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2014年07月03日 の投稿一覧

【野坂料理長ブログ】 新・アンチエイジングな暮らしと食卓 3

皆様こんにちは。

ルスツリゾートホテルの野坂でございます。

フッター(野坂料理長)

 

今回は、【海と人間:極微量元素(ミネラル)の必要性】についてお話させていただきます。

ルスツリゾートの遊園地とスキー場には、宿泊と日帰りの修学旅行の学生さんたちが、年間10万人以上いらしています。

その中に様々なアレルギーを持つ生徒さんが一割近くおり、その1人1人の安全に気を配りながら料理を提供しています。

しかし、自分の学生時代の頃は、ただの1人もアレルギーの生徒はいませんでした。

食べるものを選ばなければならない境遇をかわいそうに思うと同時に、どうしてこんなことになっているのかと何時も疑問に思っていました。

そんな時、アンチエイジングの勉強の中で、原因の1つとして塩が考えられました。

現在の塩は精製されることによってミネラルが減少しているのではないかということです。

今から54年前ですが、イオン膜交換法を用いて、機械により極微量元素(ミネラル)を全て取り去った、非常に純度の高い精製塩が販売されました。

nas030-1(しお)

人間は陸上生活をしている現在においても、海の影響を受けていると言えます。

健康維持のためには、海水の中の極微量元素(ミネラル)全ての成分を必要としており、人間の体内にもこれら全ての元素が存在していて、体内のいろいろな調整機能を果たしています。

この極微量元素が欠乏すると体の調子が狂うほどです。

それを補っていたのが新鮮な野菜でした。

しかし、長いこと収穫第一主義で農薬や化学肥料を使い続けて来た日本の農地はすっかりミネラル成分が失われ、ミネラル不足の野菜だらけになってしまいました。

例を上げると、50年前に比べてほうれん草や大根の鉄分は1/3以下、人参は1/2以下になっていると言われています。

野菜

最近では有機栽培が声高く言われていますが、これは農地にミネラルを補給して地力を回復させようとする有効な方法です。

極微量元素を上手に摂取するには、海水の成分をそのまま濃縮して製造した天然海水塩を毎日何らかの形で体内に摂り入れることです。

海から生まれた人間の体に、海の水から採取したミネラルを補給するのが極めて生命の理に適った自然で無理の無い方法です。

P1010228(アスパラ)

7月のレシピ

海洋深層水で茹でたホワイトとグリーンアスパラガスの不思議な味

使用材料 4人分

 ホワイトアスパラガス 8本、グリーンアスパラガス 8本、海洋深層水600cc、水道水 200cc、フイレアンチョビ 4本、オリーブオイル 少々、赤・青ピーマン 各0.5

作り方

1)ホワイトとグリーンアスパラガスを掃除して深層水と水道水を鍋に入れて、沸騰
したらアスパラガスを入れて程よい硬さに茹でて冷水に入れて冷やす。

2)1)が冷えたら水気を良くふき取り、器に盛り付けて上にアンチョビの細切りと
赤・青ピーマンの細切りを飾ってからオリーブオイルを振りかけて完成。

*海洋深層水が無ければ水道水1Lに対して天然海水塩25gを混ぜて使用する。

*ホワイトアスパラガスのえぐみの無い不思議な味とグリーンアスパラガスの色と香りを味わってもらいたい。

心とカラダにトキメキを♪

【北海道カラダ休暇】

華やか和食!ヘルシーフレンチ!

選べる旬の美食プラン

http://rusutsu.co.jp/archives/6180

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

これからも、お付き合いください。

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