはこちらから。



【映画】 エヴァの告白
【監督】 ジェームズ・グレイ
【出演】 マリオン・コティアール/ホアキン・フェニックス/ジェレミー・レナー他



本日は、ハリウッドが誇る実力俳優たちの豪華競演で話題の感動作
『エヴァの告白』を、100マイルスタッフMが拝見して来ました!

〜1921年、ニューヨーク。
戦火のポーランドから夢を抱きアメリカへと移住して来た姉妹だが
妹は病気の疑いで隔離、主人公の姉(エヴァ)は理不尽な理由から入国拒否。
強制送還を助けたのは、とある劇場で売春を斡旋する事を生業としている男だった。
妹を助けるため、娼婦の道を選んだ厳格なカトリック教徒のエヴァの罪とは・・・。〜

この当時、アメリカに渡ったポーランド移民女性が
生きる為に過酷な運命を背負う悲しく心揺さぶられる物語。

自分の意思とは関係無く、決められた何かを選択するというのは
どんなに悲しく辛い事なのだろう・・・。

厳しい現実を受け止め、最愛の妹のため
どんな事をしてでも「生きる」と決心した主人公のエヴァを演じるは
『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』でアカデミー賞に輝いた
美しき女優:マリオン・コティアール!
夢を打ち破かれながらも懸命に生きる女性の演技には、涙を誘われます。

また、ある意味運命の出会いとも言える売春を斡旋する男には
多彩な役をこなす実力派俳優:ホアキン・フェニックス
同じ女性として決して許す事の出来ないキケンな男のはずなのに
主人公エヴァに対し、歪んだ愛し方した出来ない切ない男心がジワジワと伝わり
「かわいそう」とさえ思えてしまうから不思議です。

そんな2人を翻弄する男には甘いマスクで人気のジェレミー・レナー!
今回は物語のキーマンであり、女性の気持ちをサラリ奪うのが得意なタイプを熱演。

実力派3人が交錯しながら進んで行くストーリーから目が離せません。

「罪」とは。「生きる」とは・・・。
改めてじっくりと深く考えされせられる作品です。

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