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【野坂料理長ブログ】 新・アンチエイジングな暮らしと食卓 1
Posted by ルスツリゾート on 2014年5月26日(月) 13:46
皆様初めまして。
ルスツリゾートホテルの野坂でございます。
ようやく春らしい季節になって参りました。
これから毎月、暮らしに役立つ、アンチエイジングの情報をお届けしていきたいと思っております。
今回は、無農薬、有機栽培についてのお話です。
私の料理は、全ての食材の鮮度にこだわっています。
とりわけ野菜については、ルスツリゾート近郊の畑作農家を回り、有機栽培を基本とし、無農薬が無理であれば最低量の農薬の使用をお願いし、栽培してもらっています。
無農薬にこだわるのは、30年ほど前、静岡の自然農法を実践している農家とご縁があり、無農薬大豆使用の醤油や冬みかんを直接購入して使用していたことからです。
刺身醤油としてそのまま食べた時は、私を含め誰にも違いはわかりませんでした。
ところが、それまで使用していた醤油と味比べをしましたら、歴然と違いが解り納得させられました。
また、その農家から購入した冬みかんと市販されている冬みかんを煮沸殺菌したガラス瓶にそれぞれ入れ、密封して常温で置くテストをしました。
3週間ほどしたら、無農薬栽培のみかんはガラス瓶の底にきれいに透き通ったみかん汁がたまっており、みかんもつやがあり、輝く色の冬みかんそのままでした。
ところが市販の冬みかんのガラス瓶の中は真っ黒でカビ以外は何も見えない状態でした。
このように、農薬を多く使用した食物を食べていると、私たちの体の中もこのような状態になるのかと、考えさせられました。
3年ほど前に「アイスプラント」という野菜が珍重された時、地元の農家で作ってもらいました。
原産地はナイル川の川辺の塩分の強い土地で自生している野菜で、食べるとしょっぱい味ですが、面白いのと美味しかったので大量に使用しました。
ところが、次の年に同じように栽培してくれましたが、塩分が全く無く、とても美味しいとは言えませんでした。
一年前の収穫で、地中のミネラルが全て吸収されてしまったからです。
一般の農地にもミネラルの一部であるナトリウムがあるのだということがわかりました。
私は塩をまいて栽培したらどうかと、単純な意見を言ったことがあります。
その後、無知なる故の恥ずかしい意見であったと反省させられることになります。
カラダにいい食材を選択することもアンチエイジングには欠かせない要素の一つです。
今月のアンチエイジング料理 レシピ
ルスツ地場産各種根菜のドレッシング掛け
材料 4人分
人参 小半本、ビタミン大根 スライス4枚、紅芯大根 スライス4枚、白蕪 1個、黄人参 小半本、隠元 4本、お好みのドレッシング(今回はジュレタイプです)24cc、海洋深層水 450cc(塩水でも可)、水 150cc
作り方
1) 白蕪は櫛型に切って皮を剥き面取りする。
2) 人参と黄人参は、輪切りにして面取りする。
3) 隠元は半分に切っておく。
4) 鍋に海洋深層水と水道水を入れ沸騰させてカットした野菜を順次茹でて柔らかくなったら氷水に入れて冷やす。
5)4)が冷えたら水気を良くふき取り、器に盛り付けて上からお好みのドレシンッグを掛けて出来上がり。
*茹でる順番は気にしないでOK。
深層水は魔法の水です。
深層水を使用すると野菜のうまみが引き立ちます。塩分は野菜をゆでるごとに薄くなりますが、茹で上がりの野菜の色はどれも鮮やかです。
*海洋深層水が無ければ水道水1Lに対して天然海水塩25g入れて使用する。
自分を大切にするエイジングケアをしたい方におすすめ
▼『北海道カラダ休暇』のページ
http://rusutsu.co.jp/healing/karada
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、無農薬の野菜とお米についてお伝えいたします。
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