セロ弾きのゴーシュ
Posted by puppet on 2012年1月10日(火) 18:48
久しく更新していなくて…申し訳ございません。
気合をいれてっ!2012年の人形劇情報をお届けしていきます。
どうぞよろしくお願いします。
さて…毎年恒例
人形劇フェスティバル冬の祭典 30回目をむかえます。
今年は、札幌の人形劇を代表する作品
セロ弾きのゴーシュを上演します。
http://www.do-ninkyou.or.jp/fuyunosaiten.html
この作品は1987年、第15回記念公演として制作されました。
大阪のプロ人形劇団の老舗・クラルテのご協力をいただき
日本の人形劇を代表するひとりといえる、吉田清治さんの手による
桐を彫りだした本格的な人形を遣っています。
吉田さんは1986年札幌に長期滞在、人形製作などをされていましたが
検査を受けるために一時戻られた大阪で、医療過誤のため
残念ながら再び戻られることなく急逝されました。
稀代の人形劇人・吉田清治最期の作品として託されたセロ弾きのゴーシュ。
15年間で5回目の上演です。
初演・再演は、札幌の人間劇(=演劇ですが、人形劇に対する言葉として使っています)の
鈴木喜三夫さんの演出による上演でした。
再々演以降は、吉田さんの愛弟子で、現クラルテ代表
札幌出身で小学生のころから人形劇に魅せられてきた高平和子さんにお願いしています。
現役の人形劇役者であり、全国を公演している超多忙の高平さんが
休みを利用して札幌ゴーシュのために来てくださっています。
ゴーシュについては、下っ端ペーペーのワタクシ(人形劇歴12年です)でも
いろいろ語りたいような作品ですので
公演までお話させていただきたいと思っています。