札幌100マイル

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アジアゾーンの魅力を3人の飼育員がとことんお伝えします!

by asiazone

プロフィール

札幌市円山動物園

熱帯雨林館
<アジアの熱帯雨林に生息する哺乳類・鳥類・魚類を展示しています>
・マレーバク ・アジアアロワナ ・インドオオコウモリ
・コツメカワウソ ・ワウワウテナガザル ・カンムリシロムク
・クロザル ・シシオザル ・マレーグマ

高山館
<アジアの高い山の中に生息する動物を展示しています>
・レッサーパンダ ・ヒマラヤグマ

寒帯館
<アジアの高緯度の雪深いところに生息する動物を展示しています>
・ユキヒョウ ・アムールトラ


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動物園講座パート3♡ 「イナゴ?」

 アジアゾーンのメッセージは、

         「生物多様性」と「種の保存」。


 日本人の住むアジア州には、色々な生き物が生息していること、

 その中には種の保存が必要なものがいること、

 しかし、生物が多様にいるということは、自然が豊かでもあることなど、

 あらためて感じてほしいと思っています。




 ワウワウテナガザル、絶滅危惧種、分布:ジャワ島西部、

     現状:生息地の断片化、狩猟などで減少中、推定300頭未満。


 種として、自然界の役目は様々。

    絶滅してしまえば、時が経つにつれて、

      その森のバランスが崩れてしまうことが多い・・・


 
 さて、講座パート3は「イナゴ?」↓


 実は札幌にいるのは、「イナゴモドキ」 でした♡  



 エサの青草にまぎれて来た迷客です。

 
 大きさはこれくらい。

 このサイズのバッタの中では、飛翔距離が長いです!そして早い!!




 バク裏の草原に放獣するとこんな感じ。

 つくづく、保護色って、本当によくできている!

 

 
             「いつも楽しい心のふる里」
              ―札幌市円山動物園―


 8~9月に発生して、イネ科の草を食べます。



 バッタやコオロギの飼育経験をした方は解ると思いますが、

        まあまあ、よく食べて、よくフンをします!



 自然界の役割は、草原に肥料をまく生き物ではと思っています。

  というのも、フンはすぐに乾燥するので、そのまま鉢植えなどに使えます。

   そして、効果は抜群!

    フンは一見すると、人間が作った化学肥料の形ですが、

      人が肥料を作ると、手間や費用など、時間がかかるもの・・・

 

  身近な草原にイナゴモドキがいたら、観察してみて下さい♡

    恐らくその草原は肥料でうるおった場所では!

     ジジジジジジ♪と鳴いたらオスのしるし♡

      近くにメスがいる時に鳴くようです♡♡





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