イケメンが配達するお花屋さん

Posted by 加賀美あきこ on 2014年12月15日(月) 12:19

ちょっとお花を頂く事が続いたので思い出したのですが、秘書の仕事で多いものの一つにお花の手配があります。

信頼できるお花屋さん、なかなか無いのですよね。ネットで調べて自分で足を運び、花を買い、店員さんとも話をし、じっくり選ばないと。センスだけではなく、花材の質の良さ、コストパフォーマンスの良さ、幅広い知識を持った店員さんがいるかどうか、そして何よりも信頼出来るかどうか。

私は運よくこれら全てが揃ったお花屋さんを見つける事が出来ました。おまけに配達は黒のスーツでビシッと決めたイケメンさんが配達してくれるのです。

お花を受け取る相手は、送り先の会社の秘書さんや受付の女性の方がほとんどなので、悪い気はしないはず。贈った直後に連絡が入り、「うちでも取引したいので、是非紹介して下さい！」という事も何度かありました。

ある時、斬新なロックバンドさんにお花を贈る機会があったので、贈る目的を告げ、「信頼しているのであとはお任せでお願いします」とお願いしました（この、お任せする、のも信頼していますよ、という意味なので、大事な事）

この日は、私が手で持って行く予定だった為、私のところに届けてもらうようお願いしていました。

約束の時間には、そのロックバンド一人一人のイメージカラー全ての色のお花を使った、斬新でセンスの良いデザインの花束を肩に乗せた、黒のスーツをビシッとキメたイケメンさんが私の前に現れたのです。

会社を辞めた今でもお願いしています。

お花の画像は毎日寒いので、暖かい気持ちになれるかと。

今週も皆さんが元気に過ごせますように。

加賀美

秘書になりたい方へ

Posted by 加賀美あきこ on 2014年11月14日(金) 18:09

秘書になりたいのですが、どうしたらなれますか？秘書経験もなければ、学歴もなく、秘書としての資質もない気がするので無理でしょうか？という質問をいただく事があります。

無理ではないと思います。私も、経験も学歴も秘書の資質もありませんでした。ただ、秘書をしていて、つくづく、やっていて良かったと思う習い事があります。

日本舞踊、茶道、華道、一つ前の記事にも書いた書道でした。

日本の伝統文化を学ぶのは、まず、お弟子さん同士の上下関係も厳しく、先生への季節のご挨拶や、お礼の渡し方すら難しいものでした。

また、お稽古の仕方にも大変意味があったように思います。予約制でもなく皆で一緒に一斉に習うのでもなく、行った順番に一人ずつお稽古をつけてもらうのです。

必然的に、前のお弟子さんのお稽古を見ながら待ちますから、自分の順番が来るまでに、既に違った角度から様々なことを学ぶ事が出来ます。

これらの学びは、秘書になるまでも、なってからも、色々な場面で私を助けてくれました。特に、秘書になってからは、私の場合、会社に秘書が私一人でしたしたから、分からない事を聞ける人が居ませんでした。

まずは、社外で秘書の友人を作り、色んな事を学べるようにしました。そして、秘書仲間でも分からない事があった時、ふと習い事のことを思い出したのです。

いくつかの似たような場面があった事を思い出しました。それで何とか対応出来たという事が何度もあったのです。

秘書に限らず、どうしてもやりたいことがあれば、自分にあった何らかの戦略を立てれば、機会はきっとあると思いますし、何とか乗り越えられるのではないでしょうか。

私の場合、秘書経験もなく資質もないのに秘書になり、16年も続けられたのは、、

私の努力というより、ボスの大胆な人事と我慢強さ、そして、日本の伝統文化を学ばせ続けた私の両親の努力にあったわけですが。

まだお仕事の方もいらっしゃるでしょうが、今週も一週間お疲れ様でした。

週末も元気に過ごせますように。

加賀美

秘書さんって美しい字を書く人が多いですよね。

Posted by 加賀美あきこ on 2014年11月6日(木) 22:02

私の周りの秘書さんは、皆さん、美しい字を書きます。

ある時、流れるような美しい字のお礼状を頂き、ハッとしました。取引先の秘書さんからでした。

時間をかけて丁寧に直筆で書かれること自体すでに素晴らしいのですが、やはり美しい字は気持ちがより伝わりますし、良い印象を与えます。記憶にも残るでしょう。

そうです。秘書として、大切な事を忘れていたような気がしてハッとしたのです。

私の字は、小さい頃から書道を習っていた為、普通には書けていましたが、苦手な文字が多く、文によっては格好がつかない仕上がりになっていたのです。

すぐに、字を習い始めました。

通信講座で、会社のお昼休みに毎日10分間だけ。コツを掴みはじめると、上手くかける字が少しずつ増え、書く事が楽しくなるんですね。

苦手な字を頑張ると同時に、得意な字も更に練習を重ね、どうしても上手く書けない字をフォローするようにしました。

2ヶ月位で、「字、上手くなったね～」とボスに言われました。褒められると伸びる子なんで、それからはグングン上達しました。

大人になってもやれば出来ものだと学んだ瞬間でもありました。

昨夜久しぶりに、お世話になった方へお礼のお手紙を書いたのですが、最初の字、手が震えてしまいました。やはり、続けることが一番大事なようです。

私の周りの美しい字を書く秘書さんも、きっと努力を続けているのでしょうね。

まだお仕事の方もいらっしゃるでしょうが、今日も一日お疲れ様でした。明日も皆さまが一日元気に過ごせますように。

加賀美