札幌100マイル

LIVEな本音話STORY

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サッポロシティ・ジャズ

「サッポロ・シティ・ジャズ」

サッポロ・シティ・ジャズの主催者である札幌市のWebによると
「札幌がジャズの街になる」をコンセプトに、2007(平成19)年に始まった国内最大規模のジャズフェスティバル。と書いてあります。
始まる前年、2006年冬にある宴席にて、来年から始まるジャズ・フェスティバルについての話題をしたのをはっきりと覚えてます。
宴席には、札幌では有名なIT企業の社長さんたちが集まっていて、わりと札幌市の仕事や啓蒙活動などで活躍してる方々ばかりの酒席でした。ジャズが好きなM社長「シティ・ジャズって一体、誰が仕掛けてるんだろう」概ねこんな話でした。IT系企業は仕事柄、経済局マターにはよく通じているが、芸術関係は疎い。
当時、私はまだサラリーマンで、40歳そこそこの本物の若造でしたが、なぜか毎夜のように経営者の皆さんと飲む機会が多かったのです。
そんな中で始まった「シティ・ジャズ」も今年7年目を迎えたわけですが、最初の頃、この話題になると「あれはジャズ・フェスとは呼べないだろう」などと、好き勝手にみんなで酒場議論なんぞをしておりました。
何せ、ジャズ好きからすると中途半端なブッキングにしか見えなかったのですから。

N1
「桃栗3年、柿8年」
事業は、3年で立ち上げ、8年で果実を得るということを常に心がけております。
その証拠に、消費税はじめとした税制優遇、ベンチャー育成制度等、3年を目処とした支援策が実施されていることは言うまでもありません。
これは何も事業に限ったことではないのですが、大きなイベント事業の評価を見る際の基本だと思っております。会社の予算、組織、人事などにも通じますね。
さて話を戻して、この一大事業はまだ柿の実をつける8年前です。1年ありますが発展途上です。
言うまでもなく文化とは、一朝一夕で構築できるものでもなく、老舗と呼ばれるには100年かかる(三平ラーメン店主のお言葉)ということから、まだまだこれから熟成していくことでしょう。いや、是非続けて欲しいと思います。
この7年だけを振り返って見ても、ずいぶん成長、発展したように思います。特にこの3年は飛躍したように映ります。いろいろ要因はあるでしょうが、特に目をみはるのは、有望な若手のジャズミュージシャンが同時に育って出てきた、という成果をまず上げたいと思います。
これは大きい、実に大きい成果です。
「シティ・ジャズに反対してるのは意外と同業者だよ」こんな話を最初に聞いたのは、LIVE Surrを立ち上げる前です。実は僕も当初から、地元(特に音楽業界)に還元しない催しに意味があるのかと思っておりました。IT企業にとっては、全く縁遠い自治体事業でもあったわけで、憤って見ていた時期がありました。しかし3年ぐらい前に気がついたわけです。
これは、人を育てるインフラ事業なんだと。
3,4年前か、今では毎日引っ張りだこのピアニスト・工藤拓人くんがコンペに出て優勝したときのショックは今でも忘れません。「札幌に若きケニー・カークランドが登場したのか」これが第一印象です。
そして続々と有力な地元アーティスト、若いミュージシャンが出演してきたのです。

2012-07-27 19.00.16
LIVE Surr立ち上げた際から、お金を掛けられず、広告を殆どしていないため、集客力の全くない店であります。
「田中さんはこの店を一体どうするつもりなんですか」ライブハウス開始3ヵ月にして、Bar常連のある方から叱られました、しかもお手紙で(笑) この方は経営者でもなく、マネージ経験もない一般の人ですから、赤字3ヵ月が長く感じたのは無理もない話です。
「桃栗3年、柿8年」
この10月で2周年を迎えますが、今年の10月記念イベントではあえて「2周年記念」とは謳わないことにしております。
僕自身も長らく「インフラ(インターネット)」の仕事経験を通じて、いつも思っていたことがあります。
「急がばまわれ」
焦らず、できることの最大努力をもって邁進していこうと思っております。

「好きですサッポロ」

昨夜(10.12)のライブは超満員の中、大変盛り上がりました。

1012
開場が5分押しのため、入場列が地下から1F外まで、寒い中お待たさせてしまい

申し訳ありませんでした。また、開始も15分押しになってしまいました。
これは必ず改善します。そしてギューギュー詰め、狭くてすみませんでした。

N2

 

ライブはさすがに素晴らしい内容でした。とにかくかっちょええ〜!!
管2発とメロウなキーボードでソウルバラードの歌はしびれますね。

N3
演奏終了後、なぜ「好きですサッポロ」なのかをshinさんが話してるのを聞いたの

ですが、東京から来てる札幌に縁あるミュージシャンと地元ミュージシャンとの共演

の場としてのプロジェクトという話。

全く同感、というかそもそもLIVE Surrはそれが目的だったのです。札幌に縁なくても

もっと交流ライブを見てみたいコラボセッションを沢山企画したいから、なんです。

「好きですサッポロ」Vol.3でした。まだまだ続けてくださいね!!

N1

川村大太 /Vo 齋藤郷 /Sax 阿部”マッケイ”徹 /Tp 佐田慎介 /Guitar
shin /Key 田中大也 /Bs 佐々木”Kazoo”和徳 /Drums

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