札幌100マイル

RSS アジアゾーンの動物たち

アジアゾーンの魅力を3人の飼育員がとことんお伝えします!

by asiazone

プロフィール

札幌市円山動物園

熱帯雨林館
<アジアの熱帯雨林に生息する哺乳類・鳥類・魚類を展示しています>
・マレーバク ・アジアアロワナ ・インドオオコウモリ
・コツメカワウソ ・ワウワウテナガザル ・カンムリシロムク
・クロザル ・シシオザル ・マレーグマ

高山館
<アジアの高い山の中に生息する動物を展示しています>
・レッサーパンダ ・ヒマラヤグマ

寒帯館
<アジアの高緯度の雪深いところに生息する動物を展示しています>
・ユキヒョウ ・アムールトラ


投稿したブログ数:108件

動物園講座パート4♡ 「コオロギ」

 本日は夜の動物園!

 市民の皆様でにぎわっております♡



 クロザルのガーネットは、寝床の三角コーナーで、16時ころから就寝中♡

 

 
 さて、動物園講座4始めたいと思います↓



 また、昆虫のお話しで、ちょっとテンション下がるかな?・・・

 
 アジアの迷客シリーズですが、こちらはエゾエンマコオロギです。

 夜にお家の周りや公園で、「リッーリッー♪」っと、聞いたことありますね!

 8~9月に発生します。




 右のコオロギはエサ用のフタホシコオロギ。

 違いは一目りょうぜん!

 色や大きさの違いで判断つきますね!!

 奄美諸島や先島諸島に分布。




 こちらは、前回お伝えしていた、コオロギのフンについて。




 アップにすると、




 見えますか?

 化学肥料のようなフンが!

 約150~200匹のコオロギが、2週間すると、こんなにフンをします。

 自然界では、草たちが少々葉をたべられますが、

        お返しにはフンの肥料がもらえる仕組み♡

 生物多様性ですね!





               「いつも楽しい心のふる里」
                ―札幌市円山動物園―


 夜の動物園では、チビーはお母さんとバックヤードに隠れていることが多いです。

  いつもは、三角コーナーで就寝なのですが、やはり警戒しています!
 
 

  


  眠る時でも、オッパイを咥えてます♡




   バックヤードのチビーを見て、つくづく思うことですが、

    「円山動物園って市民の皆様に支えられているな~」ということ。




     チビーが見えなくても、お客様はご理解しており、

      「チビーいないね。あー、たぶん夜は怖がってるんじゃない?、

        後ろに見える部屋で隠れてるんだ!、

             人がいっぱいだししょうがないね!!」

 
       


  
      などと、私がご説明しなくても、温かく見守ってくれています♡

               「私の街に誇れる動物園」、

           今後も持続ができればと思っています。



   

    

コメントをどうぞ

コメントを投稿するにはログインしてください。

pageTop