札幌100マイル

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アジアゾーンの魅力を3人の飼育員がとことんお伝えします!

by asiazone

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札幌市円山動物園

熱帯雨林館
<アジアの熱帯雨林に生息する哺乳類・鳥類・魚類を展示しています>
・マレーバク ・アジアアロワナ ・インドオオコウモリ
・コツメカワウソ ・ワウワウテナガザル ・カンムリシロムク
・クロザル ・シシオザル ・マレーグマ

高山館
<アジアの高い山の中に生息する動物を展示しています>
・レッサーパンダ ・ヒマラヤグマ

寒帯館
<アジアの高緯度の雪深いところに生息する動物を展示しています>
・ユキヒョウ ・アムールトラ


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動物園講座パート2♡ 「雨は冷たい?」

 8月から、すっきりしない天気が続いていますね・・・

 昨日、麦ワラを秋用に代えた、麦ワラです。




  
  さて、不定期ですが、動物園講座はじめます♡

  前回は蝶のお話し、覚えていますか?

  コキマダラセセリという、一見すると「ガ」と思うチョウでした。

  札幌では7月に発生する種でしたね!




  さてさて、今日はカサのお話しです↓



  雨でも動物は、カサさしません。

  当たり前ですね~。

  木陰に隠れながら、にわか雨をやりすごしています。





  よく見ると、シシオザルの毛は茅葺屋根になっています!

  まあまあ、水が下へとシタタル、シタタル♡

  適時には、体をブルブルするので、すっかり水分がふっ飛びます!!





 クロザルのガーネットには、

 雨用に小さいあずま小屋を作ってやりましたが、、、

 やはり、まったく入りません・・・。





 上部の角で雨宿り。

 背部には、闘争防止用のアクリル板があるので、

 雨宿りには最適な場所♡

 自前の茅葺があるので、あずま小屋には近づきもせず・・・

 ちょっと退屈のようで、ウトウト寝だしました♡♡





              「いつも楽しい心のふる里」
               ―札幌市円山動物園―

 

  シシオのチビーはお母さんのお腹で余裕の雨宿り♡

   一雨済んで、エサ場に降りてきたところです。




  動物のカサはそれぞれ違います。

   例えば、ヒツジ!
  
    毛穴から出る強力な油によって、毛は防水♡

     きっと水に入れば、プカプカ浮くんでしょうね!



   例えば、チンパやオラン!

     体毛は解りやすく言うと、アクリルでできた毛です。

      触るとギシギシしています。

       水を通しにくい毛なので、熱帯のスコールもへっちゃらということですね!
     


   
   例えば、クマ、レッサーパンダ、フラミンゴなどなど・・・

     ちょっと地味な雨の日ですが、

      動物たちのカサはどうなっているのか?

       観察してみて下さい♡

         でも、動物からすると、人間は何でカサ持っているのか?

           不思議に見られているのかも知れませんね。。



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