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セロとゴーシュとネコとタヌキと…

セロ弾きのゴーシュ、絶賛稽古中です。



この日は、大阪から飛んできた演出・高平和子さんをはじめ
チェリスト土田英順さん、ヴァイオリニスト熊谷勇大さんも参加
繰り返し、稽古が行われました。

人形劇セロ弾きのゴーシュは、人形たちが奏でる音楽を
舞台横で生演奏のサポートしていただく
とても贅沢な作品です。

過去4回の公演も、土田英順さんに弾いていただきましたが
今回は、原作で「ヴァイオリンも二色、風のように鳴っています」と描かれている
ヴァイオリンが、初めて入ることになりました。

熊谷さんは3年前以来、2度目になります。
最終日は、PMFに参加されるなど活躍中の小林佳奈さんが初めて参加。
音楽ファンも見逃せないステージになりそうです。



さあ、そのセロ弾きのゴーシュ

明日は、プレイベントとも言えそうなコンサートを行います。
http://www.do-ninkyou.or.jp/12charity.html

初演からのリアルゴーシュ・土田英順さんと
     
人形のゴーシュ  が
がっぷり組んでの演奏会。
これは15年間で初めての試みです。

 ~東日本大震災復興支援~
人形劇セロ弾きのゴーシュより
     語りと土田英順の調べ

日時:1月17日(火)19時~(18時半開場)
会場:札幌市こども人形劇場こぐま座(中央区中島公園1-1)

入場無料ですが、募金箱を設置しますのでご協力をお願いします。


このコンサートは
「30周年の冬の祭典だから、なにかやりたいね」
「英順さんと人形のコンサートなんて、いいんじゃない?」と
1年以上前から思いつきで相談していましたが
企画として形にすることができないでいました。

実現したのは
土田英順さんが、2011年3月11日以降
チャリティコンサートで全道各地で支援を呼びかけていることを知ったからです。

私たちも、片手遣いの人形  を
被災地に公演に入る全国の人形劇人に託して届けてもらっていました。
楽しみがあればあるほど、いまだ
それに対して罪悪感を覚える人も多いと思います。

でも…私たちができることって、なんだろ?

そんなことを考えながら
同じ想いを持っている英順さんとのコンサートをお願いしたのです。


宣伝のプレイベント、だとお叱りを受けるかもしれません。
でも、今回
東北・岩手の、そして農学校教師として自然現象や災害に向かい合っていた
宮沢賢治の作品を上演するということは、
関わっている私たちの中でも、いろいろなことを考えて

いま生きていること
いま宮沢賢治の分身ともいえるゴーシュを上演すること
人が生きている限り、きっと誰もが一度以上考える
生と死など含め


真摯に舞台を努めることへの
私たち自身への問いであることは、間違いないと思っています。


お時間が許しましたら
ぜひご来場くださいますよう、お願いします。

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