札幌100マイル

『ダチョウ』カテゴリーの投稿一覧

産みました#2

こちらのブログではおひさしブリになります。熱帯動物館シマウマ・ダチョウ担当の柏ブチです。

冬プロブログでは登場していたのですが、こちらはカバブログ化(おーのブログ化か?)していたのでご無沙汰になりました。


そんなことはさておき。本日、熱帯動物館のダチョウがめでたく2個目の卵を産みました。




写真がこちら。2個目となると、さほどのドキドキ感もなく冷静に写真を撮れたのですが、金網に近寄って撮ろうとすると執拗なダチョウ攻撃にあってなかなかいい写真が撮れないんですよ。。


でもまあ、写ってるのは基本ダチョウと卵だけなんで1個目と絵的になんら変わらないです。。。





後ろにシマウマを入れてみましたが。。。。。


しかし!今回の卵は1,360gで前回(1,200g)のよりボリュームUPしています!




この卵はしばらくダチョウガイドの時に本物の卵として使います。
いままでは中に砂を入れたものを使っていたんですが、「中には砂が入ってます。」って説明すると皆さん一様にガッカリするんですよね。。。
平成16年の卵に中身がそのまま入ってたら100%腐ってますよねぇ。。
その皆さんのガッカリで何度僕の心が折れたことか。。。。。

これからは心折れずにガイドができそうなので、皆さん熱帯動物館に来てくださいね。
日時などはまったく未定です。本当にスイマセン。

あなたは何派?

先日、某有名ラーメン店に行きましたが、以前に食べたときよりもしょっぱくてスープを残しました。。。。

最近、外食産業の塩分の多さについていけなくなったグルメ気取りのカシワブチです。



さて、夏バテ防止には汗で体外に排出されてしまう水分、塩分、ミネラルの補給が大事なんですが、

動物たちの健康維持のためにもこれらは必要です。

塩分やミネラルを肉食動物はその捕食動物から、草食動物はそれらが含まれている土を食べて補給します。

円山動物園では多くの草食動物にこれを与えています。




じゃーん。  その名も「鉱塩」

・・・・・・別に面白くはないんですが、

シマウマに与えている鉱塩の減り方が違うんですよ!!





左がメスのスモモで、右がオスの飛馬。

同じシマウマなのに食べ方が違うんですねぇ。

新人飼育員はこんな小さな発見を誰かに言いたいのです。





別にイベントがなくて無理に作ったネタではないですよ。。。。






皆さんはショートケーキのイチゴを先に食べる派ですか?後に食べる派ですか?

そしてラーメンは味噌派?しょうゆ派?しお派?

ちなみに今日の熱帯館の飼育員は全員しょうゆ派でした。








追伸。


6月に天国に召されたダチョウの「バロン」にお花をいただきました。

ありがとうございます。




さよなら!元気でね! (q_q)/

先日TVで傷の治りが遅い人は、男性ホルモンが多い人だと言ってました。

皆さんはどうですか?

こんばんは、男性ホルモンたっぷりのかしわもちです。


本日、旭山動物園にダチョウが1羽旅立ちましたので報告いたします。


皆さんは捕まえた虫をかごに入れるときに逃げられた経験はありませんか?

そうです、どんな生き物も狭いかごには入りたくないので必死で逃げますね。

虫や小鳥くらいなら楽勝なんですが、体重約100Kgのダチョウとなるとそりゃあ大変ですよ。

しかも担当は4月に来た新人飼育員ですよ。当然こうなりますね。





こんなことになったらシャレにならないので皆で協力してやりましょう。



まずは皆さんで輸送檻を屋外放飼場に運びます。

これが頑丈にできてて重いのです。皆さんしっかり持ってください!




なかには力を入れてないのもいるみたいですね。。。






この中に入ってもらいたいのですが、



当然1回ではうまくいきません。メガネさんたちがんばって!!




2回目で無事に入りました。





後はそーっと運んで車に乗せますね。




円山の軽トラより旭山さんの車のほうがりっぱですね。。。
中はこんな感じでした。


ちょっと頭が当たってますが大丈夫。

今度、旭山に会いに行くからね!元気でねバイバイ!!

ありがとうございます。

先日このブログでも報告いたしましたが、ダチョウのバロン(オス)が亡くなりました。


円山動物園のダチョウのオス=バロンということで、たくさんのファンの皆様から
お悔やみの声とお花をいただきましたのでここで報告させていただきます。


現在、熱帯動物館はキリンが出産したため一般のお客様は館内に入れないため
ご覧いただけませんが、いただいたお花はバロンの館内放飼場前に献花いたしました。
きっとバロンも喜んでいることと思います。










ブログ初投稿が担当動物の死亡報告になってしまいましたが、これからどんどん
熱帯館のおもしろ話や飼育員の裏話などを報告したいと思います。



                            新人飼育員 柏 渕

ダチョウバロン

すでにご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、平成23年6月16日。
熱帯動物館において長年の間、親しまれてきたダチョウのバロン(♂)が
右足のふ蹠骨の完全開放性複雑骨折を負い、予後不良と判断し、安楽死の
処置を選択させていただきました。






バロンは昭和55年4月5日に円山動物園に来園。
推定年齢31才。
近年ではドニー(♀)を亡くして以来、単独で飼育をしてまいりましたが、
去年ダチョウ牧場より雛4羽が来園し、活気ずいてきた中での、あまりに
突然な事故となってしまいました。

ドキドキ体験では「飛び出すダチョウのランチタイム」などを行い、
実際に採食する様などを間近に見ていただくなどして多くのお客様にダチョウの
生態や面白さを知っていただけるよう頑張ってもらいました。








若いころには柵を蹴り、曲げるなどしていたそうで今もその跡が残っています。
バロンを歴代担当した飼育員も多く、当時を振り返り語り合うなど数多くの
思い出を残してくれました。
奇しくもこの日はキリンの赤ちゃんが生まれるなどして新たな生命の誕生と
なりましたが、代わりに一つの生命が消えてしまう日ともなったわけです。
最後は現担当者に看取られながら静かに眠りにつきました。

長い間バロンを応援してくださった皆さん。
本当にありがとうございました。




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